facciamo la musica! & Studium in Deutschland

足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

つくし

2008年04月13日 | pocknの気まぐれダイアリー
4月13日(日)一時

先週のこと、小学生の息子が「つくし取ったよー」とビニール袋につくしをたくさん入れてきた。つくしなんて見るのはいつ以来か思い出せないくらいに久しぶり。

姿かたちもかわいいし、つくしっていう名前もかわいくて愛着を感じるつくし。子供の頃、近所の原っぱでスギナを見つけたとき、つくしがあるかも、と一生懸命探したけれどみつからなかったという記憶ぐらいしかない。そんなつくしがこんなにたくさん東京のど真ん中のどこにあるというのか…

息子が摘んできたつくしは早速その晩奥さんが辛子和えにしたのを食べた。僕が記憶する限りでは家でつくしを食べるなんて初めてかも。

一口食べてみるとシャキシャキした新鮮な食感が心地よい。ほんのりとした苦味と共に春のかおりが口の中に広がり「うまい!」と一声。思ったようなえぐみや渋味といったあくの強さはなくどんどん食べてしまう。酒にもよく合う。

こんな美味い新鮮な春の味覚を近所でタダで食べられるなんてとても信じられない。でも本当だったらもっと食べたいなぁ…

昨日までの陽気から一転して朝から肌寒い日曜日の今日、息子に案内してもらってつくしが生えている駐車場にいってみた。生えてる生えてる!

駐車場の縁の雑草が生えているところに、スギナといっしょにつくしがにょきにょきといっぱい顔を出している。息子と一緒になってつくし摘みを始めた。

僕が小学生の頃、ここら辺の空き地で友達とノビルというやはり春の野草を小さなラッキョウみたいな玉を夢中で掘ったことを思い出す。そういえばノビルも見かけないなぁ。

今日の収穫は天ぷらで食べた。これは辛子和えよりも更にバクバクいける。思わぬ身近な春の味覚、いいもんだ。

つくしを何本か根っこから掘り起こして我が家の横の植え込みに植えてみた。来年大収穫となったらつくしづくしで宴会ってのもいいかも…

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