#レーコ×コロナ 新着一覧
「偶像の下描き」(十三)
雨の日のお買い物-書店の外へ出ると小雨がぱらついていて、ひと影を忘れた歩道はドット絵のように斑に染まっていた。入口のドアの人口芝生のマットで止まって鞄から傘を出そうとしたその合間に、おぼろ...
「偶像の下描き」(十四)
ためらいのない、ふたつの名前-「お友達のチカネちゃんのフルネームは?」「あ、はい。姫宮千...
神無月の巫女二次創作小説「偶像の下描き」(十五)
雨の日に失ったものは-「いつも、応援ありがとう。お礼にそれ、あげる。お釣りはいらないよ。...
【序】神無月の巫女二次創作小説「アンサング・ヒロイン」
売れないアイドルのコロナと売れっ子漫画家のレーコ。喧嘩するほど仲がいいコンビの馴れ初め...
「アンサング・ヒロイン」(一)
こころに降る雨の音-私は今でも思い出す――小学生の時の家庭科室で。青いキュウリを持った痩せ...
「アンサング・ヒロイン」(二)
どしゃぶりの街-***いまでも、ちゃんと憶えてる。あの日は、ものすごいどしゃぶりだった。...
「アンサング・ヒロイン」(三)
光り落ちくる釘の的-「コロナさん、お久しぶりね」「く…っ、姫宮千歌音。会いたかなかったわ...
「アンサング・ヒロイン」(四)
耳を傾けてくれる者があってこそ-「音楽は耳を傾けてくれる聴衆がいてこそ成り立つものよ。お...
「アンサング・ヒロイン」(五)
水曜日のブライダル-急に降り始めた雨に追い立てられるようにして逃げこんだのが、運悪く商店...
「アンサング・ヒロイン」(六)
雨に訴えれば-古いブラウン管のほうには、花嫁の幼年時代が映しだされた。歩行器に支えられて...
「アンサング・ヒロイン」(七)
ふしぎなウィットネス-ふと、なにげなく横を見て、目が点になった。ベレー帽をかぶった奇妙な...