防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

兵庫の女児殺害 10分間の空白に犯行

2007年10月18日 | 子供の防犯


兵庫の女児殺害 10分間の空白に犯行


兵庫県加古川市別府(べふ)町新野辺(しのべ)の市立別府小2年、
鵜瀬(うのせ)柚希(ゆずき)ちゃん(7)が帰宅直後に自宅前で
刺殺された事件で、柚希ちゃんが被害に遭う10分前までは、自宅
周辺に複数の作業員らがいたことが17日、わかった。県警加古川
署捜査本部は、作業員らが姿を消し、付近が無人になったすきを狙
って犯行に及んだ可能性もあるとみて調べている。

 また、柚希ちゃんの遺体にあった2カ所の傷の長さが約2センチ
で、凶器は小型ナイフのような細身の刃物だった可能性が高いこと
も判明。傷は心臓に達するほど深く、捜査本部は犯人に強い殺意が
あったとみている。

 調べなどでは、柚希ちゃんの自宅から西約60メートルの道路脇
の側溝では、犯行のあった16日、同市内の土木会社の作業員約5
人が補修工事を行っていた。この日は、作業終了後に打ち合わせを
して午後5時45分前後に解散したという。また、柚希ちゃんの自
宅東隣の畑では、近所の男性が午後5時50分ごろまで作業をして
いた。

 柚希ちゃんが友達と遊んだ後、帰宅したのは午後6時ごろ。現場
付近の住民らによると、柚希ちゃんの自宅周辺は街灯が少ないため、
この時期は午後6時ごろになると暗くなり、人通りも極端に少なく
なるという。しかし、この日は犯行時前後には複数の不審者が目撃
されており、捜査本部は洗い出しを急いでいる。

 一方、捜査本部は17日、柚希ちゃんの遺体を司法解剖し、心臓
付近とへそのやや左側の計2カ所に刺し傷を確認。いずれも正面か
ら強い力で刺されたものとみられ、心臓や腸に達していた。死因は
心臓付近を刺されたことによる失血死だった。

事件ニュース:イザ!

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兵庫県で女児の殺害事件が起きました。鵜瀬柚希ちゃんの
ご冥福を心からお祈り申し上げます。

今回の事件では柚希ちゃんが「待ち伏せ」か「尾行」をされて
襲われた可能性が高いという記事もありましたが、私も同意見
です。

では、どのようにして「待ち伏せ」や「尾行」を防げば良いので
しょうか?答えは簡単です。待ち伏せや尾行をされないように
「自分の周囲を警戒する方法」を子どもたちに教えることです。

具体的な方法は色々とあります。子どもにとって一番理解しやす
いのは、自分の自宅を中心にした実際の通りで「どこが危険で
どのような危険が想定されるのか?また、それを防ぐにはどうす
れば良いのか?」を直接教えてあげることだと思います。

残念ながら、実際には犯罪者が犯行を行う場所は「入りやすくて
見えにくい場所」だけではありません。そのことを理解していても
子どもが犯罪被害に遭うことを完全に防ぐことは不可能です。

犯罪者(不審者)は、犯行を行う前に様々な前兆サインを被害者側に
送ってきます。それらを未然に発見することができれば、犯罪被害に
遭う危険性を低下させる事が可能です。

以前も取り上げましたが、私の知り合いの女児は中学生風の二人の
男性に尾行され、襲撃される前に上手く「逃走」することに成功して
います。ある女子高生は盗撮犯を未然に発見して、容疑者は警察に
逮捕されました。

これらの事にも実は前兆サインがありました、子どもたちの犯罪の
難を逃れた体験には、実は我々大人が学ぶべき子どもなりの知恵が
あります。

子どもは決して弱い存在ではありません。

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