goo blog サービス終了のお知らせ 

植物のふしぎ

植物をはじめ、生物のふしぎな生態をレポートします。
🌷ガーデニング・家庭菜園・草花と自然🌷

いちごの初収穫

2025年05月17日 | 家庭菜園

プランターで育てているいちごが1個赤くなりました!久しぶりのいちご栽培です。

明日収穫の方がいいかな?でもそうしていると鳥やナメクジに喰われてしまうことがあるので早めでも取るようにしているのです。ナメクジ・・カタツムリの親戚みたいだし農作物にあまり悪さをしないのかと以前は思っていたのですよ。だから庭で見かけていても全然気にしていませんでした。でもいちごを初めて育てた時、ナメクジの凶悪性に気付かされました。それから目の敵です。ハハ。広大な畑と違って庭先だと植木鉢とかプランターとか隠れるところがいっぱいあるからナメクジ増えるよね。

収穫したいちごは3cmくらいと小さめ。でも初物は美味し〜ぃ。

品種はカレンベリーです。この品種、近くのホームセンターや園芸店を巡ってみても売っていなくて。旅行した時に関東地方のホームセンターで手に入れたのでした。この品種にしたかったのには理由があります。いちごって受粉がしっかりできていないと形がいびつになりますよね。カレンベリーだと人工授粉しなくても綺麗な形になるのですよ。手間をかけずに形のよいいちごが取れるから助かるのです。過去色々な品種を育ててみて味が抜群でなくても形の良い方が重要かなと思って。

過去この品種を栽培していたときは菜園で野生化しました。その時は大きないちごがたくさん取れていました。しかし、病気に強いカレンベリーでも炭疽病だと思われる病気が蔓延してしまいました。何年かは薬で防除対策したものの沈静化しなかったから一旦撤去することにしたのでした。また思いっきり食べたくなって久しぶりの栽培です。

【追加情報】5月18日に見てみたら、写真手前にボケて写っているいちごが・・・喰われてしまいました。残骸の様子から多分鳥。鳥は視覚で餌を見つけるので赤いいちごは草や枝葉で隠しておかなければ。多数実っている時は鳥にお裾分けしてもいいけれど一株しかないから悔しいなぁ。

【まとめ】

  1. いちごは受粉が均一にできていないと果実の形がいびつになってしまいます
  2. カレンベリーは人工授粉しなくても形の良い実が取れます
  3. カレンベリーは炭疽病、うどんこ病、萎黄病および疫病に対して抵抗性があるので露地栽培が可能です
  4. それでも病気を蔓延させてしまうと沈静化させるのは大変な労力が必要になります
  5. 病気を見つけた時には早めに対処することが必要です
  6. 苗購入の1年目はプランターで栽培し、菜園の空いているところに子株を下そうかと思っています
  7. 野鳥に食べられてしまうので赤くなった身は抜いた雑草などで隠すようにしたほうがいいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市販培養土の比較試験の結果

2025年05月13日 | 家庭菜園

ブログの移転に関しまして、6月いっぱいはこちらgooでの投稿を続けたいと思います。その後は・・・はてなブログに移行するかどうか・・?はてな?・・まだ決めていません。


5月2日の投稿で小松菜のプラグ苗を用いて市販培養土の比較試験を開始しました。その投稿が・・

小松菜で培養土の比較試験をします

の記事です。昨日の時点で明らかに成長に差が出ていましたのでレポートしたいと思います。

栽培開始時5月2日の写真が・・

簡単に試験の概要を述べます。各培養土を2個ずつのポットに入れて試験しました。下2段に並んでいるのがホームセンター各社で販売している14L入り400円前後の園芸用培養土を入れたポットです。一番左の列二つをA社とし順に右へB〜F社とします。上2段に1セットあるのは比較のために6L・680円の高額商品を入れておきました。

