うるしブログ

漆原良成のブログです

1985年

2006-07-23 20:36:38 | Weblog
本屋に平積みにされていたので手にとって
裏表紙のおすすめトークに目をやる。

「おニャン子に夢中だったあの頃。僕らの弱小高校野球部にすごい奴が
やってきた。夕やけニャンニャンを見ること以外何のやる気もない
僕らがアイツのおかげでひょっとしたら甲子園にいけるかも・・・・」

1985年、今から21年前、私はその当時はもう23歳、
大学4年になっていたのでもうおニャン子という年ではなかったけど
雰囲気は手に取るようにわかる。

バッテリーなどとはまた違った青春ドラマが描かれている。

内容は、それはねーだろうといったありえない内容だらけなのだが
でも、当時の日本中の多くの特に優秀でもない一般的な高校生の気持ち
がうまく出てる感じがした。

県立高校で大学には行きたい、花園までは目指してはいないがラグビーをやり
勉強は好きではないが、目立ってはいたい。
アイドルはキャンディーズ。

そんな高校生活だった自分と重なり合う部分が多い。

作者の五十嵐貴久氏、1961年生まれなので同じ年。

私と同年代の方にはお薦めです。

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