波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

南房ドリームⅤ

2007年12月28日 | 2007年釣行記

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ううううっ・・・・

寒いよう・・・怖いよう・・・寂しいよう・・・

午前3時半、白浜某所は予報通りに?

北北東の風5m、ウネリあり!

暗闇の中でも、磯周りに広がるサラシが広く大きいのが解る。

潮位がまだ低い分、それほどでないが、ノリが付着して滑る濡れた足場は

『ここはウネリが上がって来るよぉ~』

・・・と語っている。

そんな、厳しい条件下で竿を出すのは、釣友からの事前情報があったからだが、自分の経験からは、あまり良い記憶がない場所、1時間ほどアタリがないまま過ごしていると、つい場所変えしようか?・・・と気持ちが揺らぐが、今までそのパターンで自滅しているのでじっと我慢する。

4時30分ころ、

「おはようございます。じゃましないようにやりますから、隣に入らせてください。」

「どうぞどうぞ!一緒にやりましょう!」

心が折れかけたときに、釣り人(お二人)?が現れてほっとする。(^^ゞ

「アタリありますか?、先週来たら、ここでバンバン釣っているのを見て、出直して来たのだけど・・・」

「いや~、アタリないですね。荒れ模様が続いたし・・・濁ってるみたいだし・・・」

暗いうちは、フグも食わないぜっ不調。

東の空が紅く燃え出しても変化が無く、半ば諦めが心を支配し始めたとき・・・

鉛色に見える海面の上の灰色のウキのシルエットが消えた!

シュルルルッ・・・

フリーにしたスプールからラインが出て行く!

「やっと、食ったぁ~!」

久しぶりの小気味良い引きで、下針に25cmほどの本命がきた。

続いて、20cmほどの小型。

ここで、ようやくスイッチが入ったのか、投入した仕掛けを張り気味にして誘いを掛けるとすぐにアタリが出る。

そして、事件が起こった!

誘いを入れる・・・・

スパッ!っと消えたウキ!

そして、ギュ~ンンンッ・・・のはずが・・・・

グイン・・・グイグイグイグイッ!(ジッ・・ジ・ジィ~)

久しぶりにドラグが逆転する!

「アジじゃないかも?メジナ?青物?大鯔?」

様々ことを考えるほど時間を掛けてやり取り、薄暗い中で海面下に見えたシルエットは、やはり青物?

足場が低いので思い切って抜き上げる!

「ひゃぁぁ~おばけアジだぁ!」

海面から抜ける瞬間、アジだと解ったが、もう抜いてしまった。

直後の測定で、40cmを気持ちオーバーする巨アジ!

せっかく玉網持ってきたのに・・・・、落としていたら一生後悔したかも(笑)

ここからは、爆釣モードで20~30cmと型はバラバラだが、コマセが無くなる8時過ぎまで十分に楽しめた。

・・・というか、40cmを釣ってしまって、既に燃え尽きてしまった。(笑)

 後から来た方はオキアミでやっていたが、同じポイントに入れてもアタリが出ないとのことなので、余りそうだった餌を分けてみたり、誘いを入れるようにアドバイスしたところ、こちらも爆釣モードに突入!

「・・・あっ? ああっ?・・大きいみた・・いっ!」

・・・の声に振り向くと、満月にしなる竿!

自分では使わなかった玉網を構えていると、海中見えてきた砲弾のような魚影!

「ああっ!またおばけアジだ!ゆっくり・・・無理しないで・・・」

最後まで抵抗して上がったのは、まったく同じサイズの巨アジ!

満面の笑みで

「釣りは、こういうことがあるからやめられないよね!」

「そうだねぇ!」

名前も知らないもの同士だが、こうしてコミュニケーションの輪が広がるのが釣りという趣味の良さである。

清々しい朝だ!

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日時:2007年12月27日3:30~8:00

場所:白浜某所

潮汐:大潮

釣果:アジ40cm×1尾、20~30cm18尾


GOROさんた(サンタ?)登場!

2007年12月25日 | 2007年釣行記

サンタクロースのプレゼントは大型アイナメだった!

世間は3連休だが、自分は23日も出勤で、ようやく取れた時間が24日の午前中。

一度良い思いをすると、大怪我するまで通い詰めるのが自分の悪い癖なのだが、今回もそれが的中!