そして5月12日、移植後10日経った状態が・・

予想していた以上に成長の差が開きました。D社培養土の小松菜は明らかに成長が遅いことがわかりました。成長が良いのは高額商品とA〜C社の培養土のようです。

横に並べて比較してみたところ・・

最も成長が良かったB社と最も成長が悪かったD社の比較です。同じ期間栽培したとは思えないほどの成長差が生まれました。

次に生育良好な一番と二番の比較を見てみると・・

両端の二つが一番の成長を見せたB社の鉢で、中の二つが二番手のA社の鉢です。

下位の二つを比較すると・・

両端が下から二番目のF社で、中二つが最下位のD社培養土で育てた小松菜です。

小松菜がどのくらい伸びたか測定しました。最も伸びた葉を培養土面からの高さとして物差しで計測しました。葉の開き具合が高さの測定値に影響するので、客観性に乏しくなると思われましたが、成長の開きが大きかったので順位づけには影響ないと判断しました。

  • 高額商品:10.5cm 13.0cm 平均11.8cm
  • A社   :12.5cm 11.5cm 平均12.0cm
  • B社   :13.5cm 13.5cm 平均13.5cm
  • C社   :11.5cm 10.5cm 平均11.0cm
  • D社   : 6.5cm   7.0cm  平均6.8cm
  • E社   :  9.5cm* 11.0cm 平均10.3cm
  • F社   :10.5cm 10.0cm 平均10.3cm

「*」の株は虫食いがありました。

平均値を持って順位付けすると

B社 A社 高額商品 C社 E社 F社 D社

の順となりました。E社、F社は平均値が同じでしたがE社の9.5cmの株の子葉が下の写真のように虫食いされていまして、これが無かったらもっと伸びていたと判断して上の順位にしました。

削られた跡があるのでナメクジでしょうか?犯人は見当たりませんでした。それ以外、アブラムシがほんのわずか見られた程度でした。群れになっているものは無かったのでアブラムシ被害は無視して良いと判断しました。浸透移行性があるアルバリンで一度駆除したのですが効果が長期間続かないようです。アルバリンに耐性できているのかなぁ。


B社の培養土については以前から愛用していたものです。数年前から外装記載のメーカー名が変わっていた商品だったので 以前と同じパフォーマンスがあるか心配していました。しかし、高額商品より良い成績だったのでこのまま愛用していきたいと思いました。A社とC社については、土の様子から良い成績になると予想していました。結果は2位と4位であり、園芸経験を積んだことで土の良し悪しが少しは分かるようになったのかなと思いました。


商品価格と培養土の袋に記載されている各社のアピールポイントを要約しておきます。

  • 高額商品:理想を追求 団粒構造 フローラマックB やバットグアノ他成分をアピール(6L 680円)
  • A社:有機堆肥をベース 保肥力を高める各種原料 緩効性化成肥料入り(25L 598円)
  • B社:90日間効く肥料入り(14L 382円)
  • C社:初期肥料入り ふかふかで根張りの良い pH6.5±0.5 EC1.0以下(14L 348円)
  • D社:木炭、木酢酢入り 緩効性肥料入り pH6.5±0.5 EC1.0以下 (14L 438円)
  • E社:肥料効果120日間 pH EC調整済み 苦土石灰+炭(14L 398円)
  • F社:3ヶ月肥料効果 pH調整済み ゼオライト入り エコマップ配合(14L 438円)

今回の試験では小松菜の初期生育に限って培養土の違いを観察しました。栽培期間がもっと長かったり別な植物で比べてみるなど条件が変われば結果も変わるかもしれません。さらに比較対象を食味にすると成長スピードと無関係な結果になる可能性も考えられます。しかし、今回の目的は園芸植物だけでなく菜園用としても安心して使用できる培養土を決めることにありました。なのでわたくしの結論としてはA、B、C社の製品であればコストパフォーマンス的に心配いらないかなと思いました。幸いB社の店舗は自宅に比較的近いので今後もこの商品を利用していこうと決めました。


