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生活習慣と肝臓との関係

2020-07-10 06:33:43 | 医療

タバコは体に悪いと言うのは、今日では常識ですが、肝臓にも悪い影響を与えてしまいます。
タバコにはタールやニコチンといった有害物質が含まれており、煙を吸引することによってこれらは血液中に入っていきます。

肝臓は、血液中に侵入してきたタールやニコチンを無毒なものに変える役割を持っているため、タバコを吸わない人よりも肝臓に与える負担が増えてしまうのです。また、喫煙は毛細血管を細くするため、これも肝臓の負担に繋がります。

肝臓は代謝や解毒など、数多くの重要な役割を果たしております。これに、睡眠不足が加わると、老廃物の排出が上手くできなくなり、肝臓の負担が増加してしまいます。

さらに、ストレスによって交感神経が緊張状態になると、肝臓を動かしている副交感神経が上手く働くことができず、肝臓も正常に働くことが出来なくなります。

このように、睡眠不足やストレスも肝機能を低下させる原因の1つなのです。

女性も、タバコを吸わない、飲酒をしないからと言って安心はできません。女性に多い便秘も肝臓に負担を掛けてしまいます。

便秘になると、便が腸内に長時間留まります。そうすると、本来排出されるべき有害物質が腸内に留まってしまい、これが段々腐敗して有害なガスを発生させるようになります。

この有害なガスが肝臓に送られて、肝臓に負担をかけて肝機能低下を招く可能性が高くなるのです。


肝臓の機能を知る検査と検査値

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