ポップスおやじのミュージックマシンガン

FMとなみ(76.9)で毎週月曜日19:00~放送中

こだわりの処は

2012年02月28日 11時55分09秒 | Weblog

設計士さんは色んなところに今風じゃない古風さを散りばめています。

外壁。

正面だけですが幅広の杉板を使用しています。

塗装は青墨塗り(墨汁に青みがあるもの)

玄関戸は引込戸。

見込みは50mm(見込みは厚みのことです)

壁は塗り壁で掻き落としという技法なんです。

玄関の床は豆砂利洗出し(大磯)

敷居は黒御影のビシャン仕上げ。

真鍮のレールです。

木枠の下は沓石:黒御影磨き(設計者に了解して付けてました)

どうしても玄関は雨等がかかるので木は腐食するおそれがあります。

巾木タイルは特注の焼きタイル。

 

こだわりは設計者ばかりだけでなく施工者も持っております。

やはり目線はお客さんですね。

今はこのような仕事は本当に減りました(前に記述したカンナ屑の出る現場)

これからももっと減るでしょうね。

 

 


取説(とりせつ)

2012年02月26日 19時13分41秒 | Weblog

本日、新湊の現場の取扱説明会が行われました。

今風ではなく古風な感じに仕上がりました(設計者の意図)

これが逆に新鮮なんです。

大工さんが喜んでいました。

「かんなくずが出る現場」と言ってました。

そうなんです、今時かんなで木を削ることが無くなってきました。

プレカットで、す~と入ってボルト締め。

折角の大工の腕の見せどころがない現場が多いのです。

仕上げの写真は明日以降にUPいたします。