【まとめ】

  1. 同一価格帯の市販培養土でも商品により小松菜の生育に大きな差が出ました
  2. 高額商品よりも小松菜の生育スピードが優れた商品が複数ありました
  3. 製品にpHやECの数字が記載されていても小松菜の生育が良くなかった商品もありました
  4. その一方、袋のアピールが控えめな製品の方が成績が良かったものがありました
  5. 今後はB社の製品をベースに利用していくにしても 植物の性質に応じて土の性状を変える成分を追加するなどの工夫は求められます
  6. 小粒ながら軽石が多く含まれた製品があり予想通り生育スピードは下位の結果でした
  7. 成長が良く無かった製品でも、逆手にとって寄せ植えに使えば草姿が乱れにくく長期間楽しめるなどのメリットはあるかもしれません

【感想】

数字を盛り込んでグイグイ来るようなパッケージの商品と控え目な商品が並んでいたら前者を選びがちですが、商品の性能には全く関係ないことがわかりました。それゆえ市販培養土を利用して植物の様子が芳しくなかっ時は真っ先に培養土を変えてみることが解決策になりそうです。

【今後】

  1. 今回の試験開始と同時に菜園にも小松菜プラグを移植してありますので、市販培養土と菜園での栽培の比較をしてみたいと思います
  2. もちろん菜園は日光量、温度、風や近くで栽培している植物の影響など様々な点でポット栽培とは異なるので単純な比較はできません
  3. 判定に葉の身長を測定しましたが、葉の数についても記録をとっておこうと思いました
  4. 各培養土で2ポットずつ栽培しているので一つは液肥を追加して成長に差が出るか観察してみようかと思っています

【追加情報】

5日後の5月18日に観察した結果。最も伸びている本葉について、基部から切り取り長さを測定しました。また、本葉の枚数をカウントし( )内に記します。

  1. 高額商品:17.0cm 17.0cm 平均17.0cm (10枚 10枚)
  2. A社   :17.5cm 17.5cm 平均17.5cm (10枚 11枚)
  3. B社   :16.0cm 15.5cm 平均15.8cm (10枚 10枚)
  4. C社   :16.0cm 16.0cm 平均16.0cm (9枚 9枚)
  5. D社   : 7.0cm   7.5cm  平均7.3cm  (6枚 7枚)
  6. E社   :12.0cm*  15.0cm 平均13.5cm (9枚 9枚)
  7. F社   :10.5cm 11.0cm 平均10.8cm (8枚 9枚)

13日に計測したときと順位が変わりました。

A社 高額商品 C社 B社 E社 F社 D社

また、同じ日に菜園に植えた小松菜についても大中小の3株で調べました。

  1. 菜園  : 19.5cm 22.0cm 24.5cm 平均22.0cm(9枚 9枚 10枚)

【まとめ2】

  1. 今回の同一価格帯の市販培養土試験で、A社の製品は高額商品よりも優れていました
  2. A、B、C社の製品であれば栽培に問題は生じないと思われます
  3. その中で最も家から近い店舗のB社の培養土と機会があればA社のものも利用していきたいと思います
  4. A社のポットよりも菜園への地植えの方がはるかに成長は良い結果となりました
  5. いくら良い培養土を用いても根域が制限されるポットより地植えの方が優れているということ
  6. 菜園で栽培する予定があるなら、できるだけ早くに移植するのが良いと思われます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年栽培する夏野菜

2025年05月08日 | 家庭菜園

今日、園芸店で苗を買ってきました。例年はもっと早くに入手して菜園に植える前に鉢増しで大きく育てていました。今年は直接植えてしまおうかな。

左から順番に紹介します。

中玉トマトで「Mr.浅野のけっさくII」という品種。店頭のラベルでも食味が極上らしく面白いネーミングなので買ってしまいました。果たしてどんなトマトになるのでしょう。メーカーのホームページ見てみたら、病気の抵抗性がないらしいです。上手に育てられるかちょっと心配。去年育てて美味しかったシュガープラムも欲しいけれど植えるスペースがないかも。そしてナス、昨年は二株育てた「あのみのり」。

