周期性四肢運動障害とむずむず脚の話

睡眠障害の一つ、周期性四肢運動障害とむずむず脚症候群患者の体験談を中心に、、、

絶不調期

2006-08-31 12:39:08 | むずピク日誌
今年の8月は、当地(北海道)も暑かった。連続真夏日の記録を更新しかけた。冷房のない会社の事務所は35℃になった。お盆過ぎからは、東京の梅雨を思わせる雨と蒸し暑さが続いた。
今年の8月は、不調である。

最近の調査では、脳内の鉄イオン不足によるドーパミン生成・代謝回路の不調という説が原因として有力だという。不調な時期は、傾向として、日中にむずむず感・ヒクヒクとした痙攣(ふくらはぎ、二の腕、背中中心)、筋肉の疼痛(太股、二の腕、腰)などがあり、それが落ち着くと、いろいろな部分の筋肉痛。
それだけで収まれば良いが、さらに引き続いて、日中の睡眠不足感、頭重感や気分的な問題(意欲・集中力の低下、動き出しの悪さ、抑うつ的思考傾向・・)が来る場合もある。
今回は、そこまで来てしまった。回復期のリバウンドみたいなものかなぁと思っている。 ちなみに、家内に言わせると、足の指が不規則に開いたり閉じたり、盛大に動いているとも言う。昨晩も目撃したと言っていた。手の指で動きを真似しようとしても、できないぐらい複雑な動きらしい。
 
 その気分的な感じや、夕方に少し良くなってくるなんていうのは、ウツ症状に似ている。でも、むずヒクの原因は、ドーパミン生成・代謝回路の不調・・・気になって、いつものグーグル検索。
 うつ病は、セロトニンが主に関係していると思っていたら、あるサイトでは「うつの原因として言われるモノアミン仮説・・ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンというモノアミン、どれか一つでも少なくなると、うつ病・・・」まあ、3種類の量的バランスが崩れるといっても良いのだろう。
つたない理解に寄れば、ノルアドレナリンは、ドーパミンの代謝によって作られるのではなかったかな。
 そうすると、非常に悪くなると、気分的落ち込みを感じて来るというのも何となく理解できる。
 原因が、(たとえ医学的に正しくなくても)納得できれば、その時期の対処方法もあるような気がする。要するに、頸をすくめて、嵐の過ぎるのを待つということだ。家人や家族には、ちょっと迷惑かも知れないけれど。ただ、こういう時期と、仕事の忙しさのピークが重なるとつらい。

http://www.tokyo-clinic.jp/depression/depression01.html
「ドーパミン うつ」で検索していたら見つけた。
アモキサンのところに気になる記述。
「3環系抗うつ薬でドーパミンD2受容体遮断。意欲低下を改善し気分を明るくする。」
ドーパミンD2受容体というのは、RLS治療薬として承認申請中のプラミペキソール(商品名ビシフロール)が作用する受容体だ。
1999年~2000年頃。実は、SSRIデプロメールが認可直後に暫くデプロメールを処方されたのだが、その後、アモキサンに変更された。確か2カプセル×3回。そして、日中傾眠や頻繁な途中覚醒を感じだしたのは、そのあたりからなのだ。
 アカシジアと呼ばれる、アモキサンなどによる副作用は、RLSの症状に近い。ただ、自分の症状が薬剤性だとすると抗うつ剤など止めてから5年以上も症状が継続するのも変な話だ。
 もともと素質として、PLMD/RLSを持っていたが、年齢的にも若くて表に出ていなかったものを、表に出してしまったと言うことはあるのだろうか。


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