南アフリカ・ワールドカップで印象に残った人

ワールドカップ観てますか～！
“世界のHONDA”とその名を世界に轟かせている本田選手。
しかし、日本にはかつてその名を聞いただけで
世界が震えあがったJリーガーがいました。

え？誰かって？
そうです。
都並（TSUNAMI）元選手です。

すみません、ほんのジョークです。
みだりに不快指数を上げようとしたわけではないんです。
和ませようとしたんですが、
見つめ合うと素直におしゃべりできない性格なんです。

よけいスッキリしませんか？

南アフリカ初戦でネルソン・マンデラ元大統領が出席する予定だったようで。
身内に不幸があって実際には出席できなかったのだが、
それでも南アフリカでワールドカップを開催できたことには
万感の思いがあったのではないだろうか。

ワールドカップ開催でそんなことを考えたのは、
数ヶ月前に映画「インビクタス」を観たからかもしれない。
「インビクタス」とはラテン語で“不屈、支配されない”という意味だそうだ。

27年間の獄中生活を経て大統領就任。
人種差別の色濃い時代で、
白人も黒人を融和・和解させたいと、
そして国民に誇りを持たせたいと
1995年に南アフリカでラグビーのワールドカップを開催させる。
命を狙われながらも貫いたその意志と覚悟たるや想像を絶する。
凄まじい。
軟弱な僕がもし彼の魂に触れたら、
恥ずかしくて瞬時に消え失せてしまうだろう。
日本の政治家にも是非観てもらいたい映画だ。
蓮舫議員はこれを観て涙したそうだ。

頑張れ、南アフリカ。
ちょっとだけ応援してるぞ。


小林朋広

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