ぷちたま日和

ぷちたまといっしょに過ごす日々。子育て修行中の一コマ。ひとこと日記も。

つながる命

2006-03-13 | ここたまのこと
生まれてきてからあるときまで
世界の中心は私でした。
相手を思いやり、気を使いしてきたつもりでしたが
ふと思い返せば
最後には「自分」がかわいいんだなと思うことがしばしば。

ところがぷちたまが現れたとき
ここたまは心のそこからこう思いました。
「ああ、私の人生は終わった」と

これはぷちたまに時間をとられて
自分が身動きとれなくなる事を悲観したわけではありません。

次の世代を、歴史を作ることができたという達成感のような。
もし万が一私がここで消えたとしても
私の命のかけらがぷちたまへとつながったんだという
安心感のような。
だから世界の中心がぷちたまに変わっても
何の文句もないわと思ったのでした。

ぷちたまが少しずつ大きくなり
服がどんどんちいさくなり
最初に着た服をとっておきたくなったり
ぐるぐるらくがきしたものを残しておきたくなったり

ここたまの親がそうやってくれたことは
とても疎ましく思ったのですが
今になって分かるようになりました。

新しい世代が作られてゆく足跡を残してゆきたいんだなと。


この服はちびねこだったここたまが着ていたものです。
ここたまの母がとっていてくれました。
ぷちたまがちびねこになったとき
ぷちにも着せました。

着たぷちの姿をみて
ここたま母の想いを改めてありがたく思いました。
そしてぷちたまの事も
母がしてくれたように大切にしなくてはと思ったのでした。


最近自己主張がでてきたぷちたまのことを
がみがみ怒ってしまうここたまに
ちょっと反省してもらおうという趣向のお話でした。


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