F & F嫁の “FFree World”

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戸隠神社巡り

2018年09月09日 | Travel
 
F 嫁 log



一生に一度 ? の贅沢、北陸新幹線グランクラスの乗車 もあっという間に終わってしまいました。






RICOH GR


JR長野駅前の風景です。



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駅を出て、まずは戸隠へのバスのチケットを購入します。
戸隠高原フリーきっぷ(2600円)
このきっぷは5日間乗り降り自由の戸隠フリー区間、善光寺への寄り道きっぷなどの特典付き。





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バスが出るまで空き時間ができたので、駅ビルを散策します。
グランクラスの和軽食では物足りなかったFはソーセージスタンドを見つけ、さっそくパクリ。









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11時30分にバスは駅前から出発しました。

出発してすぐに感じたのですが上り坂だという事。
善光寺を迂回して戸隠に向かうのですが、まだ駅を出てそんなに経っていないのに、けっこうな坂道です。
そして戸隠に着くまで、ずっとずっと上り坂。

途中、スパイラル、飯綱第4リフトなど不思議な名前の停留所があったのですが、これは長野オリンピックの時の
名残なのですね。







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一時間ほどかかって、戸隠奥社入り口の停留所に到着しました。

戸隠神社は神代の昔、天手力雄命により投げ飛ばされた天岩戸でできたと言われる戸隠山の麓に
奥社、九頭龍社、中社、宝光社、火之御子社の5つの神社で成り立っています。

余談ですが、九州の高千穂の天岩戸神社が天照大神が隠れた場所だという神話なので、高千穂からこの戸隠まで
飛ばされた戸がこの戸隠山なのです。飛びましたよね。(笑)



今日の予定は奥社→九頭龍社→中社。
もし順調ならば更に、火之御子社→宝光社まで。





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まずはちょうどお昼なので、腹ごしらえ。
奥社にむかって右側にある 奥社前食堂なおすけ に入ります。





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奥社の大鳥居が見えるとても気持ちの良い席に案内されました。





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Fは特さるそば(十ぼっち)




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私は鴨つけ汁とざるそば

Fのざるそばを覗き込んで(なるほど10のぼっちだわ…)と。
美味しく頂いて、13時過ぎ…いよいよスタート。






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前日、前々日は戸隠は雨だったようですが、一転してこの日は爽やかな晴れ。
そのせいか、かなり参拝客です。
駐車場待ちの車の行列が出来ていました。






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大鳥居をくぐると砂砂利の広い道。




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道の両脇にはせせらぎが。
でもはるか先まで上り坂。(苦笑)






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Fと私はウォーキングシューズを履いていましたが、ハイヒールやビーチサンダル、そして手に日傘を持った方もいます。
後半、この上り坂もっともっと凄いことになるんですが、軽装の方たち良く登れたなあと思います。
このlogをお読みの方で、戸隠参拝を予定されている方にはしっかりしたスニーカーをおすすめします。



予備知識のないFは(なぜこんなに歩く?なぜ上り坂?)と疑問の目。
でも大鳥居くぐっちゃったからね~頑張るしかないのよね~とニッコリ笑う私。





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20分くらいで随神門に到着。
この先は虫も入っていかないそうなのです。
確かに門をくぐると空気ががらっと変わります。
道幅も狭くなりますが、今までたくさんの人がいたように感じていましたが、人も少なくなったような気がするのです。







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随神門をくぐるとうっそうとした杉並木。
この杉の巨木は樹齢400年だそうです。




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空気の清々しさ、冷たさを味わいながら、空を見上げます。



とその時、Fが
「ない…サングラスがない…」
なんでも POLICEの サングラスが壊れていて、大切にしている OAKLEY のサングラスを持ってきたとのこと。(最初のバス車内写真参照)
ありゃりゃ~困った~
でも、とりあえず先を急ぐことに。






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奥に行くほど、道幅は狭くなりかなり急な道になります。
足場も悪くなってきて…

かなり息も上がります。
初老の夫婦にはしんどい…



「水…」
とここで朝に東京駅のラウンジでもらったミネラルウォーターが活躍。自販機や売店は奥社大鳥居から先はまったく無いのです。
汗かきの私達はもっとたっぷりと水分補給用に飲み物を持つべきでした。






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そして、石段なのか岩なのかわからない階段があらわれます。
非常に微妙な歩幅で急な坂。
キツイ…
「こういう場合は休むともう登りたくなくなる」
とFはずんずん登っていきます。





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と、奥社が見えてきました。
そして木々の間に見えるのが戸隠山です。

奥社の周りはカラッした不思議な空気が流れていました。
なにもない中にポカッと自分が浮いている感じ…
ここまで大変な思いをして歩いてきたせいなのか、樹齢400年の杉並木に癒やされたのか…





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奥社に参拝します。

次に左に出て、九頭龍社に参拝。
こちらは天手力雄命が奉られる以前から地主神として奉斎されていたそうです・
水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神と書かれていました。
虫歯の神様…って初めてお会いした気がします。







