カニサボテン

のつぼみが日に日にふくらんでいる。
根づまりしてるのか、少し葉色が冴えないのは気になる部分。
サボテン系なので酷暑にも強く、しかも水気も好きそうなので育てやすい。
ものぐさな性格のわりにはお水をあげすぎてしまう私には、うってつけの植物かも。
実家から母が持ってきた1株と、十数年前に私が買い求めた1株から、6株ほどに増えた。
この時期には毎年のように薄いピンクとオレンジ色の花を見せてくれる。
もっと小まめに葉ざしをすれば、株もまだまだ増えるはずだけど。
花屋さんの店先にはポインセチアの鉢が並ぶ季節。
いかにもクリスマスが近いという感じ。
以前に一度買ったことがあるけれど、すぐにパラパラと葉が散りだしたような記憶が。
あまりお水をやりすぎてもダメなのかも。
それ以来、ポインセチアはお店で鑑賞することにしています。
さて(?)、昨日の感知式信号の一件。
朝からあれやこれやと思い直してみたりした。
で、あの「二輪車用」と書かれた押しボタンは、やっぱり車用ではないのかも。
信号待ちしながらサイドブレーキを引いて車から出る、というのはけっこう異常な事態。
そんなわざわざ事故を誘発するような方法を警察が採用するだろうか？
昨日なかなか青信号に変わらなかったのは、システムが私の車をうまく感知できなかったとか？
そう言えばUターンするために、けっこう左側に寄せてたし。
検索したら、感知式の信号は停止線にきちんと止まらないと作動しないこともあるそうな。
停止線を守っていたつもりでも、微妙にずれていた可能性もある。
とまあ謎は謎を呼ぶので、今度は停車位置に留意しつつ信号の様子を見てみよう。

信号

おだやかに晴れた一日。
淡い水色の空に綿菓子のような雲がいくつも浮かぶ。
もう十二月になろうとしているのに、けっこう暖かい。
明日からは寒くなるとの予報。去年の十二月はものすごい寒さだったっけ。
パンジーの苗を買いに行きつけの苗屋さんへ行く。
そのお店は、道幅の広い幹線道路から少し脇にそれた場所にある。
給料日前なので6株だけパンジーを買い、やっぱり腐葉土もいるなあと思い直して
それも買って車に積み込む。我が家の給料日は毎月一日。ATMで引き出せばいいことなんだけど、
今月は何かと物入りだったから少し引き締めねば。なんて思ったわけで。
さて、家へ帰るには側道から幹線道路に入ってUターンしないといけない。
側道なので信号が青になっている時間は短い。今日ももちろん信号は赤だった。
赤信号で当然ブレーキを踏み信号待ち。バックミラーで見たら、後ろには1台の
車も単車も止まっていない。私の車だけ。
いつもこの場所でわりに長い時間待つし、ボーっとあたりのイチョウ並木を眺めてみる。
すぐ横を通る本線には絶え間ない車の流れ。そのうち本線の信号も赤になる。
すると本線と直角(たぶん)に交差している道路が青信号に変わる。
何台かの車が動き出し、何人かの人が横断歩道をわたり始める。
いつもなら、本線に交差した道路の青信号が赤になると、今いる側道が青に変わるはず。
そう思って待っていた。ところが青になったのは、すぐ横を通る本線の信号。
あれ？　と思いつつも、赤で発進するわけにも行かず待ち続ける。
そういう感じで二回ほど同じサイクルをくりかえしただろうか。
これはおかしい。信号が故障してるのかな？？　
ふと見れば、私の後ろには20台近く信号待ちの車が並んでいる。
信号には「側道用　感知式」のプラカードがかかってるし、いくらなんでももう青になるだろう。
そう自分に言い聞かせつつバックミラーを見ると、3台ほど後ろの車から運転していた男性が降りてきた。
あ、そうか。
横目で道路脇の電柱を見れば、はたして押しボタンのついた黄色い箱が……！
横断歩道で見かけるアレです。ボタンを押すとすぐに信号が青に変わる……。
今まさにボタンを押している人に向けてちょっと会釈でもするべきかとも思ったけど、
相当長い時間気づかなかったのはカッコ悪いし、あえて知らん顔をきめてみる。
押しボタンの効果はテキメン。すぐにめでたく側道は青信号に。
異様にアクセルを踏み込んで、逃げるように帰途につく私。
だけど、あの黄色い箱にはたしか「二輪車用」って書いてあったよね。
車は通るなってことかなー？　赤信号のたびに車を降りてボタン押すのもねえ。
周辺に住む人にとっては、車はなるべく側道の方へ入ってきてほしくないんでしょうなぁ。
それにしても不親切。押しボタン式にしたらしたで、ひと言お知らせの紙でもあればいいのに。