ナス・「あのみのり」という品種

わたしくらいの栽培技術でもそこそこの数穫れるのでこの品種は欠かせません。続いて「庄屋大長」。もっと細長くなる品種とどちらにするか迷いました。でも「ペンなす」は冒険しすぎかもと思ってこちらにしました。人気の「みずなす」接木苗は売り切れていました。自根苗はあったのですが、ウチは接木でないとうまく育たないので。というか接木でも終盤病気になってしまう菜園なのです。そして甘唐辛子の「甘とう美人」。こちらも収穫数が期待できるので昨年に続いてこの品種を購入。そうそう、去年は栽培環境が良くなかったせいか辛味が出てしまったんだった・・。書いていて思い出した。別品種にしても良かったかな。

そして右端でピンボケしているのが一緒に買ったアゲラタム。庭の各所に植えようと思うので今年もこの一株から さし芽で増やしていこうと思います。うっかりしていたら花のタネとか蒔かなくちゃ!の時期になっていたヮ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小松菜で培養土の比較試験をします

2025年05月02日 | 家庭菜園

過去に培養土の比較試験をしたことがありました。小松菜を用いて成長の比較試験をしたところ、商品によって思いの外成長に差が出ました。簡単に言うと、最低価格の培養土は成長が芳しくなかったと言うことと、中程度の価格帯の商品でも高額商品と同等以上のものがあったということでした。それ以降、そのコストパフォーマンスの良い商品を愛用していたわけなのですが・・

最近、感覚としてその培養土を使っても生育の様子が以前と違うかな〜と感じるようになって。培養土のパッケージを良く見たところ、パッケージは同じで販売業者名だけが変わっていました。培養土は重いので輸送コストの面から製造業者も含めて変えたのかもしれません。・・と想像したのも、元の製造業者がある圏内の系列店では変更されていなかったので。

と言うことで、私の思い過ごしかどうかを確かめることも含め、複数のホームセンターから14Lで400円前後の価格帯の商品を集めて比較試験をしてみることにしました。

今後の結果を含め、企業名は伏せますね。個体差の影響を少しでも下げるために2ポットずつ調べることにしました。下段の6種類はホームセンター各社の中程度の価格帯商品です。左からA社〜F社とします。購入当時の価格やパッケージに書かれているセールスポイントなどは結果発表の時に載せるかもしれません。

上段の1種類は高価格帯の商品を園芸店で入手してコントロールとしたつもりでした。でもこの商品、ホームセンターの物とは見るからに違っており比較対象にならないかな。木片の混ざりが目立つし粒が大きいのでどちらかというと植木や山野草などに向いているといった印象です。

使用したタネは「はかた小松菜」有効期限は今年の10月のもの。比較試験ということで期限切れは使わずに新たに購入しました。タキイの種まき用培土を用いてプラグ苗を作り各ポットに移植して成長の様子を比べることにします。トレイの内側と外側の影響もできるだけ小さくするために数日毎に場所の入れ替えもするつもりです。

そして植えた様子をアップで撮影。ありゃ。株の中心にアブラムシがいますね。比較試験に甚大な影響が・・。明日にでも駆除したいと思います。


以前は価格帯を変えて比較試験をしたので培養土によってかなりの差が目立ちました。今回は類似の価格帯なので大きな差は見られないかもしれません。しかし写真で見てわかるように、土の外見が実に様々。なんとなくの印象でA社とC社の商品が良い成績になるのではないかと予想しました。そして高額コントロール商品は小松菜では良いパフォーマンスが見られないかも、と危惧しています。果たして!?

【まとめ】

  1. 過去に行った比較試験で、低価格の培養土は小松菜の成長が良くありませんでした
  2. 中程の価格帯の商品でも高価格の商品と同等以上の成長を見せた商品もありました
  3. 培養土は重い商品なので企業の都合で扱う商品や製造業社や配合が変わる可能性があります
  4. 今回の試験は小松菜に限ったことであり、植物の種類によって好みの土は変わります
  5. とはいっても今回の結果でコストパフォーマンスの良い商品をベースに園芸にも用いたいと思います
  6. ガソリン高の時代でもあり店舗までの距離も考慮に入れます
  7. 培養土は利用者の栽培コストを下げるためのものなのでコスト高になる商品は避けたいと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キュウリの芽出しが完了!ポットに蒔きました

