チイコさん(♀)

cocoさんが、トラックバックしてくれたので、地域猫運動に大いに活躍してくれた猫をご紹介。

白黒パンダ　約６ヶ月　保護猫第１号。
当時、猫の不妊手術の必要性を近隣に何度も説得していたが、まったく理解してもらえなかった。
「猫がいたら水をかけて追っ払う。そのうちおれへんようになるやろ」
「手術したって、一緒や。またどっかから来るし」
「お金使って誰がそんなアホなことするねん」・・・　散々である。

４/１１の夜８時ごろ、何処からか子猫の鳴き声が・・・
声を頼りに探してみると、裏の溝から。しかし暗くて見えない。
ずっと鳴きつづけているので、近所の人も出てきた。
皆で探したが、どうやら２軒隣の敷地内だ。チャイムを押してみたが、応答が無い。
打つ手無く、皆あきらめて家の中へ入っていった。

１２時を過ぎても、鳴き声が止まず、みんな寝れなくてまた探してみる。
その時に、言ってみた。
「不妊手術をすれば、もうこんな事は無くなる。親猫を手術して地域猫にしませんか？」
「そうやねぇ・・・」　　やった！手ごたえあり！

結局子猫は一晩中鳴きつづけた。
夜明けを待って、敷地内に入らせてもらい無事保護。保護する条件で、地域猫運動への了解を数軒からいただいた。

びしょぬれになりながらも、元気いっぱい。
亡き猫のお供え用に買っていた猫缶をがつがつ食った。
子猫の世話は初めなので、ネットで色々調べる。
出てくる出てくる～ホントにインターネットって便利！
そっか、まず健康診断ね。

亡き猫の通っていた病院には、２度と行くつもりは無かったので、(この件に関しては、またいつか)
なるべく近くで、時間的に都合のいい病院を探して連れて行った。

生後約1ヶ月。健康状態良好。耳ダニ無し、回虫無し。へっ？回虫？何それ？
なんか子猫について色々勉強しなきゃいけないみたいだわ。
野良猫に理解ある、とても親切な病院だった。

このチイコさん。まだ里子に行けてません(T^T)
まとまりそうなお話はいくつかあったのですが、連れて行く前日に里親候補さんが子猫を保護されたり・・
ホントにご縁の薄い子でございます。
避妊手術のため入院しておりましたが、本日無事退院いたしました。

チイコさん。あなたには感謝してますが、そろそろ里子に行ってくださいませんかね？

チイコ)　１番最初におうちに来たんだから、１番最後に出て行ってあげるね！