a crescent

なんだか久しぶりに青空を見た気がしたり。
けっこう雲も多かったとは言え、夕方まで雨は来なかった。
夕方遅く薄雲の中に見た時は三日月かと思ったら、
今晴れ渡った空にかかるのは半月に近い形。
ゆうべよりはやや冷え込んでいるかも。
昨夜は寝ながら季節はずれの蚊に攻撃されるほど暖かだった。
しかたなく寝ぼけ眼で蚊取りマットをたいてみる。
街路樹のイチョウ並木もいつの間にか黄金色一色に。
今年は風が弱いせいか、雨に打たれてもかろうじて枝にとどまってる。
道に散り落ちた葉の方が少ない感じ。
昨夜起きた京王線の脱線事故。原因は踏み切り内に乗り捨てられた乗用車だったそうな。
遮断機が下りて閉じ込められたので、運転していた中年女性はパニックって逃げだした模様。
その後駅に報告するべきところを、そのまま呆然としていたのだろうか？
結果として普通電車がその車に衝突してしまい、京王線は始発からストップ。
1200人に影響が出るはめに。
十数年前に私が教習所の講義で習ったのは、万が一踏切内で立ち往生したら
とにかく車は置いてでも逃げ出しなさい、ということ。
その昔、踏み切りの中でエンストした車を何とか動かそうとしていて逃げ遅れ、
そのまま電車に轢かれた人がいたらしい。
昨夜の運転者も大勢の人に迷惑かけたのは動かしようのない事実だけど、
助かってよかったよね、何はともあれ。
明日は我が身かもしれない。踏み切りの前では一旦停止、左右確認を忘れずに。

unlucky

星占いによると、今日最も運勢が悪いのは私の星座（かに座）だとか。
朝に聞くともなく聞いた「めざましテレビ」の占いコーナー。
朝から重ーい曇天で「ごめんなさーい！　かに座のあなた」って言われると
ほんと全然ツキのない一日かと思えたりしたけれど、別にそういうわけでもないし。
普段と変わりなく平穏に夜を迎えた。特別ラッキーなことがないのも事実だけど。
点訳サークルの例会に出席。
国語便覧の点訳が完成したそうで、チーフもホッとした表情。
のべ20数人もの点訳をまとめるんだから、彼女も大変だったと思う、何のかんのと言ったって。
2週間後の例会の後、打ち上げがあるとか。センターの食堂でケーキセットという流れでは。と予想。
費用はサークルから出してもらえるはず。教科書点訳や点字教室の謝礼で、会計的には
苦しくないらしい。会員一人一人が年会費をおさめている活動だし、こんな使い方もアリかな……？
「大西洋まぐろ類保存国際委員会」の会合で、クロマグロの漁獲枠削減が合意された。
世界最大の消費国、日本の輸入量が減ることは間違いないような。
現に店頭のマグロもこの頃明らかに値上がりしてるもんね。鰹のたたきまでが高くなったのは何故？？
漁船の燃料である、原油も高騰してるからダブルパンチ？
うちで買うようなマグロは、高級品じゃないメバチマグロとかキハダマグロだと思うけど。
それにしてもショックだったのは、マグロにも「蓄養マグロ」と呼ばれる養殖品があったということ。
90年代後半に地中海ではじまった方法で、稚魚を獲り生簀で太らせて出荷していたなんて。
知らなんだー。知らなんだー。

in rain

明け方から降りだした雨。
午前中には一旦あがったものの、お昼すぎ再びぽつぽつと落ちはじめる。
今は部屋の中にも雨音が響くほどの降り方。風も鳴っている。
こんなに降ると木に残っていた葉は地面へと洗い流されるだろうな。
午前中カラス数羽が飛んできて、カアカア鳴き交わしながら近所の柿の木に止まる。
お目当ては朱色に熟した柿の実。例年はご主人が実を収穫されるけれど、
今年は奥さんの看病で手が回らないような。大きな木にたくさん実が残ってる。
カラスも完熟した柿が好みなのかも。若くて色の薄い実には手(くちばし?)を出さない。
今日ようやく二階にストーブをセットする。部屋干しした洗濯物も乾くし、
なんと言ってもあったかい。風邪もほとんど治った感じ。
去年か一昨年の風邪薬を飲もうかな。とか思ってるうちに治っちゃった。
以前に薬局のオマケでもらった生姜湯の粉末に熱湯をそそいで飲んでみる。
そんな習慣はなかったんだけど、けっこう風邪に効くみたい。
ジャパンカップ。ディープインパクト優勝。大外からの末足はすごかった！
世界バレー男子。チュニジアに競り勝って、久々のベスト8。
昨晩から二夜連続でドラマ『氷点』を見る。新珠三千代をなつかしく思い出す。
飯島直子も悪くなかったけれど。
……結局テレビばっかり見ていた一日。。。

