MOUNTAIN PEOPLE ~Life in Sasayama~

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夜行列車に乗って、ビール祭りに行ったのだ(3)

2019-10-23 08:56:43 | travel
旅の最終日はコルドバの街を散策。
コルドバは人口140万人、アルゼンチン第2の都市です。
アルゼンチン最古のコルドバ大学があり、古都ブエノスアイレス
よりも古くから栄えた古都でもあります。

まずは、街のシンボル大聖堂。

雨の中、散策開始です。





ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。
オレンジ色の壁が特徴のこの辺りの大学や教会は、
イエズス会によって建てられたそうです。。

国立コルドバ大学の中庭。

国立モンセラート中等学校。

カプチン派聖心教会。ここが面白かったです!

ゴシック様式の巨大な聖堂は、ユニークな意匠が施され、
観ていて面白いです。

人面鳥?

やたら尖塔が多いデザインは、少しサグラダ・ファミリアを思わせます。

館内見学ツアーで、尖塔の上へ。

コルドバの街を見渡せました。

夜の飛行機でブエノスへ。バラエティーに富んだ楽しい旅行でした!

夜行列車に乗って、ビール祭りに行ったのだ。(2)

2019-10-21 03:11:44 | travel
 オクトーバーフェスト。ビールの本場ドイツのミュンヘンで毎年10月に
行われるビールの祭典。一度行ってみたいと思っていたそのお祭りが、
アルゼンチンにもあった。
コルドバ郊外の街、ビジャ・ヘネラル・ベルグラーノ。
ドイツからの移民によって作られたこの町でも、オクトーバーフェストが開催されるという。
 というわけで、行って来ました。
コルドバからバスで2時間弱。
森の中にある小さな村は、ヨーロッパ風の素敵な村でした。





街の雰囲気もドイツを感じさせます。

街は年に一度の大賑わいです。

街のいたるところにあるジョッキ屋さん。
ここで各自ジョッキを買い、首からストラップでぶら下げて
飲む準備を整えて、オクトーバーフェストの会場に向かいます。

会場は森の中にあります。
雰囲気的には、ロックフェスという感じ。
入り口付近にはジョッキ屋さんの小屋があります。

ステージ周辺に、たくさんのビール屋、つまみ屋が並びます。
ビール屋では、様々な味のビールが売られています。
首からぶら下げたジョッキを渡し、ビールの種類と量を注文します。

というわけで、昼間から宴会開始です。

最初は、ハチミツ(miel)入りの地ビールから挑戦、
その後、マラクシャ風味や、スコティシュ・エールなど飲みました。
つまみは、アルゼンチンではなかなか食べられないドイツ風のソーセージです。

ステージでは様々なドイツを中心とした民族音楽の演奏。
ハイライトは樽ビールまき、たくさんのビール好きが
ジョッキ片手に待ち受けます。

ビール好きの天国のような祭典でした。


夜行列車に乗って、ビール祭りへ行ったのだ。 (1) 

2019-10-20 07:20:13 | travel
夜行列車の旅。日本ではほぼ絶滅したロマンあふれる旅に行って来ました。
「ななつ星」のような豪華観光夜行列車ではなく、
昔ながらの清く正しい夜行列車。
つまり最も安い長距離移動手段としての夜行列車です。
ちなみに、ブエノスアイレスからコルドバまで、
家族4人で3000ペソ(6000円)です。

金曜日21時。ブエノスアイレス・レティーロ駅発。

定刻通り、雷の鳴る嵐の中を、電車はゆっくりと動き出しました。
(出発直後の都市部だからゆっくり、と思ってましたが、
最後までゆっくり、でした。)

席は個室になっています。

ビールを飲みながら、闇を進んでいくのは愉しいもんです。

翌朝。

目が覚めると、嵐を抜け、朝の光に包まれたパンパの中を走っていました。

大草原の一直線の線路、でもあくまでのんびり進みます。
なので、車窓を見ていても景色をゆっくり眺められます。





車内探検。寝台でない普通の座席もあります。

昼時。日本では絶滅してしまった食堂車で昼食。



長時間の移動で子どもたちが飽きないか心配でしたが、
2段ベッドで愉しそうに遊び続け、夜行列車をとても気に入ったようでした。

土曜日16時。コルドバ駅着。



21時間の夜行列車の旅が終わりました。
(ちなみに帰りは飛行機で1時間半で帰ってきました。)