歯列矯正の失敗

抜歯矯正を初めて1年半頃から体調がおかしくなり始めた。。

歯列矯正の失敗ー不正咬合の診断と矯正装置。

2007年10月27日 23時23分44秒 | Weblog
 またしても不定愁訴で体が辛い日々で、ようやく落ち着きました。

前回に書いていきたい順番をUPしましたが、

大事なことを書き忘れていました。

歯列矯正をするにあたって

不正咬合の診断はされていました。もちろん矯正するにあたって不正咬合が
あるからする必要性が出てくるのですが、

歯が出ていたと書きました。

実際不正咬合の種類は

上顎前突
下顎前突
開咬
 叢生
過蓋咬合
上下顎前突
交差咬合
正中離開
切端咬合

 とあるようですね。
 
 私の場合具体的に何だったということは今回は差し控えさせていただきますが、

Angul(アングル)I級でした。

そこで通常の4本抜歯をしました。いわゆる小臼歯抜歯です。

抜歯がいけない。わけでは無い場合もちろんありますし、

私の場合は抜歯が必要だったかもしれません。

ただ、歯を抜きすぎだ。と矯正医の方に言われたこともあります。

抜かなくても良かったのか、抜いたほうが良かったのか

まだ実際の所はどうだったのかは分かりません。



それと使った装置は

側方拡大装置。

それと矯正医が形を作る、おそらくスタンダードエッジワイズ法といわれるものだと
思います。

これに関しては100%確信はありませんが矯正医が毎回歯にワイヤー

当てて長さ等を見てCUTして作っていました。

私がしようした装置は表側でクリアなブラケットでした。


側方拡大装置。クワドへリックスというものを使用しました。

目的としては顎が小さいから横に広げるということです。

これを約1年程は使用していました。

この装置については歴史としてはとても長いようで数十年とあります。

ですが、この拡大については、顎を大きくするのでは無く、歯を傾斜してしまう

だけだ。という事を多くの矯正医の方が言っています。

側方拡大で検索すると多くの矯正医院のPAGEで書かれています。

しかしまだ用いている歯医者もあります。

 実際何件かのセカンドオピニオンで言われたこともやはり

「顎は大きくならない。歯が傾斜するだけだ。元々人間が持っている生体を変える事はできない。」

ということでした。そして

「歯は歯軸が真っ直ぐなのが一番噛む力が強いしそれが一番噛める状態」だそうです。


更に他の患者の方が矯正医の方に言われたこととして

「身長を高くするといってできますか?できないでしょ。それと一緒のことだ。」

と言われたそうです。


私の矯正の失敗の原因はどうやらここにもあるようです。

側方拡大をすると歯軸が傾くということですが、もしよく分からない方の為に
例えを考えてみました。


ケーキにろうそくを立てますよね。

”ケーキ”が”歯茎”だとして、

”ろうそく”が”歯”だとしますよね。

そのろうそくが内側から力を加えて外に押すと外側に斜めに傾斜しますよね。

”ろうそく”自体のさしてある場所は変わらないので、

歯が斜めに傾くということです。

顎は大きくなっていないということですね。

ただ歯が斜めに傾いただけ。

そして歯が傾いたことにより上下の歯を噛みあわせるために顎をゆがませて、

ずらして噛むようになってしまうということだそうです。

きっとここを見てくださる方々はこんな説明は不要かと思いますが分からないかも

しれない方へ念の為書きました。


他に失敗している方で、私と同じ様な症状。

下顎が押し込められている、苦しい、口腔内が狭い。

という方の中でも”側方拡大装置を使っていない方もいます。


何故こういうことが普通に起きて、してはいけない治療を知っていて

適切な治療をしている先生と

してはいけない治療を普通に疑いも無く、している先生が居るのは

何故でしょう?

こんなに治療方法がいろいろあったり、治療方法が統一されていない

医療も珍しいと思いました。

このことはまたもっと先に書きたいと思います。


次こそは不定愁訴の始まりのことを書きたいと思います。