走る猫

晴れていたのは朝のうちだけ。
浮かんでいた雲の輪郭がぼやけ始め、お昼ごろには空一面に広がる。
相変わらず気温も低めな気が。今までが暖かすぎたのかもしれないけれど。
昨日からどうも喉が痛い。物置のホコリを吸ったせいかなって思ってたら、
今日になっても少し痛いし、なんとなく寒気はするし水仕事もおっくう。
ま、おっくうなのはいつものことなれど、洗い物すると確実に寒気が増す感じ。
本格的な冬はまだだと言うのに、こんな時期から風邪ひくなんて。不覚。
あの人参ジュースはあまり効果ないじゃん。
おまけにこの2週間ほどは白米を胚芽米に切り替えたのに。。。
特にヘルシー志向で換えたわけじゃなく、胚芽米が安かったので何気に買ってしまっただけ。
白米よりは炊けた時にヌカ臭さがあったりする。冷めると色もますます黄色っぽくなるし。
とか最初は不平たらたらだったのに、ここ何日かでようやくクセに慣れてきたのか少し味がわかってきた。
まだ2㎏くらい残ってる。次に買うのは白米or胚芽米？　迷ってしまう。
健康志向なら断然胚芽米にしなきゃね。白米プラス麦っていう手もあるかも。
ぼんぼんの通院日。薬は日に2個になった。
この頃では自覚症状もないし、身内の目からも元気を取り戻したように見える。
あとは病気がぶり返さないこと、予防的なケアをどうするかが問題になるみたい。
病院の近くに貯水池があって、その周りにサクラが植わっている。
小高い山の気候のせいか、すっかり葉を落として冬姿。
その並木の下を、1匹のトラ猫が全速力で走っていた。
あたりに人影はなく（私の車の他にも車は何台か通ってたけど）犬や鳥もいなかった。
普通、猫ってゆったり行動するはず。何ゆえあんなに急いでいたの？　謎な猫。
冬木立池の周りに猫走る・pino

緑の目

朝方は今にも泣き出しそうな空だった。
その後予報どおり雲が切れて青空がもどってくる。
そう冷たくはないものの北風が吹くと、木々は色づいた葉をふるい落とす。
常緑樹である我が家のキョウチクトウ。青々とした葉の裏に大きな青虫が4匹も。
数日前からひそんでいたのは知ってたけれど、外出が続いたので放置していた。
今朝ふと見れば葉を食い荒らしてずい分丸々と太った感じ。
これ以上おおきくなると捨てるのがたいへん。
両眼までが緑色で、しかもプラスチックぽいエメラルドグリーン。(笑)
虫をつけたままキョウチクトウの葉っぱをはさみで切り落とし、ナイロン袋につめる。
それを自転車の前カゴにのせ、線路際の崖の斜面へ捨てに行く。
今日はちょうど生ごみの日だったので、そっちへ出すべきだっただろうか？
これから寒い日が続くから生き延びられるかどうかは微妙かも。
第一、もうそろそろサナギになってないといけない頃では……。
ちなみに、大人になれたとしたらどんな虫になるのかなあ？
幼虫図鑑で見ると、まあ一番似てる気がするのはアゲハチョウなんだけど。
これも先日来、気になっていた物置の整理。
母の代から物置の片隅に眠る、首のもげた日本人形。
今日あらためて箱から恐る恐る出してみたら、なんと髪の毛までがはがれていた。
しかもサイドはわりとしっかりとまっているのに、頭頂部の毛だけがまるでウイッグみたいに落ちていた。
つまり頭の上は白い地肌がのぞいていて、ホント河童みたい。いや、ネタじゃなくて。
しかも瞳はやけにリアルなきらめき。無下に捨てたりすると祟りがありそうな。
どこかのお寺で供養してもらおうかしらん。
ネットで調べたら何箇所か引き受けてくださるお寺がありそうなので。

