バブルか？

今、建築業界はバブルさながらの様相です。
１９８０年代後半のバブルの時は大変鼻息の荒い業界でした。
「そんな安い単価じゃやらんわ！」
「もうちょっと上げてもろわんとねぇー」
なんて言葉が出てました。

業界全体の請負金額は相当下がってます。
公共工事は約半減。
民間も減っています。
しかし輪をかけて減っているのが職人さんです。
熟練の職人さんが高齢を迎えて引退されます。
その補充が十分にできてないんです。
一丁前の職人になるのに時間を要しますし、若者はこの徒弟制度を嫌ってます。
それに保証関係も一般サラリーマンに比較して薄いんです。
担い手不足。
職人さんもそうですが現場監督さんも。

現在、あらゆるサブコン（協力業者さん：俗に言うと下請け）が忙しいです。
ＥＶの設置に順番待ち。
鉄骨のボルト類は納期が来年の４月。
これじゃ工期が読めません。
かろうじて資材はありそうなんですが以前よりもひっ迫してます。
新湊で古民家再生物件があって今月末での工期ですが仕上がるかどうか心配してます。
予定の日に足場がばらせない。
この日にタイルが終わらない。
こんな状態です。
今回はちょっと違いますネ。

案件はたくさんあります。
五輪の関係か？それとも消費税UPの影響か？
とにかく建築業界は忙しいです。
長くは続かないと思いますが．．．。