まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

大須をうろつく。 その3

2018-03-14 23:52:08 | ディテール
大須の続き。

芸術的な美しさのトタン壁にでくわした!


うわぁ~、この錆びトタンはわざと市松状に貼られたのか、それとも偶然の賜物なのか。。。
このさりげなさ、何というGOODなセンス!!なかなかこんな風にはできないよ。




こちらもまた路地の元スナック。ひし形の窓が7つ、こちらはガラスもはまっている。面白い意匠だなぁ~


コンクリート壁に小さな窓を抜くのがはやったんだろうか?(笑)


ここの服屋さんはごくフツーなのに1階の壁がタイルだらけ。


古いものはほとんどなさそうだが、種類の多さは半端でない。いったいどこからこれだけの種類をあつめて
きたのだろうか!?


こうやって貼るために各メーカーからサンプルを取り寄せたのか、個人のコレクションを大放出したのか・・・
ちょっと異色のタイル物件である(笑)


付近は市場みたいににぎわって普段の買い物をする人々もたくさん。観光地であるだけでなく地元の人の
買い物スポットでもあるのだ。


もやもや縦じまタイル。


あぁ、まだ大須エリアの2/3しか歩いていないが、もうレンタカー屋に行かなければ。。。
車で訪問したい郊外スポットもあるので、、、上前津駅へ急ぎ、地下鉄で高岳へ向かう。なぜ高岳かって??
そこに安いレンタカーがあったから(笑)


さて、車を借りてGO!名古屋市公会堂へやってきたら、あらら・・・当分改修中かいな!
通り過ぎながら、その向かいの名大医学部附属病院の柵と門に目が留まる。ちょ、ちょっと・・・ストップ。


おぉ、これは・・・横溝スクラッチタイルじゃないか。しかもかなりワイルドなスクラッチだな!いいねぇ~
しかし、何、この昆虫みたいなテラコッタは(苦笑)。門柱の方はまた違ったテラコッタが使われている。
敷地内には今は白っぽい新しい建物が建っているが、建て替えられる前は、門と同じようにスクラッチタイルに
覆われた建物があったのだろうか。


すごい坂道をくねくねと上った丘の上に建つ、名古屋地方気象台にやって来た。
これが本庁舎で、今も現役の施設のようだ。1922(大正11)年築。


入口の庇まわりのデザインがカワイイ。


裏に回ると広々した広場があった。ひとりでちょっと走ってみた(笑)
覚王山の東山給水塔もよく見えた。


気象台に来る途中でちらっと見えた愛知学院大学にも立ち寄ろう。


古めかしく重厚なデザインだが1928(昭和3)年とか。さっきの気象台よりも新しいとは!
旧制愛知中学本館として建てられ、現在は愛知学院大学楠元校舎1号館。ツタのつるに覆われているが
全面スクラッチタイル貼りだ。とても大きな建物だなぁ!


そう言えば11月の愛知登文会の建物公開のときにもラインナップされていたな。今回うまく見れてよかった。

今日は多治見泊。あぁ着くまでに日が暮れてしまいそう~~。定光寺にも寄りたかったのだが全く無理だな(汗)

続く

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大須をうろつく。 その2 | トップ | 多治見の夜歩き »

コメントを投稿

ディテール」カテゴリの最新記事