ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

うそ

2016-02-12 19:17:01 | Weblog
先日、妻の弟夫婦と一緒に焼き肉を食べることになり、
飲食店の口コミサイトで評価の高かったお店に行きました。

国産和牛。
炭火焼き。

この謳い文句で、
滴る肉汁を思い浮かべてはグゥと胃が唸るので
予約してお店に突入。

座敷に上がってくつろいで
ビールを飲みながら焼き肉を食せばどうでしょう!

なんと、美味しくないじゃないですか!

なにせ生肉の色が赤くない。
少しチョコレート色の“ド不健康”な色。
生ものにしては危険な色ですね。

エラーした野手がミスをグローブのせいにするかのように
私は焼き網を覗き込んで落ち度なサムシングをチラ見しました。

炭が申し訳程度に少数しかなく、
炭の下から業火の如く出火しているバーナーで
ほとんど焼いている炭火焼スタイルなんて
ま、まあそんなのよし子ちゃんとしましょう。

大人ですから。
いちいち目くじら立てません。
華麗にスルーです。

しかしですね、お店さん。
さりげなくアジア系の店員さんに
本当はどこの国の肉かを尋ねた時に
「USです」
という答えが返ってきたのはまずかったですぜ。
国産和牛を謳っている手前、
それは嘘になってしまいますから。

私が笑顔で尋ねたため
“お肉が美味しかったから産地を聞いてきた”と思ったのか、
「アリガトウゴザイマス!」
と言われましたが。

外人さん、ありがとうの使い方を間違ってるぜ、
というセリフを胸におさめて
国際問題には発展させず
私は風に吹かれながら店を後にしました。

確かに何かとアレでしたけど
その場が盛り上がったからこれもまた良しです。



小林朋広



PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
オリジナル・デザインのPINS(ピンズ・ピンバッジ・ピンバッチ)を
受注製作する専門メーカーです。
http://www.pins.co.jp

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