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植物のふしぎ

植物をはじめ、生物のふしぎな生態をレポートします。
🌷ガーデニング・家庭菜園・草花と自然🌷

雨の日の花

2025年04月13日 | 植物の生態

今日は朝から雨が降り始めて一日天気が良くありませんでした。そんな時、植物たちはどう過ごしているのでしょうか。

オステオスペルマム キララ

昨年手に入れたサントリーフラワーズの品種。2年目もたくさん花を付けてくれました。晴れの日には黄色い花がたくさん咲いて元気をもらえるのですが、雨降りの今日は日中でも花は閉じたままです。

オステオスペルマムは、元々日の当たらない夜間は花を閉じる性質があります。推測ですが、虫の飛来しない夜や悪天の時には花を閉じていた方が花粉を失わないなどのメリットにより生態が進化していったのでしょう。

野草・・まずはお馴染みのホトケノザは・・

晴れの日も雨の日も変わらない装いでした。

オオイヌノフグリは・・

今日咲く予定のつぼみと思われましたが、全然咲きませんでした。

【まとめ】

  1. オステオスペルマムは日の当たらない夜間や悪天では花を閉じる性質があります
  2. その理由として、ポリネーターが飛来しない夜間や悪天では花を閉じていた方がメリットがあるためと考えられます
  3. ホトケノザの花は上弁が帽子のようにして雨から雄しべを守ることができるので悪天でも何の対応もしないようです
  4. オオイヌノフグリは、好天では花畑の様に咲くのに、悪天では一切花を開きません
  5. 花の構造や植物の都合により、天気に対する花の反応は異なります

【感想】

花の形状によって天気への対応を変えるということ・・これ、人生にも通じるかもね。ホトケノザのように才能や環境に恵まれている人は、状況が悪化したとしても たじろぐことはないということ。一方、オオイヌノフグリのように恵まれない人は、前者と同じ対応では失態をしでかすことになりますが、行動に変化を起こせば成功に導けるということですよね。オオイヌノフグリを見て、わたしを始め「恵まれない」人々に勇気を与えてくれているんだな、と思った雨の日でした。


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