二日目はいいお天気になりました。
待ちに待った、神話の聖地・高千穂へまた2時間走ります。
着いたのは、天岩戸神社。
天照大御神がお隠れになられた洞窟・天岩戸をご神体とする西本宮です。
木の鳥居をくぐっていくと、
石の鳥居。
その奥に拝殿。
普通は拝殿の奥に本殿がありますが、
ここは拝殿の奥の天岩戸が御神体になっているので、本殿はないそうです。
天岩戸遙拝所へは、神職の方が案内してくださいます。(撮影禁止)
天岩戸は日本神話(古事記・日本書紀)にかかれている伝説の地。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、
弟の須佐之男命(すさのおのみこと)の振る舞いがあまりにもひどかったため、
怒って洞窟にお隠れになったという伝説です。
なるほど、ここがその地か!!
そんな雰囲気が感じられる神秘的な所でした。
境内にあるご神木のオガタマノキ(招霊の木)。モクレンの仲間です。
これから行く、天安河原(あまのやすかわら)の遙拝所。
神楽殿には、彫り物(えりもの)と呼ばれる、干支や陰陽などが描かれた切り絵が飾られています。
この下で、神楽が舞われるそうです。
天安河原に向かいます。
天安河原は、天照大御神が天岩戸にお隠れになり天地暗黒となった際、
八百万(やおよろず)の神が集まりご相談されたと伝わる、河原と大洞窟です。
歩いて歩いて、太鼓橋を渡って、まだまだ歩いて・・・
この一帯が天安河原です。
石積みをして願い事をすると願いが叶うという謂れがあり、
訪れる人々の手によって石が積まれるようになったそうです。
強いパワーを浴びて、戻ってきました。
御朱印を頂いて。
木の鳥居のそばに、手力男命(たぢからおのみこと)の像がありました。
天照大御神を岩戸から引っ張り出した神様です。
結界、つまり聖域と俗域を分ける境目に掛けるしめ縄が不思議な形です。
これは、大切なしめ縄が切れないように、
7・5・3という割り切れない数になっているそうです。
昼食を済ませて、この旅最後の高千穂峡へ。
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