催涙スプレー漏れる、7園児軽傷…東京・八王子
19日午前11時10分ごろ、東京都八王子市八木町の私立光明第一
保育園から、「誤って催涙スプレーが漏れ、園児がのどの痛みを訴えて
いる」と八王子消防署に通報があった。
のどの痛みなどで園児7人が病院に搬送されたが、いずれも軽傷。
八王子署によると、催涙スプレーは防犯用で、肩掛けの救急セットの
外側に装着するタイプ。4歳児クラスの園児ら約20人が隣接する公園
に散歩に行くため、救急セットを保育士が持ち、園児を屋内で整列させ
ていた際、何らかの原因でスプレーが漏れたらしい。
ヤフーニュース
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この事故は、詳細が不明なのでスプレー自体の欠陥か人為的な取り扱
いのミスが原因かは現段階では分かりません。しかし、催涙スプレー
は護身用具でありますが凶器にもなりえます。
私も昨日この事故を知り、今朝、既に催涙スプレーを設置されている
保育園に催涙スプレーの保管管理に関する文書を送らせて頂きました。
私が防犯教室を開催したところでは、実際のスプレーを噴射したり、
スプレーの保管管理や誤噴射時の対応方法なども説明してありますので
、同様の事故の発生の危険性は少ないとは思いますが、もう一度、皆さん
に注意を喚起する事で同種の事故の発生の危険性を更に低減させる事は
可能だと思います。
特に子供が催涙スプレーの液剤に触れた場合は、きちんと対応しないと
被害が拡大してしまいます。このような場合の対応方法を先生は熟知する
必要があります。私も訓練などで何十回も様々な種類の催涙スプレーを浴
びていますが、冷静に対応すれば特に何も問題はありません。
主な流れは以下のようになります。
①先生による児童のパニック防止指示
②被害児童の隔離(水場への移動)
③被害児童の移動・搬送方法(1名以上、複数の場合)
④流水での洗い流しの方法
⑤通常の状態への回復
催涙スプレーを浴びた際に一番きついのは、やはり「鼻の奥と眼の中と口腔内」
です。粘膜質にかかると炎症を起こす危険性がありますし、流水で流しづらい
ので苦しみが持続します(笑)。私が最初に催涙スプレーを浴びたのは7年前で
屋内で噴射したため、私のみならず、妻も当時1歳の子供も被害に遭いました。
今では良い思い出です(ウソ)。
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この記事だけではわかりませんが、起こってしまった!という感想です。
催涙スプレーは、必ず横に回してから押すとか、ふたを押し上げて押すなど2つの動作が必要になっていますが、ふたを押し上げて押すというタイプの場合、所持の仕方によって、噴射してしまうことはありえます。このタイプの場合は独立したポケットに収納するなどの工夫も必要ですね。
私も、数回浴びたことがありますが、洗い流せば痛みは取れるので、正しい対応をすれば問題はありませんが、とにかく痛いですね。咳き込みますし、、。
眼科に行くよりいち早く何度も洗い流すことが大切です。
手に大量に浴びた時、あわててお湯で洗ったら毛穴が開いて、中に入り込んでしまい余計に痛くなりました。水で洗わないといけませんね。
しかし、KEN様のお嬢さんが1歳の時にかかったとは、大変でしたね。
いつもコメント頂き、ありがとうございます。
恐らく今回のスプレーは「蓋を押し上げて押す
タイプ」かも知れませんね。これなら何も知ら
ない子供でも噴射させられる可能性大です。
保育園での噴射訓練でも、液剤が付着した体の
部位は、基本的に流水にしか触れさせないのが
基本ですね。
水道の蛇口をひねるのも他の先生にやってもら
います。このような訓練を通して薬剤被害の拡
大を防げるようにしています。
お湯で流す場合には設定温度をかなり下げてぬ
るま湯程度にしたら大丈夫ですよ。冬場の訓練
で水をかぶるのも大変ですし・・・・。
初めてスプレーを顔面に浴びた時は本当に大変
でした。赤ちゃんを抱いた妻に噴射を依頼した
のですが、私が「もう止めてくれ」といっても
妻が噴射を止めてくれずに眼や口の中に嫌とい
うほど入りました。
もしかしたら、妻から日頃の仕返しをされたの
かも・・なんてちょっとだけ思いました(笑)