アトラスが販売したメハノ製のWDT機関車は4年程度の販売期間でした。
その販売形態は単品だけでなくトレインセットとしての販売もありました。
セットの中身はWDT機関車1両、オアカー2両その他レールとトランスフォーマー(パワーパック)というもので、このセットを購入すればすぐに鉄道模型が始められるという入門セットです。
機関車はラインナップされていた4色すべて(サンタフェ、バーリントン、グレートノーザン、ペンシルバニア)のバージョンがありました。
また、このアイテムは1960~1970年代にかけてのモノなので外箱も直に印刷したものではなく、プリントを無地の箱に貼った貼箱です。
この手の模型やプラモデルの箱絵をボックスアートなどと言いますが、箱そのものが正にアートといった感じでレトロな高級感があります。
機関車のWDTはおよそ1/126ですが、Nゲージとして販売されているので1/160の貨車とのセットです。
その対比はかなり不自然ですが、箱絵も模型の対比を基にしたモノで、機関車がバケモノ級にデカイです。
たかが産業用の機関車が本線用機関車のように見えます。
この何気ない架空の世界がこの機関車の模型をフリーと呼ばせる根源なのかもしれません。
ほんとデカイです・・・・・。
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