夜明け前に釣り場について、まだラインが見えない薄明時、今年一番の実績場所に竿を入れるが、まったくの音なし・・・

暗いうちなら小メバルがうるさいほど餌を取りに来るのだが、モタ~ッと1尾上がってきただけで明るくなるまで沈黙が続いた。

ならばと、順番に実績場所を叩いていくが、やはり休日とあって、同業者が多数竿を入れている。

そんな中、見渡しの良い広い岸壁のところで、遠くに見たようなシルエット!

「ん? GOROさん?  ・・・でも玉網が違う?」

・・・と思って、時々チラミしながら釣り歩いていくと、向こうもこちらを・・・・

目線が合った一瞬、その釣り人に爽やかな笑顔が!

「あっ!やっぱGOROさんだったのか!・・・久しぶりッ!」

「やっぱりpingさんだったね。どっかでみたような感じだったから・・・・」

「何時頃からやっていたの?」

「ん・・・夜明けからだよ・・・そうそう、アイナメ出たよ。・・・・うちは、今夜クリスマスパーティーで食べられないから・・・持ってく?」

「えぇっ!いいのぉ♪」

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内房の団子釣りで同行してから早6・7年か?

偶然にも同世代の釣友に再会でき、元気そうな笑顔に、しばし釣りを忘れて話し込む。

「年末のオフ会来れるの?」

「家の用事があって無理だなぁ・・・」

「じゃあ、このお魚は、GOROさん名刺代わりに持っていくね。」

「うん、皆さんによろしく!」

「じゃあ・・・また!」

GOROさんの釣りはいつも短期決戦だ、短い時間で集中して結果を出す。

この日も、まだ午前9時過ぎなのに帰宅するとのこと。

ワシの場合は、釣技がない分、粘り倒して結果を出す。

・・・・と、思って釣友を見送り再開、しかし昼前に北風が強くなり、28cmのメスを1尾引っ張り出すだけに留まった。

その後、風裏になるところを捜しながら北袖まで徘徊したが、午後1時にギブアップ、GOROサンタのプレゼントを積んで、家路に着いた。

日時:2007年12月24日6:30~13:00

場所:富津~木更津~袖ヶ浦界隈

潮汐:大潮

釣果:アイナメ28cm×1尾、小メバル1尾、

GOROサンタのアイナメ:メス40cm×1尾、オス35cm×1尾

昼過ぎから大荒れ、海鳥も羽を休めています。

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婚姻色

2007年12月11日 | 2007年釣行記

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12月の初釣行は、久しぶりにデイタイムのアイナメ。

例年なら木更津沖提に渡るところだが、今年は若干魚影が回復しているようなので、久しぶりに富津~木更津方面の岸壁ツアーを敢行。

先ずは富津新港へ、

到着早々、準備をしているところに声を掛けられた。

「おはようさん、アイナメですか?・・・カレイをやるつもりなのだけど・・・最近ここも釣れなくなったね~」

「そうですね。西提の先端まで行けば、まだ可能性は在りそうですけど、歩くのがしんどいですよね。」(笑)

そんな会話をしているところに、西提から帰ってきた釣り人が・・・・

未明の一時にバタバタと食ったそうで、15~20ほどのメバルをたくさん持っていた。

メバルと両狙いも面白そうだ。

 この時点で既にすっかり明るくなり、早速短竿で岸壁沿いを攻め始める。

仕掛けは単純、ハリス1.5号を1ヒロ、黒チヌの4号を結び、針上2cmにガンダマ3Bを打ち、餌のアカイソメをハリスにこき上げて垂らしは1cmほど、これをヘチ際ぎりぎりに落とし、潮流に乗せてポイントに流し込んでいく。

 ・・・・とは云うものの、仕掛けは簡単だが、ポイントを捜す(推察する)のが難しいこの釣り、今までの実績、つまりデータの蓄積が釣果を左右する。

過去に釣果があった場所は、根魚であるだけにまた違う個体が居つく可能性が高い。

なので、先ずはそのポイントを徹底的に攻め倒してから、他を捜すというのがセオリーだ。

そんな訳で、先ずは今期最大が出たポイントから開始。

北系の風がやや強く、ラインが膨らみながらスルスル・・・と2m位入ったとき、膨らんだラインが2度ほどスッ・・・と直線になるようなアタリが出た。

そのまま送り込んでから訊き合わせると、ゴクン・・・ゴクン・・・と首を振るような動きで25cmほどのメスが上がってきた。

アイナメはこの時期複数で居ることが多いので、再度同じポイントへ送って同サイズを1尾追加。

その後は、アナハゼのアタリに変わってしまったので小移動。

次のポイントは水深のある岸壁、着底前に竿先をグイッ・・・と押さえ込むアタリ!

