Ks Shanghai 上海/写真ブログ

写真で綴る上海ライフ

中国式ガス給湯器修理法

2010-12-27 | 日記
部屋のガス給湯器の温度調節ダイヤルが回らなくなりました。
もともとマンションの最上階のため水の出が悪く、シャワーのお湯は給湯器が熱すぎると水を混ぜなければならず、水を同時に使うと給湯機が頻繁に止まって何秒かシャワーが水になって、またお湯になる。(なんか説明しにくいですね。つまり連続で燃焼してくれてお湯100%でちょうどいい温度、がベストだったということです)
ダイヤルが回らないということで、給湯機側の温度調節がすごく微妙で重要だったのですが、それができなくなってしまったのです。

修理の予約をして先日修理に来てくれたのですが、このオヤジが最高でした。
「あ、しまった! 肝心の交換する部品をわすれてしまった!!
でも、実はこれは直さなくてもコツがあるんだよ、温度調節のダイヤルなんて回さなくても、ほら、ここにあるガスの元栓を半分閉じればいいだけなんだ。ほら、熱すぎないでいい感じの温度になるだろ?
じゃあ、私がここに来たことと部品を忘れたことは内緒にしてくれよな。
修理代はいらないから。」だと。(もちろん中国語なので意訳)


日本のかの有名なガス湯沸かし器メーカーだったんですがね。
言われてみて初めて、そうだよな、って気がつきました。
こういう原始的に当たり前のことを日本人はもう忘れているのでしょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