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さて一息ついたら、もと来た道を戻ります。
14時を過ぎていました。
これから奥社入口まで40分ほどかかります。

下りは下りで足元がちょっと不安定。
気を使います。




随神門まで20分かけて戻りました。
さてここからFのサングラス探しです(笑)
せっかくの美しい景色も見なくてはと空を見上げつつ、Fが歩いた辺りを見ながらの下り坂。

大鳥居が間近に迫り、(OAKLEYは奉納したことにしよう…神様も奉納されても困るかな)と思ったその時、
せせらぎの脇にちんまりと落ちている黒い物体を発見。
Fのサングラスでした。

このサングラス、趣味の時に使うとの事で…奥社や九頭龍社の神様に入口で置いてくるようにしむけられたに違いない
と思う私なのでした。
とにかくめでたしで、問題のブツはバックの奥底にしまってもらい、次の中社に向かいます。









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奥社から中社まではバスを利用します。
フリー区間とはいえ、一時間に一本の路線。歩いたほうが早い場合もあります。
(ちなみに徒歩30分)

サングラストラブルはあったものの、14時50分にちょうどタイミング良くバスが来ました。
バスに乗ってちょっと一息。
バスの中でFから質問が。
「中社は歩くのかしら」

歩くなら行かない~のオーラばりばり。
中社はバス停の目の前にお社があるので大丈夫…(笑)




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3駅乗ると戸隠中社に着きます。
さあ~とバスを降りると





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大鳥居…そして進む私達を拒むようにそびえ立つ石段!

「ただじゃご利益はないのね」
と呟くF。
不謹慎なのですが、そこから笑いのツボに入り込んでしまい、笑い転げながら階段を登る私達。
そしてなぜだか楽しい気持ちになってきてしまいました。






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御神木の三本杉があります。
境内はとても広く明るいのです。

拝殿右手奥に『さざれ滝』
奥社の山から流れてきている御神水。





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拝殿の天井には『龍の天井絵」が書かれています。


帰りは女坂を下ります。
境内は杉の巨木がたくさんあります。




さて時間は15時20分。
今日のFの楽しみは今晩のディナー。予約時間までに戻れなければ、とてもまずい…

ちょっと悩みましたが、せっかくなので火之御子社と宝光社も行くことに。




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中社向かいの神道(かんみち)を歩きます。
最初は住宅地の中の道なので心配になりましたが、道の途中、途中に神道の表示が出ています。




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そして、ずっと下り道。
風に吹かれて気持ちよく歩きます。





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だんだんとうっそうとした森になってきました。(トップ写真)
火之御子社への表示が現れました。
左折します。






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火之御子社の境内ではお祭り準備なのでしょうか、ライトアップの機材が置かれ何か設置している方たちがいました。

拝殿はとても可愛らしく、奥社、九頭龍社、中社とはまた違うあたたかな感じが漂います。
とても居心地の良い境内です。







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拝殿左に御神木の二本杉が。
近くにいって触りました。なんだかとてもとてもあたたかな気持ちになりました。







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この神社は岩戸の前で舞った天鈿女命が主祭神なのだそうで、芸能全般や縁結びの神様であるそうです。
天岩戸の前でこの女神さまが踊り、見ている神様たちがあまりに楽しそうで思わず天照大神が出てきてしまった…
その女神様が奉られているから、暖かくて優しくて楽しい気持ちになるかしらと思ったりするのでした。







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また神道に戻ります。最後の宝光社を目指します。
うっそうとした森の中の道。日常が遠くに飛んでいきます。






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そして神道でお会いしたのは6名ほどだったと思います。
私達と同じく下る方、反対に登る方…






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私達は持っていなかったのですが、鈴を持っている方が多かったのです。
『クマ危険』の表示もありましたので、万が一の為にクマ鈴をもった方が良かったかもしれません。







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道が広くなり、宝光社に到着しました。
16時を過ぎていたからでしょうが日差しが優しく感じ、美しい拝殿に見入りました。
この神社は女性や子供の守り神なのだそうです。
女性の身体を守ってくれるというおみな守。昨年、体調を崩したFの母にといただきました。





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境内の散策もして「さあ、帰りましょう」と出てみると…そこには、ものすごい急な階段。それも長い。
274段あるそうです。
本来はここを登ってこなければならないのですよね。(苦笑)



階段を下りきるとちょっと離れたところのバス停があります。
なんとなく気になって走っていってみると程なくしてバスがやって来ました。






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そして約一時間かけてバスは無事に長野市街に到着。
16時30分…これからホテルに入り身支度をすれば、夕食の予約時間にはちょうどぴったり。






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バスを降りてメインストリートから横にしばらく歩くと今夜のお宿、ホテル犀北館が見えました。






長野の旅の一日目は、お天気に恵まれ、予定通り(予定以上に)順調に進んだのでした。









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