お昼はお友達と紅茶の入れ方教室に顔を出しました。
私は紅茶に関してもまったくの素人でございます。
オレンジペコっていつもオレンジの香りがしないなぁなんて、
のん気に思っておりましたら、する筈がない!!
茶葉のグレードの名前だったのね。
ジェジェジェ。。。恥ずかしい
オレンジペコは一番茶葉が大きくて香りが強いものだそうです。
それから、紅茶って香りを楽しむものだと思っていたのですが、
他にも渋みを楽しむものだったのね
知らないことばかりです。面白いっ

紅茶の味をグレード別に比べた後にはマサラチャイを作りました。
(ガラムマサラでもマサラという言葉をを使いますが
マサラとはスパイスを混ぜたもの言う意味)
今回は2カップ分として、水150cc、牛乳150cc、茶葉2袋(4g)に、
マサラは手に入りやすいギャバン製のシナモン、グローブ、クミンをポキポキ折ったものを加えました。
作り方を簡単に説明すると
1.茶葉とスパイスを鍋にいれる。
2.水を入れて火をつける。
3.沸騰して葉が開いたら牛乳を入れてまわりがふつふつしてきたら火をとめる。
4.茶漉しでこしてカップに入れていただく
(私は入れませんが好みでお砂糖を
)
ポイントとしてチャイを飲む時には磁器より冷めにくい陶器のカップが適しているかもしれません。
(一番冷めやすいのはガラスだそうです。)
他にもアイスティやクリスマスティについても教えていただきました。
是非、お家で作りたいです。
その時にまた作り方をUPしたく思います

お昼にお友達から映画「天心」のチケットを頂いて、
丁度、主人から会社の会合で夜は食事が要らないと連絡がありましたので、
早速見て参りました。
私の想像していた人物像とはかけ離れて、傲慢で豪快に描かれていましたが、
その知識のすばらしさは伝わりました。
運動がてら歩いて映画館に向かいましたら、肝心な初めのところでは、
ちょいと疲れたし、暖かかったし。。。うたた寝してしまって
目覚めた時には菱田春草が中心の話になっていて、私的には「菱田春草物語」になっちゃったぁ
(絵もさることながら、献身的な奥様の愛が美しかったぁ
)

この絵は先日見に行った美術館で展示されていたものですが、
他国の王に嫁にだされる絶世の美女だった官女とそれを見送る官女たちが描かれ、
皆が皆悲んでいます。
映画で知ったのですが、天心は春草に霧の向こう側を描くように指導します。
苦悩の果て描かれたであろうこの絵には、その先の異国が見えるようです。
この官女は嫁に行ってから、その国で死んでしまうという悲しい結末が待っています。
可愛そうに。
そして、菱田春草も病で失明した後に、38歳という若さでこの世を去ります。
ともに学んだ横山大観、下村観山、 木村武山のかかわりや製作の背景もわかり、
勉強になりました。天心の記念の年にふさわしい作品だと思います。

帰りも歩きましたが、靄ってとても寒かったぁ。