歯列矯正の失敗

抜歯矯正を初めて1年半頃から体調がおかしくなり始めた。。

歯列矯正中の体調不良。

2007年10月31日 04時34分14秒 | Weblog
矯正を初めて1年半を過ぎた頃から体調がおかしくなり始めました。
その症状はとにかく様々な所に多くの様々な症状が現れ、とても辛い日々でした。

まず初めは目が見えづらくなってきた。視力が一気に下がって今まで見えていたものが見えない。視点が定まらない感覚で、めまいもありました。他には突然目が異常に痒くなったり。
耳鳴りも多くなり始めました。
鼻も痒くなり、慢性的に花粉症の様な症状が出ていて、鼻の下と鼻の周りはいつも感想していて更に鼻が潰されている感覚でした。
そして髪の生え際が痒く、引っ張られている状態で生え際はどんどん薄くなり、艶のあった髪も今まで以上にトリートメントの回数を増やしても以前の様に艶は戻らなくなっていました。
それに何故かその時期の辺りから、矯正装置、ワイヤーの交換の後は必ず口の周りが荒れてニキビ、吹き出物が異常に増えました。少し経つと治り、また繰り返していました。

体は首がいつも突っ張っている状態で鎖骨から首にかけてのすじがピンとはっていて私の当時の仕事は制服がスーツでジャケットを着ていましたが今まで来ていたジャケットが何故か肩と首だけきつく感じ始め、動きづらくない?と周りに聞く事が増え始めました。
立ち仕事でしたが今まできちんと真っ直ぐの姿勢で立つ事ができていましたがだんだんバランスが取りにくくなり、足を開いて立つか、必ずショーケースやどこかしらに体を寄りかけさせないと 立てなくなってきていました。
今まで綺麗に履いていたヒールのサンダルや靴はソールがすぐに摺減ったり、今までに無い中敷きがぐちゃぐちゃになったりしはじめました。
また、お腹に力が入れることが難しく、立つ姿勢でのバランスが取りにくい為、矯正前の様に綺麗に真っ直ぐ立つ事が出来なくなっていました。
後は眠るときにフェザーの枕1つ使用で眠っていたのがだんだん低いと感じる様になり、枕が合わないと感じる事が増え枕を新調したり、重ねて使う様に。
そして眠るときは必ず仰向けか右左どちらか向いて寝るのですが体がゆがむと聞いていたので横向きで寝る時は必ず左右対照になるように紙の角をぴったり合わせた様に体をぴったり合わせて左右の膝を合わせて寝ていたのも出来なくなり、熟睡出来ない日々が始まりました。

その時は特に気に留めてはいませんでした。
元々活発な性格なので、仕事をしてもそのあとは食事に行ったり遊びに行ったりしていました。数時間の睡眠で仕事に朝から向かう事は昔からの事なので疲れてるのかな?と思った程度でした。

