波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

砂になりたい・・・

2009年07月27日 | 2009年釣行記

Ca3a0307

 

土曜日の朝・・・

 

「私をおいて行ってしまうのね・・・」

 

「すまない・・・園子、今回の任務には危険が多すぎて、釣れて行けない・・・いや、連れて行けない・・・」

 

Boooooonnn! と一気に時間は21時にジャンプ!

 

暗闇の某所、濃霧がその異様さを増幅する。

 

その漆黒の闇の中から泳ぐように・・・ゆっくりと1台の車が滑り出てきて、ワシの車に横付けされる。

 

・・・ヤツだ。

 

「ここじゃまずい・・・あの岸壁までいって話そう・・・」

 

エージェントSは、小声でそういってウインドーを閉めた。

 

昨夜から潜入している他のエージェントから得た情報を一通り聴き終わった後、互いの任務を確認して明朝に再びコンタクトすることとなった。

 

今回の任務は、南房の秘宝「黄金の魚」の略奪と、秘密結社メタリックスの拠点への攻撃。

どちらもSランクの任務だ!

 

 

 

あ~あ、・・・なんて書き出しただけで虚しくなってしまいました。

えーえーそうですとも、釣れませんでした!

はいはい、夜の鯵も、未明からのカイズも、かすりもしませんでしたとさ!

 

 

 

 

 

「お帰りpingちゃん、大変だったわね!」

 

「・・・園子・・・君が正しかった・・・」

 

 

南風のバカヤロ~

Ca3a0309  

 

解っていて同じことを繰り返すワシ・・・

でも、今年の気候はなんかおかしいでしょ?

南風がず~っと吹いてるし・・・海藻も少ないし・・・  えっ・・結局言い訳かって?

 

 

ああ・・・砂になりたい・・・

 

 

 

 

 

 

 

日時:2009年7月25~26日 中潮

場所:南房某所

釣果:Wぼ~ず! 

 

(画像が関連するのは気象のみです。本文とは関連がありません。)


特に書くことも無いのですが・・・

2009年07月22日 | 日記・エッセイ・コラム
</object>

 

海の日がらみの連休は南西爆風が予想されていたため、今年の初団子投げを予定していましたが中止、することが無くて19日は、庭からお隣さんの敷地へ ずおぉぉ~~ん・・・と張り出してしまった雑木の撤去作業を敢行。

高枝バサミやら鋸やらで、普段使わない筋肉を酷使したためか、全身が筋肉痛を通り越してだる~~くなってしまい、食べそびれたプリンのように重力に負けていました。(^^ゞ

 

ようやく体力も戻ってきたので、今週末は、南房アジ→団子投げのリレー釣行の予定です。

 

食欲も戻り、今日は頂き物のケーキを爆食! 体も団子のように丸くなってきました。

 

別にケーキ爆食と皆既日食を掛けたオヤジギャグではありません。

 

たまたまです!・・・あれ?これも意識していません。

 

太陽と戦慄パートⅡ(キング・クリムゾン)↓ どうしてこのタイトル(和訳)になったのかな?

  


zero・・・そうだったのか!

2009年07月12日 | 2009年釣行記

 帰りに立ち寄った川下港付近から見た野島崎方面。

Ca3a0304  

 

不調の南房アジ、それでも大型が釣れるこの時期、週末の予報が良いとどうしても体が動いてしまう。

 

今回は当日になってから、HIDEさん、keiさんが次々と道連れを志願?してきた。

 

釣り場に着いてみると土曜の20時というのに、釣り人は疎らで、お気に入りの釣り座が難なく確保できた。

そして足元には真新しいコマセの後、ついさっきまでここに誰か居たような形跡だ。

 

・・・おかしい。・・・釣れなくて移動したのかな?

