防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

不審者:刃物持ち女児狙う 北茨城で連続発生、市教委など警戒呼び掛け /茨城

2006年07月20日 | 子供の防犯

女児逃走成功!刃物持ち女児狙う 北茨城で連続発生、市教委など警戒呼び掛け /茨城


 北茨城市内で6月下旬~今月上旬にかけ、刃物を持った不審な男が
女児を狙う事件が連続発生していることがわかった。事件は同じ場所
で同時刻に起こっており、男の特徴も似ている。高萩署は同一人物の
可能性もあるとみて暴行容疑などで捜査し、市教委も警戒を強めている。

 市教委などによると、1件目は6月23日午後4時20分ごろ発生。
北茨城市平潟町の市道で、下校途中の小学生女児が後ろから不審な男に
肩をたたかれた。男は女児の前方に回りこんだが、男のポケットから刃
物のようなものが見えたため、女児が防犯ブザーを鳴らすと、男はその
まま逃げた。

 2件目は今月5日午後4時25分ごろ発生。ほぼ同じ場所で小学生女
児2人が不審な男に背後から傘をたたき落とされた。1人が防犯ブザー
を鳴らしたが、男がポケットから刃物と先端がとがった木の棒を持ち出
したため、女児2人は走って逃げた。いずれもけがはなかった。

 男はいずれも中年で、黒のジャンパー、サングラス、黒の野球帽を着
用していたという。同市では5月下旬~6月上旬にも、県立高校生が不
審な男に首を絞められる暴行事件が3件発生しており、教職員や防犯ボ
ランティア、保護者が通学路の巡回をしているほか、児童への防犯指導
を強化している。

ヤフーニュース

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今回の事件でも女児たちは無事に逃走に成功しています。
女児たちも不審者の刃物などの凶器を素早く発見し、逃走できています。
この点は評価できると思います。

1件目では、女児が防犯ブザーを適切なタイミングで鳴動でき、不審者も
逃げ出しました。
しかし、2件目では不審者が1件目の時から学習していたのか、女児が
防犯ブザーを鳴動させても逃走しませんでした。きっと女児が鳴動させた
防犯ブザーの音に対する現場周辺の住民の反応も不審者にチェックされた
のでしょう。

今回も防犯ブザー自体が「犯行の未然防止」にはなりませんでした。
単純にブザーを携帯しているだけでは困難でしょう。
やはり、直ぐに防犯ブザーを使用できる位置に取り付ける事と不審者と距離
があるうちに児童がいち早く不審者を発見し、防犯ブザーに手をかけながら
逃走する事なども子供たちは学ぶ必要があると思います。

不審者との距離が接近してからできる事は限られてしまいます。
不審者との距離があるうちに早期に不審者を発見し、逃走する事があくまでも
「子供の防犯」の基本です。

同一犯の犯行を現段階でストップさせるには、地元警察や行政、学校、地域に
よる見守りやパトロール「監視の目」の強化が効果的です。

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