足音が動き出す時
樹々の隙間から 佇む冬の
春の声が・・・
もどかしい囀りに 振り向いて冬が笑う
気にしないでと 春が嗜めて
季節は移ろい始める
思い出の欠片が崩れ落ちる指先
こころに糸を紡いで 肩にかけると
貴方のぬくもりがよみがえる
そんな気がして
ためらいながらも行こうとする人の
少しだけ 気配を感じる事が出来たなら
まやかしの こころに 揺れる春
2019年 2月 の私
ざわざわ 揺れる 想い
そんな事も あったよね と
想う 今
では また