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MOUNTAIN PEOPLE ~Life in Sasayama~

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北鎌尾根 単独行 ~プロローグ~

2020-08-16 20:44:43 | mountain
 昔からいつかは行きたいと思っていた槍ヶ岳北鎌尾根。
加藤文太郎や松濤明の悲劇の舞台となった
日本が誇るバリエーションルートについに挑戦しました。
 
8月12日、朝、家を出発。がらがらの名神&東海北陸道を
とばし高山、そして平湯へ。
平湯からこれまたがらがらで自分jしか乗っていない濃飛バスで上高地へ。
(濃飛バスつぶれるんちゃうか?)

微妙な天気の中、最盛期にしては人気のしない上高地を出発。


徳沢を抜けて(小梨平にクマが出てキャンプ場閉鎖になったので混んでる)

横尾に到着。今日はここでテント泊。

結構おいしいアルファ米の五目御飯を食べて就寝。

 8月13日。小雨降るいやな天気の中出発。



槍沢ロッジを抜け、大曲り。

「北鎌尾根への無謀な挑戦を止めるように」との注意書きが、
だれかのいたずらで「北鎌尾根への無 挑戦を止めるように」となっている。
これは頑張らねば、と水俣乗越への急登。
ただ、これが意外ときつかった。
強くなる雨の中、心がなえかけた時、水俣乗越到着。

雨も幾分弱まり、決意し、登山道を外れ、ロープの向こうへ。

そう、ここからは登山道ではない、安易に踏み越えてはいけない
冒険の世界なのだ。 

比良 白滝谷 沢登り

2020-08-01 21:22:23 | mountain

登山口は坊村明王院。

林道を少し歩き、牛コバから白滝谷に入渓します。



やがて滝が現れ始めます。










白髭の滝。

これは右から高巻きます。
滝の上にはすぐに3段の滝が続きます。

さらに滝が続きます。

次はゴルジュ。泳ぎで中央突破。





そして、一番大きな夫婦の滝(落差30m)に着きました。

登山道から巻き上がると、渓相は穏やかに。
つるつる倒木橋を突破する小滝を愉しんだ辺りで、遡行終了。

白滝山の山頂を踏んで下山しました。











音羽渓谷 沢登り

2020-07-27 18:26:57 | mountain

貴重な休日、「どうせ雨」と思ってのんびりしてると
どんどん晴れてくる。
「それならば」と素早く荷物をまとめ、
車で30分、亀岡の音羽渓谷に沢登りに行って来ました。
 入渓ポイント。雨続きで、沢の状態が気になったが、
少し水量は多い程度で一安心。





新しい沢靴のグリップ力に驚きつつ、快適に沢を詰めていくと、

岩の上にマムシ発見!

初心者向けの沢、ではあるが思った以上に面白い。
高巻きせず、直登できるサイズの滝が続く。

音羽の滝。ここは流心を避け、左側がら登る。





やがて、渓相が穏やかになり、終了。
愉しい半日探検でした。

大峰・弥山川 双門ルート (2)

2020-06-10 18:22:59 | mountain

避難小屋横にテントを設営。
15時。遅めの昼ごはん。
今回の山行の主食は「うどん」。

さんまの缶詰のせ。
昼飯を食べてしばしのんびり。
やることもなく腹が減ってきたので、早めの夕食。



セブンイレブンのジャージャー麺の素のせ。
やることもなく、早めの就寝。

翌朝、コーヒーとチョコバーの朝飯を済ませ出発。
悪絶たる「双門ルート」は昨日までで、今日の行程は一般ルートののんびり歩き。





弥山山頂直下から、八経ヶ岳を望む。



弥山山頂。

弥山小屋の裏、国見八方睨からの眺め。

長年行きたかった双門ルートは、期待通りのルートでした。
最高の冒険に出会えることを保証します。
が、命の保証もできませんので、決して誰しもにおすすめは出来ません。
(十分な経験値、ルートファインディング力、体力が不可欠です。)


大峰・弥山川 双門ルート (1) 

2020-06-08 18:36:38 | mountain
関西が誇る憧れの難コース、弥山川、双門ルートに行って来ました。
金曜日、登山口の熊渡に車中泊。
翌朝7時に出発です。

不気味な手書き看板が冒険の始まりの合図です。

白川八丁をぶらぶらいくと、やがて釜滝が現れます。



巨石の重なる谷を詰めていくと、

一の滝に到着。

ここから難易度がぐんと上がります。
「ルートファインディング力必要」とは知っていたが、
本当にルートが迷いやすい。道標など皆無、ルート整備も最低限
「ひっかけ問題」のような踏み跡、テープ多数で、行っては戻るを何度も繰り返す。
しかも、すべて滑落したら、ただ事では済まないような場所だったりするので、
なかなかと集中力と、何度も戻ったりする体力が必要です。

二の滝。
ここら辺りから側壁を高度感抜群のいくつものハシゴと鎖で高巻いていきます。





そしてたどり着いた仙人グラ前のテラスから見下ろす双門の滝。

写真では遠近感もスケールも分かりにくいですが、
足元は100m以上の絶壁。その先の滝は落差60mの大迫力です。

しばらく、進むと、再びルートは川の近くまで下りてきます。
渓相が穏やかな場所でしばし休憩。

ルートを見極めながら、沢をしばらく進みます。





ここは側壁に滑り落ちそうなルートが

ここは鉄杭

千丈グラ付近は再び難所が続きます。

空中ハシゴ。

聖門の滝を過ぎ、



側壁の鉄杭連打を通り抜け、

出発から7時間、今日の幕営地、狼平に到着です。