  

前回が前回だっただけに、ショックもなかったがこの時点で今日も厳しいと先入観を持ってしまった。

 

「いよ~久し振りだなぁ! まともに釣りに来たのは!」

 

とkeiさんがHIDEさんと共に登場。

 

「ういっす!ここがこの時間で空いているとは思わなかったよ。」

 

今回は一番潮上になる釣り座にワシ、続いてkeiさん、潮下にHIDEさんの順で入り、ワシは前半はコマセ係を担当し、まずは久しぶりに南房アジをやりに来た二人に、渋い中でもなんとか釣果を上げてもらい、《恩を売って支配下に置く作戦・・・》を開始。(人間ちいせ~)

 

『今夜も釣れて5尾くらいかな・・・』

 

・・・と思いつつ、投入を繰り返すこと数投、keiさん達もようやく準備が整い3人のウキが波間に漂う。

多少ウネリが残っているものの、風は背後からで潮の流れも程よい感じ・・・

 

keiさんに最初に来たのはネンブツダイ。

 

「あ~金魚だよ。」

 

「今年はそれが多いんだよね。」

 

・・・また前回のパターンか・・・と思ったら・・・

 

「おっ?・・・食ったよ・・・うん、乗ってる!」

 

・・・と、keiさんにレギュラーサイズ25cm!

 

「えっ?・・・マジですか?・・・ワシのコマセが効いたよね?ねっ?」

 

「おっ?・・・また食ったよ!」

 

「あっ! こっちも食いましたよ!・・・・ん?・・・でかいかも?」

 

HIDEさんが釣り上げたのは、よく太った34cmの大鯵!

 

「ええ~っ!で・・・でかいね!」(・・・今日はどうなってるの?)

 

以前のような爆発的な入れ食いには程遠いが、明らかに前回の釣行とは状況が一変している。

 

この時点で、姑息な作戦は撤廃! 《ワシもワシがワシのアジを釣るのだ!作戦》に変更!

とにかくアタリの出る狭い範囲を3人で集中して攻めるので、投入ミスや回収時のライン交錯で、 タイムロスをすることもあるが、20時30分~翌3時30分頃まで、誰かの竿にポツリ・ポツリとアタリがあり、飽きることなく7月の早い朝を迎えられた。

 

圧巻だったのはHIDEさん、総数は10尾と三人の中では最も少なかったが、34cmを筆頭に30cmオーバーを5本揃える大活躍!

 

Ca3a03031

 

 

駐車スペースで片付けをしながら話していたら、なんとほぼ0タナ・・・、つまりウキとカゴとの間隔をほとんど開けていないで釣っていたそうな・・・

 

云われてみれば、初めて南房アジの洗礼を受けた磯は超浅場だった。

エサを食って水面を飛んだアジが今でも脳裏に焼き付いている。

 

タナ1ヒロ半で始めたワシにはなかなか序盤でアタリがなく、潮位が下がるのに合わせて・・・と思い1ヒロに上げた時点からアタリが頻発してきた。

keiさんもほぼワシと同数釣っているが、常にラインを張り誘いを掛け続けるスタイル・・・要するに同じウキ下でも仕掛けが常に浮いた状態になっている。

 

ワシも3人なので交錯したりするため結構ラインを張り気味にせざるを得なかったのが結果的に浅ダナを攻めることになった。 

 

「次回はサヨリンでやってみようかなぁ・・・」

 

と大真面目に語るHIDEさん。

 

あると思います。

 

 

Ca3a0305

長いこと同じことを繰り返していると、先入観が邪魔をして自然な変化が見えなくなる。初心に帰ろう。

 

日時:2009年7月11~12日 中潮

場所:南房某所

釣果:鯵25cm前後×14尾

 


もう釣りなんてしない・・・? 南南西の風&うねり2m

2009年07月07日 | 2009年釣行記

今回は久々に単独行か・・・と思っていたら・・・

 

 
「海辺のオープンカフェでお持ちしてますわ・・・」

 

・・・と、桜 園子さんからのお誘いが!
 
 

 かみさんに悟られないように、そそくさと準備をして向かったのは南房某所。
現地着くとオープンカフェには人気は無く、園子さんとお友達のⅠさんの2名が既に釣り場に待機していた。

 

 予報は南南西の風が4~5m、うねり2m・・・とあったが、釣り座に立って改めて海を観るとそれよりやや荒れている感がある。

到着した16時はちょうど満潮、ウネリが気になったが足場になるところは乾いていたので、可能と判断。

 

Cimg34602_3

 

最初は、サラシを狙ってルアーを投げてみたが、開始早々に風にあおられ失速、更に波にもまれて根掛り・・・・回収不能。(ToT)/~~~

 気を取り直してカゴを投げ始めたが17時過ぎて小メジナ、小鯖・・・

 

「前回と同じパターンならそろそろ鯵が・・・」

 

と思って・・・思って・・・思って・・・ウキに灯を入れて・・・思って・・・思って・・・あれ? 食わんでないの?

