孤高のポエマー!@poemplay29

【詩】を綴っています!YouTube→poemplay29YouTube
インスタ→Instagram

サッカー (22歳の頃書いた詩)

2018-12-01 12:14:26 | 日記





     「サッカー」



サッカーが。



サッカーというスポーツが。



僕の人生に    僕の毎日に


どれだけの影響を及ぼし、どれだけのものを与えてくれてるか‥


それは数字では表せない。

データでは語れない。


物心ついた頃、僕は気づいたらボールを蹴っていた。

理由はよくわからないが、小さい頃から左足で、ボールを蹴っていたらしい。



そしてサッカークラブに入り。


今に至る‥    今に至るまでの過程。


様々なことがあった‥


サッカーを裏切って、道に反れたことだってある。



サッカーをやっていて様々な人に出会った。



僕はサッカーをやっていなかったら果たして友達は何人いただろうか。

何人減っていただろうか‥


考えるだけで恐くなる。


小・中・高・そして大学。


僕は確かに。 ボールを蹴り続けた。


しかし‥


走り続けたか?  始めた頃に描いた「夢」を追い続けたか‥


その問いに対する答えは‥



たぶん、今の僕の人柄を見た人なら誰もが察知するだろう。


確かにいろいろあった。


いろいろ言いたいことはある。



しかしぼくは‥


「負けた」んだ。そのことを認めて次に進まなきゃいけない。


これからのサッカー人生に生かしていかなきゃいけない。



その「志」は。



だれよりも格好悪く。


だれよりもひどい。


サッカーに対する態度を取った。


ぼくにしかわからない。



それだけ強い思いはある。



サッカーをやっていて。ボールを蹴り続けてきて。


  様々な人と出会った。

  様々な人のプレイをみてきた。


中には、いわゆる「玄人」と呼べる人もいた。


高校時代に周りのレベルに圧倒され躓き、戸惑い、悩み。


そして大きな怪我をして。


その中にはやはり自分とは一回りレベルの違う奴がいた。

  素直にそう思った。



中学時代。やはり上手い奴がいた。



その芸術性、自分と違った個性、発想、感性。 


それらはやはりサッカーをやっている同士、ディープに感じて、そして盗む。



中でも僕らにサッカーというものを肌で感じさせ、教えてくれたコーチがいる。


その人は、僕らに「サッカー」というものを。



   議論するでもなく


   怒鳴るでもなく


   図で説明するでもなく


ただただ‥



ボールを蹴って。教えてくれた。



戦術や技術も、中学生にしてはかなりハイレベルなことまで教えてくれた。



その背中に誰もが憧れを抱いていたのは言うまでもない。



いつか俺にだって出来るはずだ。


ああいうことをしたいな


ああいうキックをしたいな


その見本と呼べる人が‥



身近にいたということは‥


恵まれていたということは間違いないだろう。



後はその恩を。 その先のサッカー人生にどう生かしていくかは‥


それは  みんな次第だろう


自分次第だろう。 



  小学校時代。



大宮の住宅に住んでいたころ。


そこには壁があった。人がいた。


そしてサッカーボールが転がっていた。


土曜だろうが日曜だろうが平日だろうが、関係ない。


  毎日転がっていた。


ひたすらボールを蹴っていた。

近所に中学時代のコーチとはまた二回りくらい年齢の違うおじさんがいた。


そのおじさんの住む団地の庭は芝生だった。

そのおじさんは、僕らちびっ子たちを集めては

今でいうフットサルボールくらい小さいボールで、サッカーバレーをしたもんだ。



  楽しかったな



なんて、記憶が蘇る。



そして、大人になり、部活に入り、合宿に行ったり、試合に行ったり。



いろんな思い出と共に。

いろんな記憶と共に。


いろんな人と共に。



そしてこの「足」に込めた今までのいろんな思いが。


一つの「魂」としてやどい。



僕は今日もサッカーボールを蹴る。



今、社会人チームに入ってプレイしている。



  地元の幸手市で。



ちっちゃい街の。



今年リーグに入ったばかりのチーム。


先輩たちには教わることばっかりだけど。



また僕はそこで。


サッカーを始めようと思う。


サッカーを感じて行こうと思う。



サッカーというスポーツ


サッカーという哲学。





そこに、答えはないのかもしれない。



あーでもない、こーでもないって議論して。作戦を練って。


でも上手くいかなかったり。思わぬ方向へ行ったり。


でもみんな必死にボールを追っかける。



  そんなスポーツを


  そんな不思議なスポーツを



ぼくは愛してやまない



好きでたまらない




僕はそのサッカーの奥深さを伝えてい行く程の人にはなれなかったけど。


これからもきっと僕は、サッカーに戸惑い、驚き、感動していく。



その想いは次世代へ。


子供たちへと伝わっていく。



  Jリーグ。


 世界のリーグ。


ワールドカップ。



そして小さな街の。小さなリーグ。



そこには、様々な人の。



様々な思いが。


一つのボールに宿う。



僕は今、はっきり言える。


サッカーをやっててよかった。


サッカーが‥


好きでたまらない。


サッカーに感謝している。



  22歳。



僕のサッカー人生は。


まだ

始まったばかりだ。



ちっちゃい頃。 はじめてボールを蹴ったあの頃から‥


サッカーに対する



「想い」は  「魂」は




これからも…



人に後ろ指さされようが。


人に笑われようが


   関係ない。



これからも


続いていく…




やがてその想いは。 




全ての物事・人生を証明していく‥




「サッカー」というプレイで‥



~サッカー~