ほんなこつ、ささやかなこの人生

腕輪念珠・ブレスレット・ネックレスの販売日誌。

原住民の部落 多納

2016-04-29 | 台湾・中国出張

高雄縣の嶮しい山間部多納へ行ってきました。

行き方は、屏東客運の切符売場の女性に詳しく聞きました。

屏東客運バスで屏東から大津へ。

ここで、高雄客運のバスに乗り換える予定だったが、そのバス停が見つからない。

とぼとぼ歩いて茂林風景区の入り口付近で尋ねたが、高雄客運の大津バス停を誰も知らない。

茂林: マオリンと読むらしい。親しい友達のようです。

暫くして、小さなお店の女性が、自分の旦那に送らせよう、と云ってきた。

その女性は中国人で、楽しみは日本のカラオケ。

私に、「みちづれを歌ってくれ」と云ってきたが、忙しいのに「歌ってる場合か」と、お断り。

せがんできたが帰りならOKと伝えた。

旦那の車は、リヤカーつきのオートバイ、てゆーかバタコ。↓

運転席の左側に座らされた。

行商用?

コレに乗って、何とか多納に向かうことに成った。

険しい山の中で、パワーは無いし、上り坂のため、バタコは何度もエンスト。

最初に要求どおり600元(約2000円)を払ったのだが、

バタコのことが心配になったようで半分位のところで、降ろされてしまった。

(半分位の所、と言うのは後で分かったのだが。)

その時は、多納に着いたから降りてくれと云われて、そのとおり降りた。

深々と頭を下げて、お礼を言って。

すると、そのバタコはすかさず帰って行きました。

なんと、そこは半分辺りの場所だったのに。

そのことは、4~5分歩いて気づきました。

日本円で2000円ほども払ったのに、目的地までの半分辺りでホッポリ出されたのです。

なんと酷いオッサン。余りと云えば、あんまりです。

付近に、人はだれも居ない。山奥で建物は無し。

台湾において最大のピンチが訪れた。

仕方がないので、ひたすら奥へ奥へと歩きました。

バス停を一つ通過。

このまま歩いていこうと思ったが・・・。

途中、停車中のワゴン車にヒッチハイクを頼んだが断られた。

1時間半ほどで2つ目のバス停らしきところが出てきた。

場所を確認したら、目的地の多納は4つ先。

チョットばてたので、バス停のベンチで休憩。

日に3便しかない、バスは期待できない。

「どないしようか」と一生懸命途方にくれていた。モホッ。

それから1時間ほどして、なんと多納行きのバスが来たのです。

通過しそうなバスに、手を上げて合図を送りました。

助かった。

これで、「多納」に行ける。

 

着いたら、即昼食。

ソーセージ(フランクフルト)を食べた。

どこの原住民の里に行っても、コレはある。

もう一つ、愛玉ゼリーも食べた。

ぶらぶら歩いていると、ここの独特な建築法に気づく。

スレート造りなんだそうだ。

小さな土産物屋。

 

「高雄市茂林区多納国民小学」と書いている。

 

短時間の滞在だったが、夕方のバスでは遅すぎるので早めに帰路についた。

兎に角、念願の「多納」に行けました。

 

 


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