防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

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駅員、自動体外式除細動器で迅速手当て 「心肺停止」男性救う

2006年03月17日 | 子供の防犯
駅員、自動体外式除細動器で迅速手当て 「心肺停止」男性救う


大江戸線駅内「訓練の成果出た」
 駅で尊い命が救われた。東京都新宿区の都営大江戸線の都庁前駅内
で十六日、自動体外式除細動器(AED)を使った駅員の迅速な手当て
で、心肺停止だった都内の男性(65)が一命を取り留めた。AEDは
心臓に電気ショックを与え、心機能を回復させる機器だが、対応が遅れ
ると救命率が下がる。一般人のAEDによる救命は都内では初めてといい、
時間との勝負に、駅員たちは「訓練の成果が出た」と話している。

 男性が駅のエレベーター付近で倒れたのは十六日午後一時二十五分ごろ。
都交通局都庁前駅務管理所の堀口定和副所長(57)ら駅員四人は男性に
心臓マッサージを繰り返しながら、一月に駅に設置したばかりのAEDを
使うことを決断した。

 心停止後の救命率は一分ごとに7-10%ずつ下がる。既に二、三分が
経過していた。堀口副所長らは、使用法の講習を思い出しつつ、電気パッ
トを男性の胸に当て電気ショックを与えた。再び心臓マッサージを続ける
と、男性は「ブォー」と大きく息を吹き返した。男性は病院に運ばれ、現
在のところ命に別条はないという。心配そうに見守っていた男性の妻は、
「(倒れたのが)駅でよかった」と話した。

 AEDは一般使用が認められた後、教育機関や駅など全国の公共施設に
設置されつつある。昨年六月には愛知万博で、医学生四人が心肺停止の男
性を救命した例がある。
     ◇
【用語解説】自動体外式除細動器(AED)
 心臓の心室が不規則にけいれんし、血液を送り出せなくなる「心室細動」
が起きた場合、電気ショックを与え、心臓のリズムを正常に戻す機器。使
用は医療従事者に限定されていたが、救急車の到着まで時間がかかるため、
平成16年夏から一般使用が解禁された。
(産経新聞) - 3月17日2時46分更新

ヤフーニュース

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最近はこのAEDの設置が空港や公共施設などを中心に急速に進んでいます。
私もよくAEDを目にする機会が多くなっています。
今後、この出来事をきっかけに設置が加速化してゆくと思われます。
更なる救命率の向上も期待出来ます。

私も一般使用が解禁される前の平成16年3月に海外のプログラムのAED講習
を東京で受講しました。この救命講習は本当に役立ちます。
実体験からお話させて頂きますと、娘が浴槽に落ちて溺れた時や怪我をした時の
処置、また父親がクモ膜下出血なった際も「あわや」というところで一命を救う
事ができました。このような知識や技術が無料で受講出来る訳ですから本当に
受けないともったいないと思います。

特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では是非受講頂ければと思います。
乳児、幼児の心肺蘇生法や窒息時の処置など本当に役に立つ事ばかりです。

今回は直接的な防犯とは異なる内容でしたが、広い意味で子ども達を守るという
意味で書き込みさせて頂きました。


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