近代的なもの、古風なもの、カントリー風なもの・・・・・・
家という大きい視点から見ても、
キッチン・バスルーム・ベッドルーム・玄関などひとつひとつの間取りを取ってみても
古くから使われてきたもの、それがHRヒータ。
HRヒータは、その昔は、鋳物でごつごつしていて、
主として蒸気(?)が用いられていた。
日本のアパートメントなどには絶対に入っていない代物だが、中国には入っているんです
最近の中国では近代的なマンションが乱立していると思いますが、ほんの10年前には
セントラルヒーティングのように、スチーム式の輻射式暖房が用いられていました。
もちろん、壊れれば、シャワーもお湯も暖房も使えないという状況に…
日本では、北欧ハウスや純和風、カントリー系など施主の
ライフスタイル(主として好み?)に合わせた住宅が建てられています。
欧州や米国のアパートメントは、何十年も住み継がれて来ているのに対して、
日本の建築物ではそのように何十年も何百年も住み継がれているものは
稀少ではないでしょうか。
近代的な家。
それは住み手が、自分の理想を築き上げ作り上げて行くものなのかも知れませんね。
phot by Kiyoshige