模型のプリマウス機関車たちはどれも古いものばかりです。
「古いモノ」なのでカタログやパッケージにイラストが使われていることが多いです。
少しばかりですがそのいくつかを見てみましょう。
オーロラのNゲージはポステージスタンプトレインというミニトリックスのOEMです。
しかし、WDT機関車(Cタイプディーゼル)とそれに繋がる数種類の貨車たちはトレインマスターというオーロラのオリジナルです。
イラストはデフォルメされた機関車と繋がる貨車の荷物まで模型のままです。
アトラスのNゲージセットの箱絵は前回紹介したものです。
これはどの模型のものだったでしょうか?
描かれているのはWDT機関車です。
イラストの形態を素直に見ればアトラスのOゲージのように思われます。
アメリカのAHMというメーカーは日本でいう河合商会のような会社です。
河合がバックマンのNゲージや他メーカーのプラモデルを河合商会として販売するように、AHMは色々なメーカーの色々なアイテムをAHMというブランドで販売していました。
ユニオンパシフィックのこの機関車は1967年AHM総合カタログにHOゲージとして掲載されていました。
模型のHOゲージはメハノ製ですが、これをそのまま小さくしたデフォルメもそのままのNゲージはリマ製でした。
このイラストはカタログだったでしょうか?広告だったでしょうか?TYCOのプリマウスです。
TYCO(タイコ)というメーカーは今はマテル社の1ブランドになってしまいましたが、かつては独立した玩具会社でした。
タイコのプリマウスはHOゲージしかないようですが、2軸で細身のデフォルメしたカタチはリマのHOゲージにとてもよく似ています。
私の興味は1/120を超えて、プリマウスの模型すべてにシフトしたそんなイラストの紹介でした。
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