F log
前回、何の役にも立たない独白をしたが、その時に書き残した件。
神奈川県民ホールにバレエを観に行った際、前のめりちゃん について書いた。
初台の新国立劇場はさすがと思われる対応。
GX100
出口はあちら・・・のデザインにも似た分かりやすいイラスト。
ロビーからホールに入るあちこちに掲示されている。
一歩進んでこれを全席の背もたれ後ろに貼るのはやり過ぎか??
でもそれくらいしていいと思うが。
そして開幕前のアナウンス。
「後の座席のお客様に御配慮いただき、身を乗り出されませぬよう・・・・」
休憩後にも繰り返されるそのアナウンスは素晴らしい。
ただ問題なのは神奈川の記事でも書いたが、その自覚がない方がいらっしゃるということ。
だってイラストのように前のめりになっていない方もいるのだ。
座席に浅く腰かけ背骨は地面と直角になっているような姿勢のよいお方。
結果背もたれと背中の間にはかなりの隙間ができる。
いくらアナウンスで “身を乗り出されませぬよう” といっても、御本人は身を乗り出している自覚はないのだ。
ここは 「座席の背もたれに背中をつけて御鑑賞ください」 とでもいわなければダメか。
この日は幸い周辺に身を乗り出したり前かがみになったりする方はいなかった。
GX100
別件。
F の座席から少し離れたところに、やはりおひとりで来られた女性が座っていた。
その女性、新国ファンらしくやたらと「ブラボー」を連発するのだ。
それも甲高い声でやたらと耳に突き刺さるのだ。
素晴らしい踊りを観て思わず叫んでしまうのならよい。
各ヴァリエーションが終わるたびに「ブラボー」ではその効果も薄れるというもの。
極めつけは黒鳥の GPDD でオディールがフェッテしだしたらその女性、ひとりで手拍子を始めたのだ。
個人的にはフェッテでの手拍子は好きではない。
たとえガラ公演でも。
会場の中で誰も同調してくれないので、その女性はすぐに止めたが・・・
まぁ、人の振り見て我が振り直せ、である。
劇場でのマナーについて今後とも自戒していこう。
こんな場所で恐縮だが・・・
今日は英国ロイヤル・バレエ プリンシパルの アリーナ・コジョカルちゃん 28 回目のお誕生日です。
おめでとうございます
夏に上野でオーロラに逢えるのを私も楽しみにしています!!
そのケータイ野郎はおそらく悪い事をしていると分かってやっていると思うのだが、
問題なのは罪の意識がまったくないお方だね。
ま、お前はパーフェクトな鑑賞者なのかと問われればそうではないのだろうけれど・・・
しかし「大馬鹿野郎」を避けるため、コンサートや映画に行かないのはもったいないよ~
周囲のお客さんに恵まれ、最高の気分になるときもあるのだから
「周囲に向けたサイン」説、私は支持します(笑)
ひとりで手拍子打っているときも、「何故みんなは手拍子しないの?」オーラを感じました。
フジ子さんのエピソード、興味深いですね。
まぁ我を忘れて夢中で拍手できる舞台に居合わせることは幸せでもありますけれど・・・
ブログお引越しお疲れさまでした。
お邪魔しておきながら、ブックマークの変更が遅くなり申し訳ありません。
日曜日、出来たらお伺いしたいと思っています
肝心の用件を忘れておりました。連投すみません。
このたび、拙筆バントウブログ、無事に引っ越しが済みまして、URLが下記のとおり変わっております。
お手数ですが、おひまなときにでもリンクを張り替えていただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
バントウブログ
http://d.hatena.ne.jp/bantow/
これはいったい、誰に向けられているのか。
そのご婦人が、どちらかと言えば周囲に向けたサイン(私、わかってるのよ!あるいは、こういうふうにするものよね?ね?)として大いにブラボー、だったかどうかはわかりませんが、でも間違いなく、舞台の上でのできごとへの惜しみない賞賛としてのブラボー「ではない」ものが癇に障ることはよくござんすね。
思い起こすのは、数年前のフジ子・ヘミングさんのコンサートにて。
やはり、あれはそうかな、と思わせる「特製・万雷の拍手」さんがいらっしゃったわけです。もうすごいすごい。立ち上がる。声に震えを乗せている。見事なものなんですが、いささか季節も二乗して暑苦しい。
そのときなんです。
舞台上のくだんのピアニスト、「アパートで私の演奏を聴いていたのは猫くらい」と仰る彼女の手つき。顔は笑顔で、手が猫をさっと追っ払う手だったんですね。手の甲側へ、さっと一回。
これで眉がヘの字だったら二流です。はにかんだような笑顔だったから。で、手がそのブラボー氏を猫と等しい取り扱い。
どこでどう増幅されたものがあなたに伝わったかは存じないけど、ちょっと大げさよ、いつもどおりに弾いたのよ。
あれは、かっこよかったですね。実に、実に。
Fさんの雑感を受けて、そんな瞬間をふと思い出しました。
お粗末様です。