防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

3歳男児、通りがかりの男に首を切り付けられる…札幌

2007年11月09日 | 子供の防犯


3歳男児、通りがかりの男に首を切り付けられる…札幌


 9日午後5時15分ごろ、札幌市南区真駒内曙町1
の集合住宅「あけぼの団地」の駐車場で、3歳の男児
が「男に刃物のようなもので首を切られた」と110
番通報があった。

 北海道警によると、男児は病院に搬送されたが、命
に別条はないという。切りつけた男は現場から走って
逃走したとみられ、道警では、殺人未遂事件として緊
急配備を敷き、男の行方を追っている。

 道警の調べによると、男児は母親と帰宅する途中、
母親が目を離したすきに通りすがりの男に切りつけら
れたという。男児は「サラリーマンのようで、かばん
を持っていた」「物陰から出てきた」などと話してお
り、母親は、「泣き声がしたので振り返ると首から血
を流していた」と話しているという。

ヤフーニュース

あけぼの団地(団地百景)

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北海道の団地の駐車場で3歳の男児を刃物で切りつける
事件が発生しました。

事件が起こったあげぼの団地は「団地百選」にも選ばれた
団地です。ただ、写真を見る限りでは各駐車場の近くにも
駐輪場のような建物があったり、樹木があったり、駐車中
の車が多くあったりと「入りやすくて見えづらい」周囲か
ら死角になるポイントが多いように感じられました。

また、団地群を分断するように走る道路も犯罪者の犯行後
の逃走を容易にしています。恐らく今回の犯行も死角になる
エリアからの「待ち伏せ」による犯行でしょう。

特に小さなお子さんを持つ親御さんの場合、外出時は特に
注意が必要です。基本的にはお子さんと手をつないで離さ
ないようにした方が安全です。手をつなぐ場合も手のひらを
握るよりも、お子さんの手首を握った方が子どもを緊急時に
コントロールする場合には容易です。どうしても手を握るの
をお子さんが嫌がる場合のお子さんの位置は常に親の前方
の視界の内に入れておくべきです。距離にしたら1mから1.5
m以内が理想的です。肝心なのは緊急時に自分がお子さんを
カバーできる範囲です。

私などは一番下の子どもと外出した際には、自販機でジュース
を買う場合なども、子どもの急な駆け出しなどを警戒して、
子どもを自分の足の間に挟んだりします。(当然、きちんと
子どもには了解を取ってからです)このような方法を取れば
犯罪者側から見ても簡単には襲えません。当然、ターゲット
にもされにくくなります。

被害に遭った幼児のお母さんを責める訳ではないですが、今回
の事件の場合、お母さんは自分の子どもを自分の背後において
しまっています。このような状況を作ることは、本人にその
意思がなくても犯罪者に協力しているようなものです。

このような未然の心がけ1つで、犯罪被害に遭う可能性をかなり
低減させる事ができます。

皆様も是非お試し下さい。

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