送り込んで合わせを入れようとしたら、先手を取られて一気に走り出した!

あまりのスピードに、フッコかな?と思ったが、上がってきたのは35cmのオスの良型。

ここは、これまでで更に小移動、ここも水深のある岸壁だが、貝の層が張り出していて、その裏側に魚が潜む場所、さっそく餌を落とそうと際を覗き込んだとき、まっ黄色の婚姻色に染まった30cm位のオスが、メスらしき魚を追い回している。

どうやら、なかなか相手にしてもらえないらしく、イラついたように水面近くを泳ぎ回っては貝の層の裏に帰っていく・・・・という行動を繰り返している。(かわいそうなやつ)

ここでは、ハリス分も落ちないところでアタリ!

貝の層の裏に張り付くのを、無理やり引きずり出すように25cmのオスと30cmほどのメスを確保。

まっ黄色は、結局餌には見向きもせず、メスを探してどこかへ消えてしまった。(^^ゞ

その他、小型ながらも実績ポイントでは必ずアタリがあり、結果、沖提にそん色ない?釣果で大満足だった。

まぁ、平日釣行だからできることかな?

休日は、あっという間に釣り切られちゃうからね。

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日時:2007年12月11日6:30~14:00

場所:富津~木更津界隈

潮汐:大潮

釣果:アイナメ35cm×1、30cm×1尾、他中小7尾

渡り鳥も一休み?

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勤釣感謝の日・・・なのに?

2007年11月25日 | 2007年釣行記

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「今日は風もないし、絶好だね!  ・・・・でも・・・なんで、この超有名磯に人がいないのだろう・・・」

「夕方になったら、地元の人がたくさん来ますよ・・・きっと」

海は凪、風は北の微風、月が満月に近いことを除けば、少なくとも人間側の条件は良い。

前回が大荒れだったので、特に好天が嬉しい、先週のロコパパさんの釣果が前振りになっているだけに、今夜の釣果に期待が膨らむ。

到着時間が14時と早かったが、初めての場所、しかも好天の連休とあって混雑が予想されたので、夜になって慌てないように、荷物置き場や取り込み場所の想定など、十分に釣り座のチェックをして日暮れを待った。

その間、散歩がてら立ち寄った地元の人と情報交換。

「ほう、東京からですか、ならたくさん釣って帰らんとねぇ・・・こんなこというとなんだけど、最近は・・・・

その語尾がちょっと頼りないのは、何を意味しているのだろうか????

(とにかく、絶好の天気、多少の不安要素は釣技で補うさ)

・・・と、心中は脳天気ともいえる前向きさで満ちていて、冷静な判断が出来ない状態だった。(いつもだろって?)

日がようやく傾きだした16時頃、ゆっくりと準備をして第1投、潮が右に流れるというより、風で流されいている感じ、まだ満潮から下げに入ったばかりなので、こんなものかと思っていた。

ゆっくりとした間合いをとって数投したとき電話が鳴った。

「行けるようになったから・・・行く」

「たぶん、来ると思った。なははっ」

そんな訳で、あとからkeiさんを加え、結果的に仲間は3名、左右に2名入って5個のウキが波間に漂う?ことになった。

・・・というわけで?

既に前段で言い訳がましい布石を打ってきたように、絶不調の夜が始まった。

ロコパパさんや、地元の釣り人の情報から、タナをカゴまで二ヒロ取り、ハリスは1.5mの2本針、枝張りがスキンサビキの最近良く使う仕掛けで様子を見る。

暗くなるまではフグ、そして暗くなってからは、いわゆるネンブツダイ(クロホシイシモチ?)の連発、keiさんが到着した19時頃までそんな情況が続き、寒さが実際の気温以上に凍みてくる。

仕掛けはゆっくりと左から右に流れ、十分に流しきり、コマセも当に使い切っているので回収しようと、ちょっと大きめに竿を煽ったとき・・・ギュルルンッ・・・と食いついた!

