カウンセリングを受けてみた。
驚いたことに、私の病気のキッカケは幼少期の家庭環境だと
カウンセラーの先生に言われた。
子供が出来なかった祖父母に15歳で養子に来た父。
そして父に嫁いだ母。
私は3歳違いの姉と6人で暮らしていた。
義祖父はアルコール依存症で自殺癖ありで酒乱(DV)
義祖母は体の弱い母に代わって育ててくれたけど、
その日の気分で育てられた。
義祖母は気分屋で、また義祖父との喧嘩が絶えなかった。
義祖父はよく暴力を振るった。
水をこぼしても、宿題がうまくできなくても殴られた。
義祖母は見て見ぬふりをし、ネグレクト(育児放棄)が好きだった。
「あんたさえいなければ」
「手間のかかる子だね」
「かわいくないったらありゃしない」
彼女の口癖はそうだった。
父は仕事人間で、家庭より職場を好んだ。
家にいても、自分の書斎で独りで食事をするような
ちょっと変わった人間だった。
血のつながらない、酒乱で気分屋の義理の両親と一緒に
いるのが嫌だったのかもしれない。
夕食は震えて食べていた。
朝食もそうだった。
友達も家によべない。
また、友達の家にいくことも制限された。
生活の全て、義祖父母の判断や機嫌で決定された。
そんな家の事情を察してか、友達も離れていった。
放課後、独りで遊ぶことが多くなった。
学校でも、独りで行動することが多かった。
遠足で一緒にお弁当を食べる友達を探すのが辛かった。
運動会、母以外に見に来てくれる家族がいなく、
よくそのことで男子にからかわれた。
家にいるのも嫌、学校でも居場所がない・・・
悲しかったけど言えなかった。
母は心臓が悪く、大手術をしたばかり。
父は殆ど無視。
義祖父母は自分たちの好きなことばかりしていて孫には全く
興味を示さない。
あるとしたら、私を罵る言葉ばかり。
「あんたがいるから、やっかいだわ」
何をしてもそう言われた。
一番恐怖だったのは、義祖父が体を触ってくることだった。
誰もいない時間に、二人きりのときに。
風呂も一緒に入ることを強制された。
「じいちゃんの機嫌が悪くなるから」
そういって皆からお願いもされた。
横で聞いていた夫は愕然としていた。
てっきり、甘やかされて育った人間だと私を思っていたからだ。
カウンセラーの先生の言葉は優しかった。
「つらかったね、泣いてもいいんだよ」
「あなたが悪いわけではないのよ」
「生きてていいんだよ」
気づいたら、震えながら泣いていた。
夫が「辛かったろう、気づいてやれなくてゴメン」
「もう、大丈夫だから。俺が守ってあげるから」
カウンセラーの先生はこう言った。
「旦那さんと子供さんたちがいなかったら、あなたはもう死んでいたかも
しれない。3人が守ってくれたのよ」
「あなたが病気になったお陰で、家族の絆は強くなるから」
「もう、安心していいのよ」
驚いたことに、私の病気のキッカケは幼少期の家庭環境だと
カウンセラーの先生に言われた。
子供が出来なかった祖父母に15歳で養子に来た父。
そして父に嫁いだ母。
私は3歳違いの姉と6人で暮らしていた。
義祖父はアルコール依存症で自殺癖ありで酒乱(DV)
義祖母は体の弱い母に代わって育ててくれたけど、
その日の気分で育てられた。
義祖母は気分屋で、また義祖父との喧嘩が絶えなかった。
義祖父はよく暴力を振るった。
水をこぼしても、宿題がうまくできなくても殴られた。
義祖母は見て見ぬふりをし、ネグレクト(育児放棄)が好きだった。
「あんたさえいなければ」
「手間のかかる子だね」
「かわいくないったらありゃしない」
彼女の口癖はそうだった。
父は仕事人間で、家庭より職場を好んだ。
家にいても、自分の書斎で独りで食事をするような
ちょっと変わった人間だった。
血のつながらない、酒乱で気分屋の義理の両親と一緒に
いるのが嫌だったのかもしれない。
夕食は震えて食べていた。
朝食もそうだった。
友達も家によべない。
また、友達の家にいくことも制限された。
生活の全て、義祖父母の判断や機嫌で決定された。
そんな家の事情を察してか、友達も離れていった。
放課後、独りで遊ぶことが多くなった。
学校でも、独りで行動することが多かった。
遠足で一緒にお弁当を食べる友達を探すのが辛かった。
運動会、母以外に見に来てくれる家族がいなく、
よくそのことで男子にからかわれた。
家にいるのも嫌、学校でも居場所がない・・・
悲しかったけど言えなかった。
母は心臓が悪く、大手術をしたばかり。
父は殆ど無視。
義祖父母は自分たちの好きなことばかりしていて孫には全く
興味を示さない。
あるとしたら、私を罵る言葉ばかり。
「あんたがいるから、やっかいだわ」
何をしてもそう言われた。
一番恐怖だったのは、義祖父が体を触ってくることだった。
誰もいない時間に、二人きりのときに。
風呂も一緒に入ることを強制された。
「じいちゃんの機嫌が悪くなるから」
そういって皆からお願いもされた。
横で聞いていた夫は愕然としていた。
てっきり、甘やかされて育った人間だと私を思っていたからだ。
カウンセラーの先生の言葉は優しかった。
「つらかったね、泣いてもいいんだよ」
「あなたが悪いわけではないのよ」
「生きてていいんだよ」
気づいたら、震えながら泣いていた。
夫が「辛かったろう、気づいてやれなくてゴメン」
「もう、大丈夫だから。俺が守ってあげるから」
カウンセラーの先生はこう言った。
「旦那さんと子供さんたちがいなかったら、あなたはもう死んでいたかも
しれない。3人が守ってくれたのよ」
「あなたが病気になったお陰で、家族の絆は強くなるから」
「もう、安心していいのよ」