しかし、段々そんな今まで普通にしていた生活が出来なくなり始めるのです。。

歯列矯正の失敗ー不正咬合の診断と矯正装置。

2007年10月27日 23時23分44秒 | Weblog
 またしても不定愁訴で体が辛い日々で、ようやく落ち着きました。

前回に書いていきたい順番をUPしましたが、

大事なことを書き忘れていました。

歯列矯正をするにあたって

不正咬合の診断はされていました。もちろん矯正するにあたって不正咬合が
あるからする必要性が出てくるのですが、

歯が出ていたと書きました。

実際不正咬合の種類は

上顎前突
下顎前突
開咬
 叢生
過蓋咬合
上下顎前突
交差咬合
正中離開
切端咬合

 とあるようですね。
 
 私の場合具体的に何だったということは今回は差し控えさせていただきますが、

Angul(アングル)I級でした。

そこで通常の4本抜歯をしました。いわゆる小臼歯抜歯です。

抜歯がいけない。わけでは無い場合もちろんありますし、

私の場合は抜歯が必要だったかもしれません。

ただ、歯を抜きすぎだ。と矯正医の方に言われたこともあります。

抜かなくても良かったのか、抜いたほうが良かったのか

まだ実際の所はどうだったのかは分かりません。



それと使った装置は

側方拡大装置。

それと矯正医が形を作る、おそらくスタンダードエッジワイズ法といわれるものだと
思います。

これに関しては100%確信はありませんが矯正医が毎回歯にワイヤー

当てて長さ等を見てCUTして作っていました。

私がしようした装置は表側でクリアなブラケットでした。


側方拡大装置。クワドへリックスというものを使用しました。

目的としては顎が小さいから横に広げるということです。

これを約1年程は使用していました。

この装置については歴史としてはとても長いようで数十年とあります。

ですが、この拡大については、顎を大きくするのでは無く、歯を傾斜してしまう

だけだ。という事を多くの矯正医の方が言っています。

側方拡大で検索すると多くの矯正医院のPAGEで書かれています。

しかしまだ用いている歯医者もあります。

 実際何件かのセカンドオピニオンで言われたこともやはり

「顎は大きくならない。歯が傾斜するだけだ。元々人間が持っている生体を変える事はできない。」

ということでした。そして

「歯は歯軸が真っ直ぐなのが一番噛む力が強いしそれが一番噛める状態」だそうです。


更に他の患者の方が矯正医の方に言われたこととして

「身長を高くするといってできますか?できないでしょ。それと一緒のことだ。」

と言われたそうです。


私の矯正の失敗の原因はどうやらここにもあるようです。

側方拡大をすると歯軸が傾くということですが、もしよく分からない方の為に
例えを考えてみました。


ケーキにろうそくを立てますよね。

”ケーキ”が”歯茎”だとして、

”ろうそく”が”歯”だとしますよね。

そのろうそくが内側から力を加えて外に押すと外側に斜めに傾斜しますよね。

”ろうそく”自体のさしてある場所は変わらないので、

歯が斜めに傾くということです。

顎は大きくなっていないということですね。

ただ歯が斜めに傾いただけ。

そして歯が傾いたことにより上下の歯を噛みあわせるために顎をゆがませて、

ずらして噛むようになってしまうということだそうです。

きっとここを見てくださる方々はこんな説明は不要かと思いますが分からないかも

しれない方へ念の為書きました。


他に失敗している方で、私と同じ様な症状。

下顎が押し込められている、苦しい、口腔内が狭い。

という方の中でも”側方拡大装置を使っていない方もいます。


何故こういうことが普通に起きて、してはいけない治療を知っていて

適切な治療をしている先生と

してはいけない治療を普通に疑いも無く、している先生が居るのは

何故でしょう?

こんなに治療方法がいろいろあったり、治療方法が統一されていない

医療も珍しいと思いました。

このことはまたもっと先に書きたいと思います。


次こそは不定愁訴の始まりのことを書きたいと思います。







歯列矯正中、歯列矯正後の体調不良について

2007年10月17日 16時40分14秒 | Weblog
 引き続きまだある体調不良でなかなかブログ更新できませんでした。

 本当に多くの書きたいことがあるので、なかなかまとまりません。
ですので今後書くことをおおまかに今日は書きたいと思います。

 まずはタイトルにもあるように
 
 ①歯列矯正中の体調不良の細かい症状です。本当に小さい事も書こうと思ってい ます。当時は対して気にも留めていなかったことがこんなことにつながるんだ。 といういわば小さいサインについて。
 ②歯列矯正後の体調不良、不定愁訴の数々。特に、歯列矯正中にはまだなんとか 収まっていた症状が一気に現れた本当に最悪の時期です。このときの症状、その 時期に受診した病院の数々について。
 ③そして歯列矯正が直接的な原因だと確信するまでの経緯、歯列矯正が原因だと 確信する理由について。
 ④歯列矯正が原因だという具体的な理由について。

