今日は数ヶ月振りに日本ガーディアンエンジェルスのHPを
拝見しました。すると広島・栃木の女児殺害事件の影響を受
けてでしょうが、「総力をあげて子供を守りぬけ!」という
テーマで「安全セミナー」の一部が掲載されていました。
日本ガーディアンエンジェルスHP
総力をあげて子供もを守りぬけ!「安全セミナー」の一部 .pdfファイル
この内容を読ませて頂いたのですが、本当にびっくりしました。
内容が具体的で解りやすいというのもあるのですが、私たちの
グループの現在のセルフディフェンスセミナーのカリキュラムと
共通する部分が非常に多かったからです。
以下、上記ファイルからの抜粋です。
危険を察知する力をつける
目と耳の力を鍛えること
●まちや人に関心を持ち観察する
●普段と違う様子に敏感になる
例)見たことがない人や車、新しい建物、人が集まっているなど
●音や声に敏感になる
●普段と違う様子に気づいたら近づかない
●気づいたことはすぐに大人に伝える
間合いをとる(距離をあける)
●親しくない人とは、必ず腕の長さ以上離れる
●普段と違う様子には近づきすぎないこと
例)見たことがない人や車、エンジンがかけっぱなしの車
●危ない場所や一人になる場所に行かない
例)工事現場、ビルの屋上、人のいない公園、河川や山林など
例)エレベータで知らない人と二人きりになった場合は時間をずらす
社会のルールを守る
●交通ルールはもちろんのこと、社会の基本的ルールを教える
伝達能力を高める
●事実を正確に伝える練習をする
●大声を上げて特定した人にジェスチャーをまじえて伝える
自分が今どうなっているか、どうしてほしいか、あなたに助けてほしい!
例)助けて~! 赤い服をきたおばさん。この人はお父さんじゃない!
連れていかれそうです。すぐに110番してください!
●防犯ベルなど防犯グッズをいつでも使えるように準備しておく
例)一人でいる時は、防犯ベルをいつも片手に持ち気をつけていることをアピール
すぐにその場を離れる、逃げる行動ができる
●大声をあげながら走る
●逃げるための護身術
例)つかまれた手を抜く、はがい絞めから逃れる技など
●相手の言いなりにならない
例)静かにしろ→静かにしないで逃げる
例)言うことを聞け→言うことを聞かないで逃げる
●子どもは大人の力にはかなわないので、逃げるが一番!と教える
※噛み付く、蹴るは効果があるときないときがあり、
相手を逆上させる危険性があるので注意
万が一、車に連れ込まれたなど逃げられない状態になった場合には
あああの法則を思い出す
【あ】わてず、【あ】せらず、【あ】たまを使う
●相手の隙(すき)をついて離れる場面をつくる
例)生理的な欲求が効果的である
(おしっこが漏れる、ウンチしたい、お腹減った、ゲボが出そうなど)
●コンビニなどできるだけ人のいる場所に誘う→店員の後ろか横までたどりつく
実際にはこれらの内容を基本として、いかに細かく様々な状況に対応
できるように子供に指導するのか?が一番重要な点なのでしょうが、
当然、この点はオープンになっていません。
しかし、単純にこれらを実行するだけでも、自分の子供を犯罪者を
ターゲットにされる可能性はかなり軽減するはずです。
この書き込みをご覧の皆様、読むだけではなく是非実行して
みて下さい。本当にお役に立つと思います。
何か特殊な能力のような感じですが
「いつもそこにいない人、もの、車
などを見抜く能力」と言うと良いか
もしれませんね。状況観察力などと
言い換えれば解りやすいかもしれま
せん。
常に周囲の人すべてを警戒するので
はなく、不自然な人を発見した場合
のみ警戒できれば良いのではないか
と思います。例えが分りづらいかも
しれませんが、例えば、登校時に
通学路の土手に一足早く出てきた
ツクシを遠くからいち早く発見でき
る子供は、同じように遠くから不審
者を発見する能力に秀でていると言
えるかもしれません。
危険を察知する力・・身につけさせねば・・と
思う反面、なんでこんなこと(社会)になったのかなぁ・・という憤りを感じます。
こういう指導をするときに、
知らない人には、まず疑いの目を・・というように
教えてしまいそうになりますが、
それでは、警戒心以外の感性が失われていくような気がします。
伝え方・・子どもの受取り方 これは大事ですよね