冬がくる前に

……ていうか、もう冬なのかも。風は弱いものの、けっこう寒い一日。
日ざしがない分よけいに寒く感じるのでありましょうか。
青い空の下の紅葉・黄葉もきれいだけど、バックが灰色でもなかなか趣のあるもの。
昨日の疲れ……てこともないんだけど、なんか体がだるいし、夜になって冷え込むし、
このパソコンのそばには暖房がないし、ホットカーペットの方へと転がったのが運のつき。
タイトル何にしよう。とか思いつつ、ふと気づくと日付は変わっていた。
徳島の方で、数日前から崖に取り残されていた野良犬が、レスキュー隊に救出されたとか。
麻酔銃を撃たれて保護センターへと移送。軽い脱水状態なのに水をあげようとしても
檻の隅に逃げてしまって容器に近づこうとしない。そんな映像をテレビで見た。
命は助かったのに救われない目の表情。報道でけっこう全国に知られたせいか、
里親を名乗り出る人が数十人もいるそうな。もうしばらくして人に慣れたら、
どこかに貰われて幸せな生活を送れるのかもしれない。
あの崖の近くは捨て犬が多いそうで、中には保健所で殺処分になる犬も。
先日「狂犬病で死者」というニュースもあったので、処分される数も増えるような気がする。
生まれたばかりの仔犬を崖から投げるよりは、置き去りにする方がまだマシだろうか？
避妊という方法がベストとも思えない部分もたしかにあるけれど、消去法で考えると
残るのはやっぱりそれかもしれない。
喪中欠礼を出そうとして今年の初めにもらった年賀状を引っぱりだす。
今年は戌年だったから「我が家のわんこ」風の写真がプリントされた数枚が。
愛くるしい瞳に見入っていると「犬飼いたいっ！」って正直思うんだけど。

closed

一日中、空は晴れていた……のだと思う。朝に空を見たきり。
夕方外に出たら、すでに深いトバリが降りていた。
終日何をしてたのかって言うと、何をかくそう卓球の試合。
進行が信じられないくらい遅れまくって、ほとんどが待ち時間。
台は空いてるのに、運営本部が不慣れで試合の組み合わせがおかしい。
で、別に選手として選ばれたわけじゃなくて、クラブを通じて申し込めば
誰でも参加できる試合。<closed>と言うよりは、<open>なのかも。
世間から遮断された世界だから、体育館から一歩外に出ると空気が違ってる気が。
家にたどり着くと、すでに夫は帰宅していた。
有り合わせでかろうじて夕食を並べる。気まずい空気。
かっきり6時に夕食を食べるぼんぼんは、すでに外食を終えた後。
6時少し前私の携帯に電話してきたので、外で食べるように私が頼んだのだった。
家族に負担をかけてまで卓球する必要があるのかどうかは疑問だけど、
当分やめられそうもなかったりする。
明日からは家事もちっとは気合入れて片付けるし、今日のところは大目に見ておくんなせえ～

ichigo ichie

おだやかな空もよう。明るく澄んだ空の色には、秋の名残りが……。
雲の形は見るたびに変わってゆく。
流れるって言うよりは、同じ場所で表情豊かに何かを演じているみたいな。
小学校4年生の点字教室が開かれたので、お手伝いをしてきた。
福祉学習第2弾。って教頭先生は生徒たちに説明していた。第1弾は何だったんだろう？
最近の教科書には、点訳の手ほどきが載っているようで、毎年この時期には
サークルに講習会のオファーがくる。
33人学級が3クラス。講師はサークルのベテラン陣3人。サポートは計9人。
大まかな流れ的には、点字についてのビデオを見せて、点字の成り立ちを説明した後、
実際に点字板を使って点字を打ってもらうというもの。
時間は2時限、つまり45分×2あるものの、相当駆け足で進まないと予定を消化できない。
子ども達も点字板を実際に手にした時はけっこう張り切っていたけれど、
点訳の決まりをはっきり理解できないまま、どんどん課題が進んでいくので何かしんどそうだった。
ちょうど給食前の時間だったから空腹なせいもあったのかな？
私自身、たまにパソコン点訳をするだけの昨今。点字を読みづらくなってるのを思い知ったり。
パソコン入力するとソフトがカタカナ変換してくれるので、点字を直接読まなくてもすんでしまうのであーる。
授業の始めに「点字を見たことある人？」って講師役が問いかけると、ほとんどの子が手をあげた。
「どこで見たの？」の問いには、「エレベータ」「駅」「自動販売機」「ソースのビン」……
けっこう反応はあったりした。短い時間だったけど少しでも点訳に関心を持ってくれたらうれしいなあ。
「何でも好きな言葉を点字で打ってね」とうながされて、「イチゴイチエ」と打った子が
よそのクラスにはいたそうな。やっぱり「一期一会」のつもり？　大人顔負け。