以前から壁登り目撃されていた…仙台の女児転落
仙台市宮城野区のマンションで起きた小学校4年半沢遥さん(9)の
転落死で、遥さんの体と、自宅のある8階付近の通路や壁などに争った
ような跡はないことが25日、県警の調べでわかった。
遥さんは以前、上層階の転落防止用の壁によじのぼって遊んでいる姿
が住民に目撃されていたともいう。
司法解剖の結果、遥さんの体には、頭部と胸部の損傷以外に目立った
傷はなく、他人につかまれたような圧迫痕もなかった。
県警の調べによると、マンションでは、子供らが転落防止用の壁の上
部に手をかけてよじのぼったり、またがったりして住民らに度々注意さ
れていたという。遥さんも両手を壁にかけて飛び上がるようにして登っ
ている姿が目撃されていた。
ヤフーニュース
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マンションの住民の方々の証言によれば、以前からこのような、
「危険な遊び」が行なわれていたようです。しかし、今回の件
が事故と断定された訳ではなく、事件の可能性も否定できない
状況です。
私が以前、防犯教室を実施していたマンションでも子供たちに
よる「危険な遊び」が行なわれていました。
それは「雨どいの登り・降り」です。通常のオートロックの出入
り口や非常階段などを使用せずに雨どいをお猿さんのように登り
降りしているという話でした。
市街地のマンションでしたので、それが子供たちなりに考えた
遊びだったようです。
私の小さな頃は近所に30mほどの崖がありました。しかし、
子供たちが落下するという事故は私の知る限りありませんでした。
理由は小学生の上級生である程度、危険が判断できるようになら
ないとそのエリアでは遊べないような子供同士の暗黙のルールが
あったからです。下級生がそこで遊んでいると上級生が注意して
いました。昔はこのように子供同士でも暗黙のルールがあり、そ
れは子供ながら守るべきものでした。最近はそのような「知の継
承」というべきものがなくなっているのかもしれません。
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