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植物のふしぎ

植物をはじめ、生物のふしぎな生態をレポートします。
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春の野草

2025年03月14日 | 野草・山野草

今日は快晴でした。風はやや強めに吹いていたものの比較的暖かな春の感じでした。

庭の雑草が花を咲かせていたので、そのうち幾つかのご紹介・・

オオイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属)

クワガタソウ属はゴマノハグサ科からオオバコ科に移動したのですね。オオバコと全然似た感じしないですが・・

昨年の厳寒前から咲いてはいました。記録していないので不確実ですが、昨年11月下旬くらいから咲いていたような気もしています。ただ、3月に入って暖かくなってくると花の数も増えて断然元気です。花の中心には雌しべ1本と雄しべ2本。この雄しべ、確実な受粉をするために特徴的な動きをするのですよ。また日を改めてレポートできたら、と思います。


次に、オオイヌノフグリと生きている場所も咲き始める時期もほぼ一緒の・・

ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属)

唇形花の模様はバリエーションがあります。道端の雑草ではありますが、赤紫の美しい花です。写真のような咲く花の他に、閉鎖花もつける植物です。これは、紫色の丸い蕾のまま開かずに自家受粉して終わってしまう花です。これについても後日レポートできたら、と思っています。

過去に大変珍しい白花のホトケノザを見つけたことあります・・

赤紫の中に白花があると大変目立つし美しい。滅多に見られるものではありません。翌年、同じ場所に行ってみても見つけられませんでした。遺伝的には不安定なのでしょう。

次も過去写真

ヒメオドリコソウの白花 こちらも滅多に見ることはありません。


タネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)
名の由来は、種籾を水につける時期に咲くためと言われています。オオイヌノフグリやホトケノザと違って、多くが春になってから咲き始めます。なので、この花が目立ってきたら名の通りに春の農作業開始の指標になりそうです。
 
・・といいうことで、本日、ジャガイモを植えました。今年はインカのひとみを作付けしようと あちこちの店舗を回ったのですが、見つからず・・。キタアカリにしました。育てやすく収量も多いし美味しいので大好きなジャガイモの一つです。保存期間もインカ系に比べると長いのでたくさん採れても消費に困ることはありません。
 
この他、ヒメオドリコソウ、コハコベが咲いていました。
 
【今後の予定】
  1. オオイヌノフグリの雄しべの動き
  2. ホトケノザの閉鎖花の観察

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