「おっ!?・・・・アジっぽい?・・・やっと来たよぉ」

久しぶりに遠投EV3号をひん曲げてくれたのは、29cm良型!

さあ、時合い突入か?と思いきや、・・・ポッツリ・・・・ポッツリ・・・・と掛かる程度で、なかなか数が伸びない。

しかも、ポイントが絞れず、沖目で食ったり、手前で食ったり、右だったり、左だったり、障害となる高根がなく釣りやすい反面、ポイントを絞れず、かえって攻め手に迷うばかりとなってしまった。

22時頃、多数のネンブツダイと巨大なアカメフグを釣ったところで、心の中の何かが切れてしまい、今まで散々やってきた移動→撃沈パターンにハマることに。

「○○に行ってみる。情況が良かったら電話するね。」

「移動して良いこと無かったのじゃないの?」

「へへへっ」

既に釣友の冷静な忠告も入らず、小移動。

移動先は干潮時で入りやすかったが、10投して変化無し・・・(ToT)

そんな中、電話が鳴った。keiさんだ。

「あのう・・・すごく云いにくいんだけどぉ・・・今、入れ食ってます。」

「ええっ~!」

「ん~と、後で、『なんで教えてくれなかったの!』なんて云われても困るからさぁ・・・ダブルも来ちゃってさぁ・・・」

「うえぇ~~~~いぃ・・・戻るよぉ・・・」

自分の愚かさを責めるような道具の重さに耐え、元の超有名磯に戻ると、両脇の釣り人は撤収しており、我々3人だけとなった。

しかし、入れ食いの鉄火場的な様子ではなく、不思議に思っているとロコパパさんが・・・

「また、食わなくなっちゃいました。はははっ・・・」

「ええ~~~っ・・・・ってことは、俺のせいかぁ・・・俺が、俺がぁ~~・・・」

「・・・ち、違いますよ。あはは・・」

そんな訳で、移動後も深夜1時30分頃まで粘って見たものの情況は変わらず、貧果パターンの押さえともいえる富津アイナメに転進を決意。

ロコパパさんは、翌朝館山方面へ、keiさんは、やはり富津でメバルをやるとのことで、狙いものの攻める時間が違うので、磯の上で解散。

(車中泊)

 着込んでいても薄手のシュラフでは明け方は寒い。

6時に起床風はやや強いが問題はなし、さっそく準備をして岸壁に出てみると、3連休の中日となった今日は、徹夜組も含め人も多く出ている。

既に先週の良型ポイントに一人居て、入れ替わるように入ったが、やはり反応は無し、アナハゼのようなアタリを数回感じただけで終わり、車で小移動する。

今度は、岸壁沿いを丹念に攻める。

こちらも、見渡せば同業者が数名居り、争奪戦の様相だ。

2時間ほどフグとギンポウに遊ばれた以外にアタリが無く、諦めかけた頃、・・・・待望のアタリ!

ピリリッ・・・とした振動の後、フワァァ~と竿先を押さえ込み、23cmが上がってきた。

ここで、keiさんから電話。

「どう、こっち(メバル)はもう終わりだからそっち行くね。」

合流して、二人で始めるが、この釣りは歩いて何ぼなので、どんどん離れてしまう・・・そんなとき、なかなか竿の入りそうも無い狭い係留船との間のスペースで、・・・アタリ!

チョンッ・・・と入った後、一気に竿先を持ち込み、結構元気!

溝のようなところで食わせたので、やり取りに限界があり、何度も手前のえぐれに飛び込む!

なんとか浮かせたが、そんな場所なので玉網もまともに伸ばせず、経験したことの無いオネエ系のポーズで玉?網を伸ばし、なんとか捕獲成功!

32cmと長さは普通だったが太った肉厚のメスだった。

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この後、姿を見ずにばらしたのが1尾あったが、なんとかお土産も確保できたので、10時30頃に終了。

帰ってみると、hiro10さんから、タラのようなアイナメの情報が入っていた。

次回は、アイナメ一本のプランでいくか?