 

気がつけば20時過ぎ・・・

 

「はぁぁぁ~~・・・・」

 

ため息だけが空のクーラーを満たしてゆく・・・

そんな中、携帯が鳴る・・・

 

「良かったら、カフェでディナーをご一緒しませんこと?」

 

また園子さんから!

園子さんと&Ⅰさんは、いつのまにか海辺のカフェに休憩に戻っていて、ディナーを用意してくれていた!

 

 席に着き夜空を見上げると、最近にしては珍しく雲が切れて月がよく見える。

オリエンタル風のパスタをメインにした軽いディナーをご馳走になり、食後のコーヒーを楽しみながら、状況分析・・・。

 

外房から南房にかけて全般に低調。
魚が回っている感じがしない。
居ても群れが小さい。

 

長くこの釣りをやってきたお二人をしても、今年の状況は異常のようだ。

 

嘆いていても、竿を出さねば魚は釣れない。

 

休憩が功を奏したか、数投しても餌が残ってきた(フグの攻撃が和らいだ)と気付いた直後にアタリ!

 

Cimg34631_2

 

園子さんに撮ってもらったのは25cm弱のここではやや小ぶりの鯵

 

「やっと来たよ! さあ! 始まるぞ!」

 

と気合を入れた・・・・が、続かず。

それでも、姿を見たので集中してそのラインを責める。

・・・・流し切って、仕掛けを回収する前のひと煽りにアタリ!

 

ズシュルルッッッ!・・・とラインを引き出す!
途中でリールを巻く手を止めさせるような引き込みを見せて上がったのは、31cmの良型!

 

Ca3a03002_2

 

そしてまた数投のインターバル後にアタリ!

今度は25cmほどのレギュラーサイズ。

 

園子さんも釣り上げたが掛かりが浅かったのか抜き上げた直後に外れたらしく、

 

「あ~やだぁ~!」

 

・・・と云ってる間に前下がりの磯をすべって海へ・・・残念。

 

そしてまた中抜けがあってアタリ!
更に強烈な引きで上がってきたのは久々の尺鯵33cm!

 

・・・・と、文字に上では活発にアタリがあるように見えるが、実際には3時間近くかかっている。
30分に1回のアタリを信じて待つというのがどういうことかは、先輩諸兄はお判りことと存ずる。

 

その後、園子さん&Ⅰさんは・・・・

 

「もう!鯵釣りなんかしてあげないっ!」

 

ご機嫌ナナメ&門限?もあって帰宅され、1人釣り場に残ることに・・・。

 

 園子さんのご機嫌をとりなす為にも、なんとか次に繋がる結果が欲しいと思ったが、穏やかになりつつあった海に再び南西風とウネリが舞い戻り、最後はフグも寝床に帰ってしまったような激渋状態になった。

 

 日付も既に変わり、うんざりして竿を置いて高所から見渡すと、さすがに月曜日の未明だけあって海岸に人の気配は無い。

 

「やめよっ!」

 

 実は前夜から持病のアレルギー性鼻炎が再発してくしゃみが止まらず、辛かったのもあってここで終了。

 

Ca3a03021

  

 久しぶりに尺鯵には出会えたが、本来ならもっと数がまとまってもおかしくない夜だった。

唯一のマイナス要因は南西風か・・・逃げ場の選択肢も用意していたが、吹き方が中途半端だったので気持ちが動かなかった。

<南西風>・・・何度このキーワードで振られて来たことだろう・・・

涙の理由は、鼻炎のせいだけじゃない・・・

  

</object>

 

 

日時:2009年7月5~6日 中潮

場所:南房某所

釣果:鯵25cm前後×3尾、31cm・33cm各1尾