 以上が今後順を追って書こうと思っていることです。
 つい先日も矯正についてNET調べていると、やはり歯列矯正前には無かった、首のこり、肩の凝り、頭痛に悩まされている方が多くいることがわかりました。更にその中で、やはり噛み合わせが安定しないから等々確かにそういうことも原因とは思います。しかし、私と同じ要因が原因で今の症状が現れている方が多いと私は感じております。致命的な原因です。早くこれ以上同じように苦しむ人が出ない様に行動したいと更に強く思わされました。
 

歯列矯正治療の失敗 治療を決意したきっかけ

2007年10月07日 18時19分46秒 | Weblog
 書きたい事が山ほどありますが、まずは矯正治療をしようと思ったきっかけから
。まずは始まりから書いてみようと思います。
 
 そもそも治療をしようと決意したきっかけは、

①前歯が出ていたのが気になったこと。

②歯が大きく、歯が並びきらない様できちんと歯磨きでききれていないようで、(自分の管理の甘さも有ると思います。)虫歯も多くなり奥歯も欠損している歯も増えてきてしまったので、虫歯をこれ以上増やしたくないという思いから。

③今後留学を考えていたので、海外での虫歯治療は高額の為行ったときに余計な時間と出費をしたく無かった為。これ以上虫歯を作りたくなかった。

④もちろん海外でも歯並びが大事だし、今後歳を重ねるにつれて歳を取ったときに
歯並びを汚い状態だと余計老けて見えると感じてそうならないようにする為。



 この理由から当時20歳を過ぎており、仕事にも就いていました。
ですが上記の理由と決意があったので、(裏側の装置は無理。何故なら歯が内側に向き易いからという理由)表側透明ブラケットしかないという事でしたが、決意は固く、本当は死ぬ程表側は嫌でしたがそこは諦めてきちんとした歯並びになるという事で進める事にしました。

 更に私はとにかく早く終わらせたかったので、1件だけ矯正歯科を都内に見に行きましたがそこは辞めて自宅から近い矯正歯科に決めました。
その当時はインターネットはまだここまで一般的ではありませんでした。
それにインターネットを使って調べる。という頭は当時の自分には無く、とにかく
早く治りたい。その一心で装置を付ける前に必須な虫歯治療にせっせと通っていました。

 その後調べないことで医療行為を受ける事がこんなにも危険なことと身を持って解る様になってしまうのです。。

 普通お医者さんは医師免許があるから治療ができる訳で、、こんな心配など当時はみじんも無く、治るんだと思って通いつづけておりました。




 +私は現在もまだ完治していません。
ですが、最悪に死にそうになってきた時に比べてだいぶ状況が良くなってきましたので、失敗して苦しんでいる方の何かヒントや、元気の源になってもらえたらと思いましてブログを始めました。
 困っている方々の情報交換の場所になったり、私で分かることはお答えしたいと思っていますのでコメントなど気軽にしていただくと、非常に嬉しく思います。
 

歯列矯正治療の失敗

2007年10月02日 03時59分23秒 | Weblog
 歯列矯正治療の失敗から1年以上の時間が過ぎました。
歯列矯正というものは時間を年単位で要する医療です。
その為治すにも多大な時間を要します。

 歯と顎は全身に密接な関係性があるので、全身にも弊害が出ることになります。
 
 今回私は歯列矯正の失敗により、色々なものを失いつつ、学んでいます。
自分がこの立場になってから調べて分かったことがたくさんあります。
同様の失敗による被害者が多いということです。
これは抜歯による失敗もあれば非抜歯での失敗もあります。
どうやら抜歯がいけない、非抜歯がいけない。という訳では無いようです。

 自分が被害にあってから知った歯列矯正に関してのこと、また感じたことを書いていきたいと思います。
 
 ブログを見てくださった方、また失敗されて悩まれている、お困りの方に少しでも完治に導けるように、元気になる様に、この辛さをシェアして前に進めるように。
 これから矯正される方には特にこれ以上同じ被害にあって時間と健康を無駄にしない様に問題の無い治療が受けられるようにと心からの想いを込めてブログを始めたいと思います。