ひなたぼっこ 第二章

二匹の愛猫(でぶ猫のナナ、黒猫のココ)と50歳から始めたモトクロスがメインです。
2015.02.14ハッピー登場。

本日の感想文「ターン」」北村 薫

2006-08-25 22:56:05 | 感想文
今日も部屋の隅っこに、ななちゃんのお土産がありました(--;
画像に写ってるのはここちゃんですが、
ここちゃんはセミを捕まえる事ができません(^^;

先日の日経新聞の子猫殺しエッセイに対して
メールしたんですが、返事はきそうもありませんね(▼へ▼メ)

--・--・--・--・--・--・--・--・--・--・--・--・--・--・
彫刻家の卵の主人公は午後3時15分に交通事故に遭う。
しかし気が付いたら自宅の座椅子でうたた寝をしていた。

「あれは夢だったのかしら?」
と思ったのだが、何か様子がおかしい。
その世界には人間はおろか動物も虫も
動く生き物が一切存在しない事に気付く。

そして3時15分の状態で全てが止まっているのである。
翌日の午後3時15分にふと気が付くと、
前日と全く同じ状況で座椅子に座っている。

その日から何をしていようと、
どこに居ようと、3時15分になると最初の時間に戻ってしまう。

洗濯をしても、料理をしても、
怪我をしたって3時15分には全てリセットされている。
違うのは、記憶だけは時間の分だけ積み重なって行くと言う事。

これは物凄いシチュエーションだなと思った。
その人の本質が問われるのでは無いでしょうか?

盗みを働いても誰にも迷惑はかからない。
物を壊そうが、全部3時15分にはリセットされるのである。

逆にどんなに苦労をして、
何かを作り上げても無かった事になってしまう。
これはすごく怖い事です。

建設的な思考はできなくなりますよね。
未来に何も残せ無いとゆうことが
どれほど辛いことかを改めて思い知らされます。
そして孤独がどれほど辛い事かも。。。

5ヶ月を過ぎたある日に突然自宅の電話が鳴る。
その後、いろいろなできごとあって物語を構成するのですが、
私は最初に書いた「リセットされる毎日」
とゆうシチュエーションにとにかくショックを受けた。

一瞬は永遠、永遠は一瞬ってことです。

う~む いつもと違う私(笑)

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2 コメント

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セミ...。 (まうまま)
2006-08-26 10:29:55
セミ、すごいですね~。

これが、うちだったらどうしよう...。

外だったら、広いから大丈夫なんですけど、家の中のような閉鎖された場所にいたら、パニックになってしまいます。

一昨日は、お風呂の掃除をしようとお風呂場に行ったら、どこからか入ったのかバッタがいて、泣きそうになりました。

どうしよう、今日はお風呂に入れない!!と思いました。

でも、ビクビクしながら浴槽を洗い、お湯をはりました。

兄が、「これから、帰る。」と電話をしてきたので、「お風呂場にバッタがいる!」と伝え、兄が帰宅後にバッタを捕まえ、ようやくお風呂に入れました!

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あれま(^^; (ポン太)
2006-08-26 22:38:51
園芸が好きなのに虫が苦手だといろいろ不都合が多そうですね(^^;

セミもバッタも噛み付きませんよ・・・って苦手な人には、そおゆう問題じゃないんでしょうね(^^;
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