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※ 子持ちのイイダコを手に入れて再挑戦したバージョン
毎週欠かさず録画するテレビ番組というのは誰しもあると思います。
喰いしん坊の F の場合、テレビ朝日土曜日朝 9 時 30 分からの 食彩の王国 はその代表といえるものです。
土曜日に録画した食彩の王国と 新チューボーですよ! を日曜日の早朝にまったり見るのが習慣です。
朝からお腹が減るんだこれが(笑
で、その食彩の王国の第 518 回、3 月 8 日に放送された 「イイダコ」 は見応えがありました。
瀬戸内海の春の名物、子持ちのイイダコはめっちゃ旨そうでしたねぇ。
中でも中目黒のイタリアン、リストランテ ティ ピッキオ のシェフが教えてくれたイイダコの溺れ煮にはグッときました。
さっそくイイダコを探しに出かけたわけですが、近所のスーパーですんなり手に入るわけもありませんでした。
結局デパ地下にも行きましたが手に入らず、おつまみ用のタコぶつで代用したのでした。
なのでイイダコの…ではなくタコの溺れ煮です。
詳しい分量はわからないのでレシピはあまりあてになりませんが メガトン級に旨い ですよこれ。
RICOH GR
まず鍋にオリーブオイルを 1cm 程度たっぷり入れます。
F 嫁秘蔵 小豆島 井上誠耕園 のオリーブオイルを惜しげもなく使ってしまいました。
ニンニクを適量、鷹の爪 1 本ですが無かったので輪切りを少々、生のイタリアンパセリを投入して弱火にかけます。
RICOH GR
徐々にオイルが煮立ってきてニンニクが程よい色合いになってきたら…
RICOH GR
ドーンとタコぶつを投入します。それにしても色気ないなぁ~
生の子持ちイイダコだったらどんなに良いでしょうね。
タコは約 400g 用意しました。
RICOH GR
続いてプチトマトを 2 パックをすべて半分に切って入れて中火にします。
プチトマトもピンからキリまでありますが、いちばんお手頃なのにしました。
多量のプチトマトを半分にカットする手法としてこんな方法があると知ったのは事後でした(笑
RICOH GR
後はグツグツと 20~30 分煮るだけです。
タコとトマトから水分がたっぷり出て赤い海状態になります。
これが姿のイイダコだったらまさに溺れ煮なのですが、ぶつ切りじゃどうにも様になりません。
時折かき混ぜながら煮詰まるまで頑張ります。
生の子持ちイイダコだと味付けは不要ですが、タコぶつなので味をみながら塩を少々追加しました。
RICOH GR
この程度まで煮詰まったら完成です。
ドライのイタリアンパセリを振って、ダッチブレッドを軽くトーストして添えます。
いつもと違うスーパーのパン売り場でたまたま見つけた細長いダッチブレッドですが、
カリッとしてひび割れた表面とモチモチの生地が美味しいです。
RICOH GR
日曜ということもあって義父からいただいた白ワインなんか開けちゃってます。
RICOH GR
タコがタコだけにあまり期待せずに食べたのですが…
これがまた超絶に旨かったのです。
トーストに載せていくらでも食えますがな。
単にオリーブオイルで煮ただけなのに、この味の深みは何でしょうね。
やはりタコとトマトのダシなんでしょうか。
ぶつ切りのタコも食感こそイマイチですが味は旨いんです。
さらにその上をいくのがソース、そしてオイルです。
RICOH GR
様々な旨味をまとったオイルは絶品でした。
F 嫁も指にソースが付くのも厭わず、皿をこれでもかとキレイに拭き取ります。
余ったらパスタソースに…とかナポリで修行したシェフは仰ってましたが、余るわけないでしょ常識的に考えて。
RICOH GR
F のラストはダッチブレッドの端っこを繰り抜いてそこにたっぷりとタコの溺れ煮を収納しました。
こいつをガブッと逝ったときの幸せがわかりますか~
いま写真を見直してもウットリです。
というわけでイイダコは手に入りませんでしたが、この料理は文句なく美味しかったです。
後で調べたら通販でも購入できるようなので、来年は大鍋いっぱい作って余らせてパスタソースにするぞ!
イイダコ入手の問題はありますが、調理は極簡単なのでオススメです。
他の食材でも試してみたくなる魅力的なナポリ名物でした。
※ 翌年、子持ちのイイダコを手に入れて再挑戦!
取り敢えず過激なファスティングは明日までなので、ブログは細目でちら見するようにします。
夏は恒例の7月最終日曜日、場所もお馴染み中野です。
また改めてご案内しますね。
ウチのブログは1/3が食い物なのでお許しください。
バケットを使わなければ・・・ってそれが旨いんですがね。
7月下旬は今のところ予定が入っておりません。
詳細お待ちしております。
これは面白い。今度あたしもやってみる。
これおもしろいですよね。
深さなど条件の合う皿が2枚必要ですけど。
自分も次にミニトマトと格闘する際には試してみます。