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日時:2007年11月23日19:00~翌1:30

場所:白浜界隈

潮汐:大潮

釣果:アジ22~29cm×8尾

日時:2007年11月24日6:30~10:30

場所:富津新港

潮汐:大潮

釣果:アイナメ23、32cm各1尾


真夜中の放浪と、執念の1尾・・・

2007年11月16日 | 2007年釣行記

南西風4m、のち北西風2m、海上波高1.5m

南西風が絡んでいるので気になったが、波高の予報が穏やかなので、ベストではないがやれるだろう・・・・と、甘い期待で出発。

先行している桜の園さんに電話すると

「いや~、風がだんだん強くなってきてさ、どこか逃げ場を捜しているところ・・・」

「そ~ですかぁ・・・深夜には風が変わるはずなのですけどね。」

この時点では、楽天的に考えていたが大甘だった。

合流したときが19時頃、西南西の風が10m近い感覚で吹いている。

相談して、風が変わるのを待つため、初めて竿を出すが千倉漁港に入る。

しかし、風は穏やかだが、フグ以外の生体反応が感じられず、ここも撤収。

だめもとで白浜~館山方面を再度物色したが、やはり釣りになりそうも無い。

日付が変わろうとする頃、好転しそうにない夜空を、二人で肩をすぼめながら仰ぎ見て・・・

「どうする?」

「参りましたね。餌も残っているし、富津まで戻り、朝まで仮眠してアイナメをやってみます。」

「んじゃ、そうすっか・・・」

富津で迎えた朝は、快晴にベタ凪、潮は澄んで底の状態が良く解る。

敷石帯へ穴釣りに行くという、桜の園さんと別れて、埠頭のヘチを短竿で探り始める。

ヘチ際にウミタナゴ魚群が見えるが、反応しない。

底で弱いアタリを拾うと根掛りのような感触、ズルリッ・・・と抜けて上がったのは、ギンポウ。

悪い外道ではないが、後が続かず、徐々に親指くらいのサイズのフグが密集してきてしまいポイント移動。

かなりの距離を歩いたり、大きく車で移動したりしたが、なかなか本命にはめぐり合えず、徐々に『本命Wボーズ!』の恐怖?が迫ってくる。

昼前に帰宅予定という桜の園さんが、そろそろ上がってきそうな時間に、正にピンポイントで魚群の穴を発見!

フグとは違う、竿先を震わせた後、押さえ込むようなアタリで20cmほどの本命が上がり、更にデキアイナメが2尾続いた後、ストロークの大きい押さえ込みのアタリ!

送り込んで合わせると、ズシッッ・・・・という重量感。!

ハリスは1.2号、ここまで散々フグに痛めつけられているので、ハリスを気遣い魚任せのやり取りにならざるを得ない。

何度も手前の堤防のエグレに逃げ込もうとするのをいなしながら、徐々に距離を詰めていくと、独特のまだら模様の魚体が澄んだ潮の中で反転するのが見えた。

大きい!

思わず、肩に掛けた玉網を左手で握り締めたが、・・・・まだ早い。

最後の突込みをかわし、水面を割った直後無事一発で玉網入れ成功!

よく視ると、針は唇の上の皮膚を薄く貫いただけのスレといってよい状況だった。

「あぶね~」

このとき、周囲に誰も居らず、玉網を背負っていなかったら取れなかったかも・・・・

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カメラに収めてほっとしたとき、敷石帯から桜の園さんが帰ってきた。

「いや~キュウセンが多くて、・・・・・んおおっ!釣ったねぇ~」

「たった今っす! まだ居るかも・・・やってみて!」

・・・と、二人で同じ場所を探り、大型は続かなかったが、小型をギンポウ交じりで数尾ずつ追加したところで終了。

上がるときに桜の園さんが・・・・

「pingさん、今日これから南房いくの?」

「???・・・ええ~っ行けないっすよぉ! でも、今夜のほうが釣れそうですね。」

日時:2007年11月14日19:00~24:00

場所:千倉~白浜界隈

潮汐:中潮

釣果:ボーズ

日時:2007年11月15日6:00~10:00

場所:富津新港

潮汐:中潮

釣果:アイナメ20~37cm×4尾、小メバル・ギンポウ・ウミタナゴ