
2013年暮れ。『プレッツェル』チームの打ち合わせ。
くすのき燕氏による台本を見ながら、演出プランや、必要な作り物の大まかな内容について確認。
ところで、
どうながのダックスフント「プレッツェル」は、「グレタ」というダックスフントのことが大好きでなんですが、
グレタは「どうながは嫌いなの」と言い、プレッツェルにはなびきません。
犬のコンクールでプレッツェルが優勝しても、グレタはプレッツェルのことを好きになりません。
グレタは、どんな人物だろうか。
“イヤな女”にはしたくないよね。
出てきたとたんに観客がうふふと笑って幸せになるようなグレタであってほしい。
そんな話が、打ち合わせ中に出てきました。
原作の絵本「プレッツェル」では、「結婚」というシンプルなキーワードでプレッツェルとグレタの関係が
語られています。
絵本ではひとこと。人形劇でもたぶん一瞬。
企画提案者の坂上は、何やら両手をもこもこと動かしている。
「・・・・・・だよ、ねえ?」
「えっ?? あ、聞いてませんでした。人形の形のイメージで頭が一杯になって」
今回の打ち合わせで、暫定的な配役も決めました。
人形の試作も作って、1月に入ったら、実際に動いてみる稽古が始まります。
(制作/星)
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