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MOUNTAIN PEOPLE ~Life in Sasayama~

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西穂から奥穂へ縦走  (その3)

2013-08-16 15:22:59 | mountain
【8月10日(穂高岳山荘~上高地)】
4時起床。今日は下山だ。白出沢を新穂高へ下る予定だったが、雪がだいぶ残っていて
アイゼンが必要とのことなので、涸沢から上高地へ下ることにする。


ザイテングラードの下りで、陽がさしてくる。
涸沢にもだいぶ雪が残っており、疲れのたまった足には、雪渓の下りは少々きつい。


涸沢ヒュッテに到着。左上が前穂、右上が奥穂。


左上が涸沢岳。右上が北穂。

涸沢を出発。岩と雪の世界に別れを告げ、高度を下げていく。

本谷橋を過ぎ、屏風岩を見上げる。


梓川を渡ると、横尾に着く。ここからは上高地まで平坦な道のり。


徳沢を過ぎると、後もう少し。


正午ごろ、無事に上高地・河童橋に到着。

岩と雪の殿堂、穂高を満喫した3日間でした。






西穂から奥穂へ縦走  (その2)

2013-08-16 13:59:12 | mountain
【8月9日(西穂山荘~穂高岳山荘)】
 4時起床。今日は10時間の行程なので、暗闇の中、ヘッドライトを
つけて出発する。丸山を過ぎたあたりで、ようやく夜があけてくる。

中央右が西穂独標、奥がピラミッドピーク。5時ころ独標に到着。


ピラミッドピークを経て、西穂高岳に登頂。雲の中。
ここからコースの難易度が上がる。
赤石岳を経て、間ノ岳へとりつく。緊張を強いられる岩場が続く。


間ノ岳の頂上に立つ頃、ようやく陽が出て、目指す奥穂が雲間から姿を表す。


間ノ岳の下りから天狗の頭への逆層スラブの登路を望む。(写真中央に先行する登山者が。)


天狗の頭への登りから間ノ岳を振り返る。グランドジョラスやジャヌー北壁のような
迫力。


天狗の頭に到着。振り返ると一番奥に西穂高岳。


行く先の奥穂を望む。


天狗のコル付近からの前穂高岳。


こんな岩稜でもところどころに花がきれい。
天狗のコルに到着。これで今日の前半戦が終了。


先行する登山者からの落石に気をつけながら、高度を上げていく。


コブ尾根の頭で休憩。目の前にジャンダルム。奥穂もだいぶ近く見える。


ジャンダルム頂上からの眺め。


難所ロバの耳に差し掛かる。ジャンダルムを振り返る。


ロバの耳を無事通過。写真奥がジャンダルム。手前の岩峰がロバの耳。
ロバの耳の岩壁に今しがた通過したルートに登山者が。我ながらよくこんなところ
通ったなあと感心する。

残すは最大の難所、馬の背。左右がスパっと切れ落ちたナイフリッジを通過する。
馬の背を越えたら、奥穂山頂はもうすぐだ。

奥穂登頂。西穂から奥穂は評判通りの難路だった。その分、気持のよい達成感。


南を望む。眼下に上高地。奥に焼岳、乗鞍岳、御嶽山が見える。


北を見ると、涸沢岳、北穂高岳の間に、槍ヶ岳。


奥穂から白出のコルへ。ようやく今日のゴール、穂高岳山荘に。


穂高岳山荘からジャンダルムを望む。


夕焼けに色づく常念岳。
標高3000mの夕焼けと星空を楽しんだ後、7時すぎには就寝した。












西穂から奥穂へ縦走  (その1)

2013-08-16 11:30:10 | mountain
 高校2年の夏、涸沢から奥穂高岳に登った。
その後、奥穂から前穂の縦走、北穂から奥穂、前穂への縦走をした。
そして最後に残されたのが、国内最難関の縦走路とされる西穂から奥穂へのルート。
いつか行こうと思っていたこのルートに、挑戦しました。

【8月8日(新穂高~西穂山荘)】


新穂高ロープウェイの終点、千石平から出発。


目指すや山は雲の中。今日は1時間半のみの行程なので、のんびり登る。
樹林帯を登りつめると、西穂山荘に到着。


ちなみに今度建てる家のデザインの原型は、西穂山荘の形をイメージして描きました。
屋根の感じは完成形にきちんと残っています。


休憩後、山荘周辺の高山植物を見て散策。


テント場ごしに霞沢岳を望む。
明日の長丁場に備え、早めに就寝。