驚

くもり空で時々薄日がさしたり、小雨がぱらついたりした一日。
七月のはじめにしては、気温は低めかも。そんなに汗もかかず。
市の広報紙点訳の校正を手伝う。午後からは親戚宅に行く日だし、
辞退したんだけれど、「夏の特別号だから量も多いのでお願い」と後輩に言われ、
断りきれず午前中だけボラセンへ。
後輩……と言っても年上で、しかも熱意にあふれて仕事をばりばりこなす人たち。
いつも圧迫感を持ってしまう私。まあマイペースで細く長くつづけるしかないか……。
で、今日割り当てられた仕事は量的には少なくて、校正も修正も1時間ほどで終わる。
広報紙の字数が予想より少なかったそうで、結局私はいなくてもよかったのかも。
とにかく早く帰れそうでよかった、と内心ほくそえみつつ、修正したファイルを
「上書き保存」して……あれ、なんか変だ。
「上書き保存」をクリックしたのにいきなりWin-bes画面が真っ白に。
え！？とびびりつつ、他に策もないから画面をとじてみる。
普通なら「ファイルは変更されてます。上書きしますか？」って訊いてくるはず。
でも……今日にかぎってコンピュータは無言。しかもフォルダの中に「166-1」ファイルがない！！！
ぎゃあ、ファイルを消してしまった!!!!!
一人で大騒ぎする私をよそに、入力者のTさんは落ち着いて「このファイルとちがいます？」。
それは「社協Bes」という名称。そんなー、名前が変わるはずないでしょー。
開いてみるとはたして166-1ファイルだったりする。
「名前をつけて保存」にしてないのになんで勝手に変わるんだよーーっ。
なにはともあれ、ファイル消えてなくてよかったけどさ。
みんなは「そんな簡単に消えませんよ。時々こんなこともあるみたい」とか言うけど、
信じられナーイ。て言うか、私がボラセンのパソコンに慣れてないだけなのかな。
後からよく見れば「社協Bes」ファイルの作成時間は、今朝の修正した時刻になってたし。
ほんと、お騒がせしました。