今月のお勧めという呪い

今月の惣菜部のお勧めにヒレカツカレーと安城市内の人気店とコラボしたA弁当があります。今月のお勧めなのでいつもよりたくさん作るのは仕方ない。どっちも朝から各３０個作り、他にも定番の鮭弁とカロリーハーフ弁当に鶏めし弁当などもあります。

売れているのらまだしも、作りすぎて売れてない。午後３時の最初の値引きの時点でカレーもA弁当も数えたら２４個もありました。だいたい毎日２０個以上残っていて値引きだ。
つい２週間ほど前に言ってたな。値引き＝ロスであると、わが店はロスが多いと上層部から注意されたばかりなのに注意された言葉は頭に全く留まっていない。

作りすぎでは？と一応言ってみたとも、答えは毎回
「だって今月のお勧めだから減らせないでしょう」今月のお勧めという言葉の呪いでもかかっているのか、売れてたら増やせばいいけど需要と供給があってないだろ、売り場の山盛り目に入らないのか！嫌味のように私は惣菜部のフロアにSDGｓのスローガンを印刷して貼ってあるのに目に入るわけないか。

昨日夕方５時に来た７２歳が
「私はＡ弁当を半額で売ったことはない、カレーは売れないから早めに３割引きするけど、私は上手に売るから３割で売れるのよ」と言ってました。２割だろうが３割だろうが値引きした時点でロスなんだって、７２歳に今更「謙虚」を叩き込んでもなあ。

明日コラボ弁当のＡの方が広告らしい、数を増やして４０個以上作るとか言ってました。寝言は寝て言え、ぼけ