F log
週刊としてのマンガ誌は読まないが、単行本の発行を楽しみにしている作品はいくつかある。
今回、講談社から発売されたのは久保保久 ( くぼ・やすひさ ) さんの よんでますよ、アザゼルさん。 の第 4 巻である。
この作品には完璧にハマっている。
出合ったのはとある週刊誌に掲載された書評だった。
その書評はマンガ専門であるが、マンガ雑誌という入り口を持たない者にとっては世界が広がる一助になっている。
以前に取り上げた 「 Black Lagoon 」 もこの書評がきっかけで読み始めたのだった。
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1 巻の表紙にいる下級悪魔 アザゼルさん ( 職能は淫奔 ) が一応主人公だ。
トップ写真にもあるように、角、羽、蹄、そして尖った尻尾と悪魔の要素はすべて兼ね備えてはいるが三頭身である(笑)
失くしてしまったが、第 1 巻の帯に書かれたキャッチコピーは “ いくらプリチーに見えても、我々は悪魔! ” であった。
この姿はデフォルメされたキャラクターではなく、実際に作中の特定の人間からはこのように見えているのだ。
ホームである魔界にいるときは、いわゆる悪魔悪魔した恐ろしい姿なのだが・・・
あらすじを書いてしまうのは悪い癖だ。ここは自重しよう。
しかしこのブラックかつバイオレンスかつケチくさいプリチーな話には、ハマる人はハマる。
久保保久さんの人間の暗部をえぐるような絵が好きだ。
そうそう、今回のタイトルは 「 モッさん! 」 であり、「 アザゼルさん 」 ではない。
じつは最新の第 4 巻には特別限定バージョンがあるのだ。
その名も 牛箱 ( オックスボックス ) ( 音が出ます )
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立派な箱である。
表紙が一般発売のものと異なる第 4 巻はいいとして ( 牛のコスプレしたサクちゃんは可愛いが ) 、おまけでついてくるのが モッさん こと
職能、暴虐の悪魔、モロクさんのフィギュアである。
トップ写真で F が持っているのがストラップひも付きのモッさんである。
キョトンとしたまるい目が非常にプリチー(笑)
魔界では暴虐をもって鳴らすモロクさんも、どうしたことかこんなお姿に・・・
作中でぬいぐるみと化すシーンがあるが、モッさんのぬいぐるみが発売されたら欲しいくらいに好きなキャラである。
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とはいえ携帯につけるにはやや大き過ぎである。
現在は F の外付け HDD の上にある女医棒 ( ジョイスティック ) にかけてある。
そういえば最近飛んでいないなぁ~ ホコリが溜まってるわ・・・
そしてこの 「 牛箱 」 が素晴らしいのは 1 話だけとはいえ、あの 「 アザゼルさん 」 がアニメ化された DVD が収められているのだ。
件の書評では 「 アニメ化不可能 」 と言われていたし、読み進めてきた読者としてもまったく同意見だっただけにこれは奇跡である。
もっとも残虐表現やグロテスクな描写が少ない第 1 巻 6 話の 「 泣き牛 」 が選ばれている。
大ファンであるモッさんが大フューチャーされたアニメ。たったの 12 分とはいえこれは嬉しい。
とにかくクセの強い作品だし、万人にはオススメできない。
第 1 巻の表紙と裏表紙、そして帯をよくお読みいただき、違う世界が見たくなったらぜひどうぞ
ちなみに F 嫁は 「 泣き牛 」 DVD に腹を抱えて大爆笑していた
どうしましょ?
『チャンネルはそのまま』で手いっぱいなんですが。
いやいや、そちらに行かれて正解です。
お子さんのいるご家庭にはまったくオススメできません(笑)
hirorinさんが購入されたのを、奥様にでも読まれたら・・・
う~ん、関西入国禁止になりそうです(笑)
「チャンネル~」面白いらしいですね。
逆にこちらがどうしましょ??
元々F様のバレエ記事目当てで
伺っておりましたが、私もちょうど
先日アザゼルさんを読み始めたところです!
まさかバレエとアザゼルさんで好みが被る
とは!嬉しくて思わずコメントした
次第です。
まだ1巻の前半までしか読んでないので
モッさんの登場を心待ちにしています。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
はじめまして、コメントありがとうございます。
バレエ関連の記事をご覧いただいていたとか・・・
ミーハー魂全開でお恥ずかしい限りです
またこの度はなんとアザゼルさんにも反応していただき嬉しく思います。
というか、バレエの記事とアザゼルさんが交錯しているブログも変ですよね(笑)
もうモッさんは登場しましたか??
限定版4巻に付属するDVDも、できることなら見ていただきたいですが・・・
ごった煮(それも濃い)のようなブログですが、またお気軽にコメントいただけたら幸いです
モッさんの登場話には昨夜の仕事帰りの電車内にて
遭遇しました。
さすが悪魔、破壊力抜群のタイミングでした。
DVD是非見たいです!
F様のブログにて以前紹介されていた縁で
「きのう何食べた?」にはすっかりハマりました。
アザゼルさんは中身が乙女なバレエ仲間達には
少々オススメしにくいですが、何食べなら受け入れて貰えそうです。
バレエ記事は勿論、「正味なんぼのもん」も凄く
好きなので今後も更新を楽しみにしています!
電車の中でこれを読まれたとは・・・
FUUさんこそマンダはんを凌駕する武士(もののふ)ですな
DVDはまさにモッさん登場の回ですから、面白いですよ。
「きのう何食べた?」は私も重宝しています。
気負い過ぎない現実的なレシピが助かります。
早く次が読みたいマンガのひとつです。
最近、年のせいか文章を推敲することが苦手になってます。
だらだらと長い記事が多いですが、懲りずにおつき合いくださいませ