3月28日から、ETCを対象にした地方区間の
高速道路代が上限1000円になるサービスが
始まります。(但し休日のみ)これに歩調を合わせて、
ETCの購入助成がはじまっており、かなりの反響のようです。
・
景気対策の一環のようですが、
何かしっくり来ない気分になりました。
なぜかというと、ETCのシステムはかなり無駄があり、
はっきり言えば天下り構造を支えているからです。
・
だから、「わー!高速道路安い!うれしい。」となっても
その取り付け費の内525円とカード発行料として94円50銭は、
道路システム高度化推進機構に強制的に入るようになっています。
・
道路システム高度化推進機構は実質的に国土交通省の天下り組織になって
いて、理事には自動車メーカーやETCのメーカーの方々が名を連ねています。
・
道路システム高度化推進機構が"仕事"をしていれば
いいのですが、実はETCという仕組み自体が無駄の塊です。
なぜかというと、技術的には、車載器も登録も必要なく
同じように無人ゲート化及び課金は可能だからです。
・
アメリカにはETCより前に、E-Zpassシステムというものがあります。
これは、車載器なんか入らないし登録も必要ありません。
基本的にsuica(関西ならicocaかな)と同じものだからです。
・
つまり道路を使いやすくするという目的だったら、ETCもさらに、
道路システム高度化推進機構も無用の長物なのです。
景気対策と言いながらも、政府による無駄なシステムに
活力を与えているわけです。畑に肥料を撒きながら、実は、
害虫においしい餌を与えている状態に似ています。
・
こうしたボタンの掛け違いと、それに気づけない情報環境が、
現在の社会の閉塞感を生みだしているのではないでしょうか。
一番の景気対策は、
ETCを止めて、道路システム高度化推進機構を廃し、
道路料金を1000円にすることだと思います。
いつも見ていただいてありがとうございます。
いわたたかしのブログは今のところ3つあります。
いろいろなトピックスを楽しんでいただければうれしいです。
政策ファシリテーターポリネコ:www.polineco.jp
Cnetブログ:http://japan.cnet.com/blog/polineco
仕事の場:ハンマーバードのブログ:www.hammerbird.jp
高速道路代が上限1000円になるサービスが
始まります。(但し休日のみ)これに歩調を合わせて、
ETCの購入助成がはじまっており、かなりの反響のようです。
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景気対策の一環のようですが、
何かしっくり来ない気分になりました。
なぜかというと、ETCのシステムはかなり無駄があり、
はっきり言えば天下り構造を支えているからです。
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だから、「わー!高速道路安い!うれしい。」となっても
その取り付け費の内525円とカード発行料として94円50銭は、
道路システム高度化推進機構に強制的に入るようになっています。
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道路システム高度化推進機構は実質的に国土交通省の天下り組織になって
いて、理事には自動車メーカーやETCのメーカーの方々が名を連ねています。
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道路システム高度化推進機構が"仕事"をしていれば
いいのですが、実はETCという仕組み自体が無駄の塊です。
なぜかというと、技術的には、車載器も登録も必要なく
同じように無人ゲート化及び課金は可能だからです。
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アメリカにはETCより前に、E-Zpassシステムというものがあります。
これは、車載器なんか入らないし登録も必要ありません。
基本的にsuica(関西ならicocaかな)と同じものだからです。
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つまり道路を使いやすくするという目的だったら、ETCもさらに、
道路システム高度化推進機構も無用の長物なのです。
景気対策と言いながらも、政府による無駄なシステムに
活力を与えているわけです。畑に肥料を撒きながら、実は、
害虫においしい餌を与えている状態に似ています。
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こうしたボタンの掛け違いと、それに気づけない情報環境が、
現在の社会の閉塞感を生みだしているのではないでしょうか。
一番の景気対策は、
ETCを止めて、道路システム高度化推進機構を廃し、
道路料金を1000円にすることだと思います。
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