2025年04月23日 | 家庭菜園

「goo blogサービス終了について思うこと」の続きは後日アップ予定。その要約は、他のブログサービスに登録はしてはみたけれど 引越しするかはもう少し考えてみたい、というようなこと。


キュウリの芽出し作業

春の農作業が立て込んできており、変化を記録しなくっちゃ。日々の変化を記録するというのがブログの得意とするところ、備忘録としても役立つよね。ということで今回はキュウリの芽出し作業で発芽が確認できたのでポットに蒔いた時のレポートです。

まず、トレイにキッチンペーパーを敷きそこに水をひたひたに入れてキュウリのタネを置きました。そして乾かさないように室内管理にします。この時期、温度をかけなくても3日もあれば発芽してきます。ここ数年の記録を見てもいずれも浸水後3日で発芽が確認できていました。嫌光性種子と言われることもありますが、暗くしなくてもこの方法で問題なく発芽していました。ちなみに今回用いた品種は四葉(スーヨー)です。昨年、「クロシェの菜園記録」さんのブログで見て今年栽培することに決めていました。

この写真は、発芽開始の翌日に撮ったものです。右列二番めの最後の一粒の発芽が始まり、発芽率100%となりました。先行発芽したタネでは根がかなり伸びてしまっています。こうなると蒔きにくくなるので根が少しでも伸びていたらすぐ蒔いた方が良いと思われます。伸びてきている根の方向を下向きにすると良いです。

4粒は普通の黒い9cmポットに、残り2粒はDCMで入手した小さな透明スリットポットに蒔きました。観察や栽培管理に色々使えそう。そうそう、水栽培したヒヤシンス球根を透明ポットに植えてみたのですよ。そしたらアスピリン処理栽培でおもしろい差が出たのでもう少し先で報告したいと思います。

今回は、根を含めた成長過程の観察を目論んでいるので、タネをポットの端に沿わせて置きました。どうなるかワクワク。根は光を嫌がるだろうからアルミホイルで巻いた方が良いでしょう。


透明スリットポット

種まき用培養土と水の吸収について、透明スリットポットを利用したことにより気付いたことがありました。

乾いた種まき用培養土(タキイ)をスリットポットに入れて、下から水が流れ出るまで5回灌水しました。その後の様子が次の写真です。

 

黄色の円内で色が薄い土は全然湿っていないことを示しています。5回も灌水したにもかかわらずです。気づかずにタネを蒔いてしまっていたらどうなっていたのでしょうか。予め培土全体を別容器で湿らせる作業って思いの外面倒なんですよね。乾いたまま使えれば楽なんでしょうけれど・・近々改めて調べてみますね。ちなみに、YouTubeのハウツー動画では、農業系のある方は毎回必ず別容器で湿らせてから使用していました。一方、園芸系のある方は乾いた培土を詰めた後で灌水させていました。時間が経てば全体が湿ってくるのか、はたまたそうでもないのか、それとも大同小異なのか。

【まとめ】

  1. キュウリは、水を浸したキッチンペーパーの上にタネを置いておくだけで発芽します
  2. キュウリのタネは予め芽出しさせておくことでポットに蒔いた後の成功率をほぼ100%にできます
  3. 発芽後1日経っただけで根がかなり伸びて蒔きにくくなるので、発芽したものから順にポットに蒔くと良いでしょう
  4. キュウリのタネは嫌光性種子の記述もみられますが、室内光に長時間当てていても問題なく発芽します
  5. 種まき用培養土は、使われているピートモスなどの影響により乾いた状態では湿りにくいという性質があります
  6. そのため予め別容器で湿らせてからプラグやポットに詰めた方が無難と思われます

【追加情報】

  1. 今回使用した透明スリット鉢においての種まき用培土の水の吸収について
  2. 初期灌水後に湿っていない部分が残っている状態の鉢を二つ用意して、一つはそのまま、もう一つは腰水させて一晩置きました
  3. その結果はどちらの土も満遍なく湿っていました
  4. もちろん水の吸収量は腰水の方が多い結果です
  5. いずれにしても、今回の培土に関しては初期灌水で部分的に湿っていない箇所があったとしてもそれほど心配しなくても良さそうです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする