周期性四肢運動障害とむずむず脚の話

睡眠障害の一つ、周期性四肢運動障害とむずむず脚症候群患者の体験談を中心に、、、

むずむず足と気分障害

2006-09-05 23:10:26 | むずピク日誌
昨日、むずヒクが悪化したあと、気分的な落ち込み・意欲の低下がやってくることが経験的に多いと書いたばかりであるが、ベイリンガー・インゲルハイム社の今日付のプレスリリース [非麦角系選択的D2受容体作動薬プラミペキソール、レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)患者におこる気分障害の改善にも有益]という話を見つけた。
 やっぱり、気分障害も症状として出るんだな。出て当たり前だよな。記事に「時には痛みすら伴うほどの不快な下肢の異常感覚」・・・まさしくその通り・・・この感覚は、自分だけじゃないということだ。
 ただ、異常感覚だけでなく、同時に微少な不随意運動も実際に起きていると思う。

 青春の時代から、もしかしたら人より振幅の大きな気分の変調に悩まされてきたという自覚があるのだが、この病気が根底にあったとしたら、俺の一生を支配している病気じゃないか。ちくしょうめ。
 今年の夏のむずヒクが、余りに酷かったためか、最近、午前中気分的には悪め、夕方に少し良くなる感じがしている。気分変動の振幅が、低い方向へ振れている。ちょっと宜しくないかもしれない。

 患者同士の情報交換という場も、必要だと思う。
 自分自身、足先の知覚過敏とでも言うような冷感も、レストレスレッグ・むずむず足症候群の患者の訴えとして他の人にもあるということを知って、はじめてこれもそうなんだと思ったこともある。それまでは、痛風とか糖尿病に付随する末梢障害の症状説明を見て、似ているけど、血液検査などでは尿酸値も血糖値も全く正常だしなぁ・・と思っていたのだった。

 中脳の鉄分不足→ドーパミン合成・代謝の不調→PLMD、RLSの身体的症状
 加えて、気分障害という精神的症状も、むずむず足症候群の症状としてあるという。そこまで言及している、一般向けの解説記事等には、まだぶつかっていない。

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